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雨はコーラがのめない の商品レビュー

3.5

73件のお客様レビュー

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心地いい

愛犬「雨」は、江國さんの大切なパートナー。彼と一緒に音楽を聞きながら過ごす、満ち足りた時間。「お互いを大好きでも、完璧に分かり合うことは永遠にない」関係の心地よさ。音楽と愛犬を柔らかく語ったエッセイ。

abtm

2023/08/05

洋楽がたくさん出てくるけど、さっぱり分からない。洋楽好きな人にとっては、とてもおもしろく読めるんじゃないかな。 音楽を聴きながらお酒を飲み、愛犬とたわむれるなんて、うらやましい生活だなー。

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2023/02/02

雨の無邪気な描写に思わずクスッと笑ってしまうことが多かった。 自分もある程度音楽が好きだと思ってきたけど、この本を読むと自分はまだまだなんだなって思わされた……。 ここに出てきた音楽、いつか全部聴いてみたいと思う。 そして、私はよく、人をいろんな面から見て「この人はどういう人なん...

雨の無邪気な描写に思わずクスッと笑ってしまうことが多かった。 自分もある程度音楽が好きだと思ってきたけど、この本を読むと自分はまだまだなんだなって思わされた……。 ここに出てきた音楽、いつか全部聴いてみたいと思う。 そして、私はよく、人をいろんな面から見て「この人はどういう人なんだろう」と考えて疲れることがあるけど、良くも悪くもその人は自分が見ている人でしかない、ということに気付かされた。

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2016/10/08

雨はコーラがのめないというタイトルの意味ってなんだろうと思ったら、雨は江國さんの愛犬のこと。 雨と江國さんの好きな音楽は一緒らしいので、よく音楽を一緒に聴くみたい。 私もシンプリー・レッドが聴きたくなって手に入れました。 音楽と本がよく合う本。

Posted byブクログ

2016/05/08

“雨”は雄のアメリカン・コッカスパニエルで、江國さんの愛犬、2歳の出会いから、白内障で目が見えなくなってしまった今(6歳)までの、“雨”と時々の音楽をめぐるエッセイです。江國さんは私より10歳ぐらい若いはずですが、音楽の趣味はかなり重なって(偏って)います。本の真中あたりで、門あ...

“雨”は雄のアメリカン・コッカスパニエルで、江國さんの愛犬、2歳の出会いから、白内障で目が見えなくなってしまった今(6歳)までの、“雨”と時々の音楽をめぐるエッセイです。江國さんは私より10歳ぐらい若いはずですが、音楽の趣味はかなり重なって(偏って)います。本の真中あたりで、門あさ美の『セミヌード』が出てきたときには、正直驚きました。かつて私も彼女のすべてのアルバム(もちろんLPレコード)をもっており、愛聴盤でした。しかし、門あさ美という歌手をご存知の方がどれぐらいおられるか??? 同じく江國さんの代30回直木賞受賞作、『号泣する準備はできていた』も読みたいところですが、市立図書館で調べたら、552件の予約があり、これを借りて読むのは至難の業です。

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2015/12/17

触発されてamazonでCD探し。 hi-posi、madonnaを。 すーぐに影響されるんだから と自画自賛。 音はないならないでもいいんだけど 気持ちを 上げも下げもしてくれるし、 聞いてたときの空気を 想いださせてくれたりも。 雨という名の犬と音楽。...

触発されてamazonでCD探し。 hi-posi、madonnaを。 すーぐに影響されるんだから と自画自賛。 音はないならないでもいいんだけど 気持ちを 上げも下げもしてくれるし、 聞いてたときの空気を 想いださせてくれたりも。 雨という名の犬と音楽。 なくてはならないものだったんだと。 江國さんにとって。 装丁が葛西薫さん。イイ感じ。

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2014/03/23

愛犬と音楽の話。著者とは同年代なのでよくわかる曲もあれば、聞いたこともないアーティストもいて、YouTubeで検索しながら曲を聴き、本を読んだ。ウテレンパとARICOを知ることができたのが収穫。近頃は犬を見てもときめかないが、久しぶりに犬と遊びたくなった。

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2013/08/10

CCRやドン・マクリーン、UB40などの音楽と、雨という名の飼い犬のエッセイ。 この本に出てくる音楽を、YOUTUBEで聴きながら読みました。 こんな読み方をしたのは初めてだけど、いい時間でした。 いい時代になったとつくづく思いました。

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2013/06/27

はじめて雨に会った日のことは、忘れられない。 凍えそうに寒い、十二月の、雨の日だった。 濃い栗色の巻き毛をした雨は、オスのアメリカン・コッカスパニエル。 私たちは、よく一緒に音楽を聴いて、二人だけのみちたりた時間を過ごす。もちろん、散歩にも行くし、玩具で遊んだりもするけど。 ...

はじめて雨に会った日のことは、忘れられない。 凍えそうに寒い、十二月の、雨の日だった。 濃い栗色の巻き毛をした雨は、オスのアメリカン・コッカスパニエル。 私たちは、よく一緒に音楽を聴いて、二人だけのみちたりた時間を過ごす。もちろん、散歩にも行くし、玩具で遊んだりもするけど。 甘えたがりの愛犬との特別な日常や、過去の記憶を呼び覚ます音楽について、冴え冴えと綴った好エッセイ集。 。・゜*・。・゜*・。・゜*・。・゜*・ H25.6.27 読了 江國香織の文章は、雨の日に読むと浸ってしまう。 浸りたくて、雨の日を選んで読むのだけれど。 雨(オスのアメリカン・コッカスパニエル)との話は、すごく愛を感じて良かった。 自分があまり音楽を聞かないからか、そこにあるものが音楽だけでなく、本だったり匂いだったり、色んなことがたくさん散りばめられていたら、もっと良かったのになぁと思う。 今回、分かるなぁと思ってしまった言葉がいくつかあったけれど、その中でも 「寒さが心地よく思えるのは、たとえば冬の夜のコンサートのあととおなじで、肉体の内側がたっぷり温かくなっているからだろう。」 という一文には、自分では言葉に出来なかった感覚が言語化されて、なるほどなぁ確かに…!と、思わず感慨にふけってしまった。

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2013/05/19

題名に惹かれて読みましたが、みなさんもレビューに書いてる通り、小説ではなくエッセイでした。 私自身、犬が好きなので、まったり読むことができました。 今は実家暮らしで、犬が飼えませんが、たまに姉の子供を預かることがあり、その時は、甥っ子がまだ喋れないことをいいことに(笑)甥っ子に捌...

題名に惹かれて読みましたが、みなさんもレビューに書いてる通り、小説ではなくエッセイでした。 私自身、犬が好きなので、まったり読むことができました。 今は実家暮らしで、犬が飼えませんが、たまに姉の子供を預かることがあり、その時は、甥っ子がまだ喋れないことをいいことに(笑)甥っ子に捌け口してます(笑) 何を言ってもニコニコしてくれるので、もう幸せです。 いつか家を出たら、私も犬を飼いたいです。

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