嫉妬の香り の商品レビュー
この著者の作品は表現…
この著者の作品は表現が深いというか難しすぎて、とっつきにくかったのですが、本作品は読みやすく、というかわかりやすく、楽しむことが出来ました。嫉妬というのがテーマなのも比較的単純ですし・・・
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どんどん深みにはまっ…
どんどん深みにはまっていく感じでした。少し頭が痛くなりました。
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最初はちょっとしたこ…
最初はちょっとしたことなのに、どんどん深みにはまっていってしまう。気軽に読んでいたはずなのに、段々重苦しくなってしまう。最後の方ではえー!っとちょっと納得いかない衝撃的な展開が。人間ってもろいもんなんだなと思った作品です。
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嫉妬という本能的な感…
嫉妬という本能的な感覚を浮き上がらせる時人は積極的になれる。後は理性がどう働くかだけが問題だろう。この作品において一行だけの章の言葉が、一番真を突いていたように感じました。
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好きな人のことを疑い…
好きな人のことを疑いだすときりがない・・・嫉妬して疑いだすと行動の一つ一つが疑わしい・・・その疑いを確定するための一つに香りがある。自分以外の香りを夫が持ち帰ってきたら・・・?
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嫉妬という厄介な感情…
嫉妬という厄介な感情から生じる日常。恋愛の無秩序さと醜い部分、というか当たり前に生じる感情、先の見えなさに対する漠然とした不安とを丹念に書き出している。
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大人の男女4人の交錯…
大人の男女4人の交錯する嫉妬心が、これまでうまくいっていた関係を崩してしまう。大人の男女ならではの弱さをうまく描いていると思います。
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「アロマテラピー? …
「アロマテラピー? ああ、匂いをかぐやつでしょ?」 というくらいの知識でないと、この本を読んではいけない。 アロマの記述や、効果などの記述がうそばっかなので、さらに、うそ臭くつくりものめいた人間関係が、よけいそう見えてしまう。
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オススメ
嫉妬=醜い感情、隠すべきもの……というイメージがあるけど、時に人を突き動かすエネルギーとなる。4人の男女それぞれの嫉妬、情愛に揺らぐ心を描きあげた本作。キーワードとなる「香り」が、ちょっとエロティックでいい。
TKS
これは勿論いい意味ですが、ねっとり生々しく面倒くさい男女の性愛がひたすら綴られている。どうしようもない人たち。むせ返るようなホワイトフローラルの濃厚な香りが漂ってきて酔いそう。でも、定期的に読みたくなる辻さんの本
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