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経験と教育 の商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

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2014/02/22

内容はいいんだけど翻訳が下手。 もっと流れて読みたい。 教育のあるべき姿、なんとなく掴んでることの裏付け、論拠、将来性など。

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2013/07/20

「総合的学習」の哲学。 哲学書独特の文体に慣れれば、書いてあることは明快。 1938年に書かれた本書で「伝統的教育」vs「進歩的教育」とされている対立の実相がうまくイメージできないので、誤解しているかもしれないなあと思いつつ。

Posted byブクログ

2013/06/29

要するに教師が積極的な指導が生徒の主体的な経験の獲得に繋がる、ということか。 特に衝動から目的が形成される過程とその中で教育者が担うべき役割に関する記述は興味深かった。 経験が個人の変化に与える影響に関する考え方も面白い。 ただ筆者の元々の文体が回りくどいのか、訳がまずいのか(...

要するに教師が積極的な指導が生徒の主体的な経験の獲得に繋がる、ということか。 特に衝動から目的が形成される過程とその中で教育者が担うべき役割に関する記述は興味深かった。 経験が個人の変化に与える影響に関する考え方も面白い。 ただ筆者の元々の文体が回りくどいのか、訳がまずいのか(それともその両方か)で非常に読みにくい(苦笑) あと抽象的な議論に終始しているので、具体例に当てはめて言いたいことを明確にイメージしながら読み進めていったのもあり、ページ数自体は少ないのに結構読了に時間がかかってしまった。 内容自体は面白いので特に学校教育に携わる人は読むと勉強になるかも。

Posted byブクログ

2012/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

8月21日(日)13時~17時 ・やまさ 五日間参加して、とても学びをえることができた 時間管理ができなかった 100kmを通して感じたこと 歩く、って大変だなと思った 誰でもできることだが、誰もしないこと それが大変 歩いていて、自分は日ごろ歩いてないな、と思った 車での生活だった 歩くことの感覚が戻ってきた 最近ランニングコースに通学路をいれたりした 大学院に入って感じたこと みんな本読んでいる 本を沢山読む人は頭がいいと思う 「経験と教育」ジョン・デューイ 教育に関わる人には必ず読んでほしい

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2012/05/06

経験を基盤とした教育論。手段と目的、科学的論考、自由についての論考など、日本の教育界が欠いているポイントをついており、とても興味深い。ただ、デューイの文章がくどいのと、それ以上に訳文がまずいのでとても読みづらかった。文末にならないと意味が分からないのは、とても辛い。20〜30年前...

経験を基盤とした教育論。手段と目的、科学的論考、自由についての論考など、日本の教育界が欠いているポイントをついており、とても興味深い。ただ、デューイの文章がくどいのと、それ以上に訳文がまずいのでとても読みづらかった。文末にならないと意味が分からないのは、とても辛い。20〜30年前によく見られた直訳、悪訳でした。

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2012/04/26

すでに基礎づけられた知識や方法に従うやり方より、生徒の経験の中に教材を発見することのほうが、どんなにか困難かを指摘するが、デューイは教える者の態度それを求めている。それを見出す教える側にも知的努力を求めている。生徒の主体的な教育的経験は、教師の積極的な指導なくして成り立たないとい...

すでに基礎づけられた知識や方法に従うやり方より、生徒の経験の中に教材を発見することのほうが、どんなにか困難かを指摘するが、デューイは教える者の態度それを求めている。それを見出す教える側にも知的努力を求めている。生徒の主体的な教育的経験は、教師の積極的な指導なくして成り立たないというメッセージである。(訳者あとがきより)

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2011/12/30

教育哲学をテーマにした論稿なので、学校教育に限らず「○○教育」と表される教育活動にあてはまる。もちろん「成人教育」・「従業員教育」等といったことも含まれると思う。 教師の積極的な指導が伴うことによってはじめて、生徒が主体的に教育的経験を得られる。このことも職場での従業員教育で大...

教育哲学をテーマにした論稿なので、学校教育に限らず「○○教育」と表される教育活動にあてはまる。もちろん「成人教育」・「従業員教育」等といったことも含まれると思う。 教師の積極的な指導が伴うことによってはじめて、生徒が主体的に教育的経験を得られる。このことも職場での従業員教育で大切なことだろう。日常の職場の業務経験の持つ高次な教育的意味を、意識するかしないかで、職場での人の育ちも変わってくるはずだ。 この視点は、第4章の「社会的統制」のテクストでもしっくりくる。「因習は摩擦を防ぐ潤滑油」(P.94)というフレーズだけ聞いてもしかり。 とはいえ、基本的に、本書は学校教育の現場の先生方に読むように意図されている。訳者あとがきでは、特に体験・経験を基づく知識を身に付けることが望まれている「総合的学習の時間」の理論書として活用されるよう言及されている。また、直近の指導要領改定で示された集団宿泊活動や、自然体験活動、職場体験活動の設定に際して、参考にすべき指針であるに違いない。

Posted byブクログ

2010/03/15

デューイの晩年の著作であるため教育実践と哲学がそれぞれ完結された形で簡潔に書かれているのでわかりやすいかと(他に比べて)。 ただデューイの独特の文体により読みづらい。

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2009/10/04

教育学専攻なんだから一冊くらい読まなきゃ! って思って読んだ本ではなく、たまたま授業でこの本の第二章をプレゼンしなきゃいけなかったから勢いで全部読みました。でも教育学専攻なんだから読まなきゃという気持ちも一応あったぞ!久々に骨の折れる本を読んだ。結構本気出して読んだら同じ事ば...

教育学専攻なんだから一冊くらい読まなきゃ! って思って読んだ本ではなく、たまたま授業でこの本の第二章をプレゼンしなきゃいけなかったから勢いで全部読みました。でも教育学専攻なんだから読まなきゃという気持ちも一応あったぞ!久々に骨の折れる本を読んだ。結構本気出して読んだら同じ事ばっか言ってることに気づいてだんだん面倒くさくなってきた。でもせっかく読んだんだから細かく要約でもするかって思って一章毎に要約してたら字数ぶっ飛んでめんどくなった。頑張って自分用に一章毎にまとめたが、ここでは簡単に。 教育は伝統的教育か進歩主義教育のどちらかに進まなければならない。デューイはこの本で、後者に進んだ場合にその上で必要な条件を今まで述べてきただけであり、決してどちらかの立場を養護するわけではない。で、その条件ってのが「(教育的な)経験」だったりするわけです。この本の一・二章を読めばここまでわかるので、それだけでこの本はほとんど読んだと言っても過言ではないでしょう!あとは似たようなことがひたすら書かれています。あとは最終章の結論を読めばいいかな。結局デューイがこの本で本当に述べたいことは、「伝統的」でも「進歩主義」でもない「教育」なんだと。 まぁでも「経験の内在する可能性が知的に指導され開発されるものとして扱われた教育を非常に信頼している。」といってることからどう考えても後者を支持しているんだと思います。 教育的な経験が大事だとかいろいろ言ってるけど、この本ではまったくもって具体例が書かれていないので実際にどういうことすればいいのかまったくわからない。なのでこれだけみるとデューイがただの理論家にしかみえてこないかもしれません!訳者も今の教育者は全員読めって言ってるけど読んでも何すれば良いかあんまりわからないんじゃないかな?他の文献も読んだらわかるかも!たぶん読まないけど。 さて、これを機に教育学専攻を名乗ろうか!

Posted byブクログ