嫉妬の香り の商品レビュー
愛する彼女は友達と浮気をしているんじゃないか… そういう不安にかられているときに、友達の妻から話をもちかけられる 「二人は浮気をしているから、私たちもしましょう。」 独占できないと知りながら 相手を欲しがる… ある日彼女から あることを言われ―…
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ニオイフェチの私にはよくわかる。(笑) でも、嫉妬という感情はあまり持ち合わせてはいない。 主人公が、相手の動物的な体臭(フェロモン?)に見せられている様子、 それは読んでいて共感するところがあった。
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辻仁成はそこそこの変態だと思う。 そしてまた、香りに対する『記憶』がテーマ。 なんだろね、この人。 薄っぺらい話やったけどまだ許せるかなぁ
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嫉妬っていう言葉には、「女」という漢字が入っているから、嫉妬するのは女だけかと思いがちだけど、実は男の人のが嫉妬深いのかもって思った。 ちょっとエロティックだけど、読み進むにつれ、興味深さが増していく。大人の恋愛というものを悟れる一冊。
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ドラマになりましたね。 嫉妬と香りが絡まってなんともいえない空気をかもし出してる感じでした。 最後のくだりがなんか知らんけど印象に残った。
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私にとって非現実的な設定であったが、共感できる部分は多かった。区切りが多く、さくさくと読むことができた。
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辻さんの小説は2冊目。 前に読んだのが「冷静と情熱のあいだに」だったのだけど、辻さんの小説はパリがよく出てくるのかな?なんて思ったりしました。 やっぱり私、辻さんの文章好きです。
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「香り」を通奏低音に描かれる、恋愛ストーリー。愛とは何か。愛と嫉妬の表裏一体性。激しい嫉妬が生んだ衝撃の結末とは。
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辻作品の魅力のひとつって、だから例えばこういうトコロ。直接的な部分だけじゃなくて、その奥にもっと情熱的なものがある、のだ。
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大人の愛を考えさせられますョ。 もともと辻仁成サンの小説が好きで、タイトルに惹かれて買ったんだけど… 〈愛と嫉妬は常に危険な関係にある。…愛するものを奪われるという虞から嫉妬するのではない。自分が傷つくのが怖いから嫉妬の鎧を着てしまうのであり、つまり嫉妬とは自己愛に他ならない。...
大人の愛を考えさせられますョ。 もともと辻仁成サンの小説が好きで、タイトルに惹かれて買ったんだけど… 〈愛と嫉妬は常に危険な関係にある。…愛するものを奪われるという虞から嫉妬するのではない。自分が傷つくのが怖いから嫉妬の鎧を着てしまうのであり、つまり嫉妬とは自己愛に他ならない。〉 嫉妬する側も、される側も経験があるから、余計にのめり込んで読んだ。 〈香りとは運命をも導く道具なのであろう。〉 嫉妬に翻弄され、崩壊する関係。 理性を奪う香り。 大人の、愛を問う。
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