僕たちの戦争 の商品レビュー
吾一が愛しい。話が荻原さんのイメージと少し違ってて新鮮だった。健太がだんだん性格が変わっていったり、吾一のしゃべり方が時代にあってきたりするのに悲しさを覚える。何もしなかったら運命は変わらないんだ。
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ドラマがなかなか面白かったので原作が気になり読んでみました。 ドラマとの違いはよく覚えていませんが 入れ代わってしまった二人の心の変化のようなものが 書かれていて面白かった。 荻原浩にはまったきっかけでもある。
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再読でした。 海難事故がきっかけで現代と戦時中で入れ替わってしまった二人の男の子を描いています。 なかなかおもしろかった。
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平成の世を生きるフリーターの小島健太。戦時中の空軍飛行術練習生の石庭吾一。サーフィンで大波に飲まれた健太と、飛行訓練中に操縦を誤り海に墜落した吾一は、入れ違いのようにタイムスリップする。上官の山口に疎まれ、精神注入棒(バッター)で殴られたり散々な健太だが、「根拠なしポジティブ」で...
平成の世を生きるフリーターの小島健太。戦時中の空軍飛行術練習生の石庭吾一。サーフィンで大波に飲まれた健太と、飛行訓練中に操縦を誤り海に墜落した吾一は、入れ違いのようにタイムスリップする。上官の山口に疎まれ、精神注入棒(バッター)で殴られたり散々な健太だが、「根拠なしポジティブ」で戦時中の世を生き抜いていく。吾一は平成の世に落胆しつつも、健太の彼女であるミナミへの思いはどんどん強くなっていく…。入れ替わりタイムスリップという設定は、ちょっとありがちな感じで新鮮味に欠けるが、人物描写が面白く話に引き込まれる。体力的に楽な筈の吾一より、健太の方が生き生きとしているように感じる。健太と吾一の話がほぼ交互に繰り返されるのだが、一節が短めで、時に気をそがれることがあり、この形式は個人的にはあまり好きではない。映像化もされているようで、機会があったら観てみたい。SF青春小説。
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昭和の章と平成の章が交互に書かれていてその章数がそれぞれ漢数字と数字で表記されているのに51章(全61章中)で気づいた。 最後、どっちとも取れる終わり方にすこし複雑な気分。(2008/3/13)
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タイムスリップもの。でも入れ替わるのが現代と戦時中だから,考えさせられることが多い。でも健太のように,強靭にあの時代に自分なら耐えられないだろうな。海から出てきたのは健太だろうか。
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久々のヒットですわ、これ。ちょっと笑えて、ぐっとくるとこもあって。でも最後に戻ってきたのが健太だとしたら、ミナミのお腹の赤ちゃんは吾一の子なわけで。・・・あんま考えるのよそう。
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現代と戦時中の青年同士が入れ替わってしまうという、タイムスリップもの。 深刻な状況に放り込まれてもどこか飄々としたケンタはいいやつだし、どこまでもかたまじめな吾一はおもしろい。 どちらにも幸せになってほしい、と願いつつも、どちらかしか助からないのかと思わせる展開に、戦争のやりきれ...
現代と戦時中の青年同士が入れ替わってしまうという、タイムスリップもの。 深刻な状況に放り込まれてもどこか飄々としたケンタはいいやつだし、どこまでもかたまじめな吾一はおもしろい。 どちらにも幸せになってほしい、と願いつつも、どちらかしか助からないのかと思わせる展開に、戦争のやりきれなさを痛感します。 二人のミナミへの愛にちょっと感動したり。 最後の最後まで目の離せない、良いお話でした。
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時代を超えた入替わりモノ。 軽いタッチなので読みやすくて、戦争扱っていても話に入って行き易いのだけれど、ラスト……読み手に委ねたっていうより投げちゃった感がある; 私なりの想像はしたけど、こういうぼかしは好きくない。
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2001年9月12日。世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んだ翌朝も尾島健太(19)は、テレビの臨時ニュースや新聞には目もくれず、一人サーフィンに出かけた。バイトをクビになりガールフレンドのミナミとも喧嘩中で会えないからだ。しかし、大波に呑まれた健太が目を覚ますと、そこは1944...
2001年9月12日。世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んだ翌朝も尾島健太(19)は、テレビの臨時ニュースや新聞には目もくれず、一人サーフィンに出かけた。バイトをクビになりガールフレンドのミナミとも喧嘩中で会えないからだ。しかし、大波に呑まれた健太が目を覚ますと、そこは1944年だった!/1944年9月12日。霞ヶ浦飛行場から飛び立った石庭吾一(19)は、「海の若鷲」に憧れる飛行術練習生だ。しかし、操縦を誤って海に墜落してしまう。蘇生した吾一が目覚めたのは、なんと2001年だった……。
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