涼宮ハルヒの暴走 の商品レビュー
ハルヒが無理やり結成したSOS団の団員それぞれがSOS団を仲間として認識してきているのがわかる巻。長門に手を出す者に対して戦う意思をそれぞれ見せているが、ハルヒや世界ではなくSOS団を守ろうと最初に行動しているのは長門かもしれない。
Posted by
BSでアニメ版を観て「エンドレスエイト」をもう一度読みたかったため再読。以前読んだときはアニメ版を見る前だったのでするっと流れて行ってしまったけれど、アニメ版を見てからだと、ループの中の一回だという感じがより実感でき、決着の場面の安堵感が大きかった。最後の最後はきれいに落ちがつい...
BSでアニメ版を観て「エンドレスエイト」をもう一度読みたかったため再読。以前読んだときはアニメ版を見る前だったのでするっと流れて行ってしまったけれど、アニメ版を見てからだと、ループの中の一回だという感じがより実感でき、決着の場面の安堵感が大きかった。最後の最後はきれいに落ちがついている。うまい! 「狂人の論理:狂った世界では正気の人間のほうがおかしく見える」は『このすば』でいうとめぐみんとゆんゆんの関係みたいなことかも。
Posted by
「雪山症候群」が絶妙。 ミステリ&SFが掛け合っての展開が面白かった。 「射手座の日」の長門の実は・・・な一面、 「エンドレスエイト」のなるほどコレか!な クライマックスといい、 どれも楽しい短編集。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アニメのエンドレスエイトはやり過ぎ(考えなさ過ぎ、あるいは考えすぎて外した)の感があったが、小説はそんなこともなく、SFテイストを加味した短編として、まあまあよかったんじゃないですか。ループものは他の作品にあるかもしれないが、その回数、ループ全部を知っている人物が存在すること、それが別作「消失」の伏線・補充になっているところは構成の妙というやつかもしれない。雪山編は捻りも利いていて良。先を読んでみないと意味がわからないところもありますが…。
Posted by
シリーズの5作目。 登場人物が個性的で把握しやすい。 「雪山症候群」の「オイラーの多面体定理」が登場するあたりが面白かった。 例えをふんだんに使用した一文の長い文体も、読んでいるうちに慣れて、気にならなくなる。 むしろ楽しく感じてくる。 「不可思議な状況にまきこまれる」という物語...
シリーズの5作目。 登場人物が個性的で把握しやすい。 「雪山症候群」の「オイラーの多面体定理」が登場するあたりが面白かった。 例えをふんだんに使用した一文の長い文体も、読んでいるうちに慣れて、気にならなくなる。 むしろ楽しく感じてくる。 「不可思議な状況にまきこまれる」という物語の筋も好きだが、それ以上に、言葉遣いや「例え」が好き。 「ビザンチン帝国ユスチニアヌス帝位時代の名将ベリサリウスにも匹敵するのではないかと瞠目する獅子奮迅さ加減」 ――ちょっと何言ってるかわからないものもあった。 1作目から4作目も読んでみたくなった。
Posted by
シリーズ5作目。中短編集。☆3.5。 「射手座の日」と「雪山症候群」が良い。 「雪山症候群」はミステリチックな設定で、がっつりSFしてた。
Posted by
エンドレスエイト、射手座の日、雪山症候群の三編を含む。エンドレスエイト、射手座の日は共にアニメのほうが映像を伴う分、良く出来ていた。
Posted by
夏、秋、冬な短編集。 また夏? と思ったら、エンドレスだった、という。 なんでもあり状態ですが、それをきっちり数えている それもすごいと思います。 確かに、これは記憶にあったら混乱する。 秋は、すっかり忘れていた隣の部長。 卑怯技まで駆使したというのに…ご愁傷様。 結構彼女の...
夏、秋、冬な短編集。 また夏? と思ったら、エンドレスだった、という。 なんでもあり状態ですが、それをきっちり数えている それもすごいと思います。 確かに、これは記憶にあったら混乱する。 秋は、すっかり忘れていた隣の部長。 卑怯技まで駆使したというのに…ご愁傷様。 結構彼女の感情が見えてきましたが さらにぐぐっと。 どこまで見せてくれるのでしょうか?w 定番(?)の遭難な冬。 夏の合宿と違って、増えた2名は置き去り。 巻き込むわけには、ですし。 さらっとオイラーが出てくるのにびっくりです。
Posted by
小説 ライトノベル 谷川流 読書 角川スニーカー文庫 涼宮ハルヒ 短編 夏休み~冬休みにかけての各季節ごと短篇集 どの話も長門が退屈し、楽しみ、闘った話 [夏:エンドレスエイト] アニメでは多くの人を悲嘆に暮れさせた内容だったようなので期待してたのですが、繰り返し話しなのです...
小説 ライトノベル 谷川流 読書 角川スニーカー文庫 涼宮ハルヒ 短編 夏休み~冬休みにかけての各季節ごと短篇集 どの話も長門が退屈し、楽しみ、闘った話 [夏:エンドレスエイト] アニメでは多くの人を悲嘆に暮れさせた内容だったようなので期待してたのですが、繰り返し話しなのですね。 数万回も同じ日常を繰り返したりしたらエラーが蓄積したりもしますわな [秋:射手座の日] PC研との勝負。 動作中のプログラム自体を改竄する方法なんて想像もつかないな・・・ [冬:雪山症候群] 孤島症候群(推理ゲーム)の雪山バージョンの前日譚。長門があそこまでやられてる場面ってのも珍しい。 さすがにこの自体を夢オチで片付けるのは無理が在る気がするんだけどなあ・・・。 はてさてこの事態の黒幕は誰なんでしょうかね。 そして鶴屋さんは一体どこまで事態を把握しているのやら
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2004年初版発行の『涼宮ハルヒの暴走』、その第五版(2005)でシリーズ5作目。収録は「エンドレスエイト」、「射手座の日」、「雪山症候群」。 「エンドレスエイト」で、浴衣を着たみくるのかわいさについてハルヒは、「この可愛さはガチなゲイの男には通用しないの。男が百人くらいいたら五人はゲイなのよ。よく覚えておきなさい」という。15,498回近くもハルヒはこの台詞を繰り返したのだろうか。 「雪山症候群」では、謎屋敷でSOS団それぞれの部屋に違うメンバーの幻影が現れ、古泉の部屋に現われたキョンは「あなたがやりそうもないようなことを、ね。」何が古泉の部屋で繰り広げられようとしたのか、想像かき立てられる究極の作品だ。 「射手座の日」はハルヒシリーズのギャグパートとしてはかなり秀逸な作品。「よし、長門。やっちまえ」
Posted by