いのちの食卓 の商品レビュー
「食」が人間の生活の何たるか、根本的なテーマに触れつつ、彼女の的確で豊かな表現を持ってして幾つかの料理の作り方も紹介されています。
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※このレビューにはネタバレを含みます
働いてるお店の休憩室の棚にある上品な装幀の本で出逢った著者の名前ですが 講演会の内容を中心にということなので、歯切れの良いもの言いでズバズバっと切り込んでいて面白く、同時に胸が熱くなりますね。 料理のことを考えるのにやはり生活の中心である、政治や経済にも想いを馳せずにはいられません。 働いてるべつのお店で胸の痛むような話をきいたとき、きっと全てにおいて考え方がいかにコストをかけずに儲けるか、という理論しかまかり通っていないのだなとつくづく痛感したことがあります。 お偉方は隣国との衝突回避と言っては指示を集めるのは結構なことですが、実際お金のない若者やお年寄りからする徴税については?市井の人々の生活なくして、もうこの国はずっと回っていますよね。本の例えを例にならえば国の土壌を豊かにすることをそっちのけで、より得な方を。強国によりかかる、弱さ。そんなものには国民自身がもううんざりなのですが。 料理家の人は揃って日々の食事をまわすのはそんなに難しいことじゃないと言います。たいしたことをしなくて良いと。その通りなのだろうと思います。 外食産業、結構な私たちにはもはや手作りの定食が物珍しく一種のマーケットになっています。 美食、インスタ映え結構ですが、あの口惜しさ、心許なさはどこからくるのだろうと本書の説明を読んで納得しました。 祈りのある、食事。そんな単純なものが私たちには遠く感じられます。 食べることを保つことに関わること、身の回りを清潔に保つこと、命を育てること、また見送ること、これは人として通る道にあると望ましいことだと思いました。 料理の本ですが、思想哲学の良書。 国産の大豆で味噌を作ると主張し嘲笑を受けたという記載が切ないです。笑うことじゃないと、ほんとに思います。 高円寺、円盤にて300円。
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「食べる」ことから、生活、いのちというつながりになるほどと思い、もっと食生活というものを大切にしようと思いました。 家事を「ハウスキーキーピング」というけれど、「ライフキーピング」と言うべきだとの言葉。そう思うと、おろそかにはできません。 哲学をお持ちの料理研究家。
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レシピ付き!何度でも読み直したくなる本。食はいのちの要だと、母がいつも言ってたけど、本当にその通りだなぁと思う。みんな、読んだ方がいいよ!
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ライトで入門編って感じでコンパクトにまとまっている。 この人はかしこまっていなくて、でももちろん筋が通っててとてもかっこいい。 なのだけど、この内容だと文庫本でじゅうぶんかもしれない。そのぶん辰巳さんの別の本を買ったほうがいい。
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レシピがまたおいしそうでよだれが・・。 ご飯って大切なんだよね、息切れするような毎日でもちゃんと手作りのもの食べるのを当たり前にしないとな、と改めて・・。
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まさに、いのちの食卓というタイトルどおりの本。 口に入れる食物を吟味すること、丁寧に料理すること、の大切さをかみしめさせられるような内容。 背筋の伸びるような言葉に、普段、適当に食事をしてしまうこともある自分を少し恥じてしまう。 辰巳先生といえば、スープの本が有名ですが、この本で...
まさに、いのちの食卓というタイトルどおりの本。 口に入れる食物を吟味すること、丁寧に料理すること、の大切さをかみしめさせられるような内容。 背筋の伸びるような言葉に、普段、適当に食事をしてしまうこともある自分を少し恥じてしまう。 辰巳先生といえば、スープの本が有名ですが、この本でも、玄米のスープ、クレソンのポタージュなどのレシピが紹介されています。
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<何をどう食べるか>は<誰とどう接するか>。大人になって食を大切にしようと思い始めたのは、人ときちんと向き合うことを忘れていたからかも。
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<何をどう食べるか>は<誰とどう接するか>。大人になって食を大切にしようと思い始めたのは、人ときちんと向き合うことを忘れていたからかも。
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某定食屋さん推薦の本。 お店の方の食べ物に対する愛情はこういう考え方からなんだなぁと。 レシピの紹介に留まらず読ませる考えさせられる。 心に留め置きたい言葉がいっぱい。
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