信長新記(1) の商品レビュー

佐藤大輔(著者)

2021/12/23

信長、信忠が本能寺の変を逃げ延びたら？という仮想戦記。
本能寺の変以降部下に対する態度を改めた信長の真意を取り間違えた柴田が謀反とか展開が面白いね。
それにしてもこの作中でも火力主義者なんだな。と

2010/02/12

信長が本能寺で死ななかったらのif本。
面白いのは戦国だけの話でなく、それが数百年後の現代にまでわたっていること。
信長が死なないと歴史はこうなっていく。
というアプローチが妙に説得力のある筆力で描写されている。
史実とは異なる武将達の姿が荒唐無稽に感じられないところが凄い。

やばい…ナニコレ？ かなり面白い。
決戦シュミレーション・シーンとか分かりやすい。
銀河英雄伝説とかの戦術描写とか好きな人にはたまらないかもな。

因に2巻は1巻ほどの衝撃はありません。
まぁ合戦が終わり事後処理と組織作りの始まりって感じだからかな。
それなりに面白いけどちょっと眠い。
2巻は★★★★くらいだな。

そんでもって3巻★★★★★
こちらは合戦中心。
家康と、信長配下の武将達との様々な戦術シュミレーションが楽しめます。
信長を頂点に新しい軍隊システムが徐々に出来上がっていく仮定が面白い。
その踏み台にされた様な形になっている家康と三河州が哀しい。
そして、そこで終わるか！
といったところで、終わっています。

む〜〜〜っ！て感じです。

以下次号て感じなのに発刊されてから、既に14年…。
本書自体が、失われた書で続きの巻の発掘を待つと言った状態か。

まだ語られていない部分や、これから語られて行くだろう若い武将達の台頭がどうなされていくか読みたい！
発掘されるんかな？
されなさそうだが…もったいない。

2009/10/04

もし、信長が本能寺の変で死ななかったら？
歴史の“もしも”を題材にした、架空歴史戦記。
本ストーリーよりも、時々ちらりと出てくるその１００年後５００年後の歴史の状況に興味がわく。