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不祥事 の商品レビュー

3.9

48件のお客様レビュー

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2013/02/14
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読書メーター友momiさんのオススメ。銀行の事務処理に問題をかかえる支店を、指導する臨店指導業務を行う相馬と花咲コンビの8章の話。幹部に対し気弱な上司相馬コンビを組む部下も不安な調査役相馬視点のスタートだったが、部下となる「狂咲」こと花咲舞が不正やトラブル・陰謀に、幹部・上司・御曹司であろうと正義感で立ち向かう痛快小説。爽快感がある作品なのにタイトル・表紙(単行本)で重く暗いイメージを持たれ損をしてるよ。狂咲こと、花咲嬢、面白すぎて読み終わるのが惜しくページが、進まなかった。是非このコンビの続編出してほしいです。

Posted byブクログ

2013/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

出世の本流から外れてしまったエリート銀行員と仕事ができて気の強い女性銀行員が臨店指導をする部署で活躍?する話。 銀行の窓口の仕事などが垣間見えておもしろい。 短編だが、少しはつながりのある話もあって、途中の話でこの先どうなるのかな??という内容があったけど、最後にはすっきりまとまってました。

Posted byブクログ

2012/09/23

銀行を舞台に事務部臨店担当の女性行員花咲舞、通称「狂咲」が銀行内で発生する不正やトラブルを解決していくストーリー。銀行内でこんなに不正が連発するものかと思うが、花咲の活躍が痛快で一気に読み進められました。花咲に振り回される上司の相馬も味があっていいなとおもいました。映像化したらお...

銀行を舞台に事務部臨店担当の女性行員花咲舞、通称「狂咲」が銀行内で発生する不正やトラブルを解決していくストーリー。銀行内でこんなに不正が連発するものかと思うが、花咲の活躍が痛快で一気に読み進められました。花咲に振り回される上司の相馬も味があっていいなとおもいました。映像化したらおもしろそう。

Posted byブクログ

2012/06/25

コミック「この女に賭けろ」夢野一子(講談社)を思い出した。再読してみよー。という覚え書き 会社の常識ってものは、たびたび疑ってかからないといけないと思う。切に。 短編連作集という形で、一話ずつ完結してるんだけど、全部で一つの大きな物語にもなっている。 大手銀行の支店や中枢などを舞...

コミック「この女に賭けろ」夢野一子(講談社)を思い出した。再読してみよー。という覚え書き 会社の常識ってものは、たびたび疑ってかからないといけないと思う。切に。 短編連作集という形で、一話ずつ完結してるんだけど、全部で一つの大きな物語にもなっている。 大手銀行の支店や中枢などを舞台に、やり手で正義感の持ち主の女性銀行員花咲舞が、ひーひー言いながらも頑張っているフツーの銀行員たちのために会社の不条理と(小粋に)戦う物語。舞のあとをおっかなびっくりついていって応援している上司の相馬の存在がイイ。池井戸潤、やっぱり好きだー。一生懸命働いている人をきちんと描いているのが好きだ。中小企業の社長とかも含めて。

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2012/05/01

どんな女子行員なのかと始めはちょっと不安。  でも、どの章でも彼女の業務能力の高さもわかるし、その上での言動も行動も、筋が通っていて、読んでいてとにかく爽快でした。  特にあの御曹司と関わった章では、思わずガッツポーズ。  会社にこういう職種の人が二人位はいた方がいいですね。そん...

どんな女子行員なのかと始めはちょっと不安。  でも、どの章でも彼女の業務能力の高さもわかるし、その上での言動も行動も、筋が通っていて、読んでいてとにかく爽快でした。  特にあの御曹司と関わった章では、思わずガッツポーズ。  会社にこういう職種の人が二人位はいた方がいいですね。そんな人には注意されても、納得出来ます。仕事もだんだんといい方向へ流れていきそうな気もします。  そんな彼女の傍らで、ヒヤヒヤしている相馬もいざとなったら頼りになる上司。でも仕事帰りに飲みに行くと必ずといっていいほど、花咲に足を蹴られるんですよね。  なんだかんだ言いながらも、息の合う上司と部下という様子は読んでいても気持ちいい。  テンポよく話も進むので、とても読みやすかった。  

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2012/03/13

池井戸潤さんの本、会社の先輩のお薦めで読んでみました。弱きをたすけ強きを挫く、時代劇みたいなノリの痛快経済小説で楽しく読めました。

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2012/01/14

+++ 事務処理に問題を抱える支店を訪れて指導し解決に導く、臨店指導。若くしてその大役に抜擢された花咲舞は、銀行内部の不正を見て見ぬふりなどできないタイプ。独特の慣習と歪んだ企業倫理に支配されたメガバンクを「浄化」すべく、舞は今日も悪辣な支店長を、自己保身しか考えぬダメ行員を、叱...

+++ 事務処理に問題を抱える支店を訪れて指導し解決に導く、臨店指導。若くしてその大役に抜擢された花咲舞は、銀行内部の不正を見て見ぬふりなどできないタイプ。独特の慣習と歪んだ企業倫理に支配されたメガバンクを「浄化」すべく、舞は今日も悪辣な支店長を、自己保身しか考えぬダメ行員を、叱り飛ばす! 張り飛ばす! 痛快! 新しい銀行ミステリーの誕生! +++ まさに「痛快!」である。人呼んで「狂咲」こと花咲舞が、多少場の空気を無視した正義漢ぶりで、病んだ銀行の悪弊を片っ端から投げた押していくのである。と書くと、舞のことをどんな豪傑かと思われるかもしれないが、うら若き乙女であり、仕事に誇りを持った優秀な銀行員なのである。なんてカッコよすぎるのだろう。思わず惚れてしまいそうなほどである。それに引き換え舞と相馬――という先輩と組んでいるのである――にやり込められる保身しか頭にないような男どものなんと情けないことか。舞と一緒にいると相馬がぼんやりしたただのおじさんに見えてしまいがちだが、彼の懐の深さもなかなかのものである。舞の言動にいつもひやひやしてはいるが、適切なサポートで彼女を引き立ててもいるのである。舞ばかり目立っているが、いいコンビである。小気味の好いキャラクターをまたひとり見つけた一冊である。

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2012/01/01

女子行員を主人公とした短編小説。 この女性が凄くかっこよかったな~ だけど・・・ 本当に書かれてるようなことが 頻繁に起こってるなら怖いなぁ・・・

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2011/10/28

『下町ロケット』同様、痛快感があるのだが、こちらは爽快感はない。 連作短編で、各一作で銀行内のトラブル、黒い部分を成敗する臨店コンビのお話。1作目では相馬調査役という男性目線の始まりだったので彼が主役かと思いきや、活躍するのは部下の女性「狂咲さん」。 悪役に悪態の限りをつくさ...

『下町ロケット』同様、痛快感があるのだが、こちらは爽快感はない。 連作短編で、各一作で銀行内のトラブル、黒い部分を成敗する臨店コンビのお話。1作目では相馬調査役という男性目線の始まりだったので彼が主役かと思いきや、活躍するのは部下の女性「狂咲さん」。 悪役に悪態の限りをつくさせ、読者のムカムカ度をマックスにさせてからの成敗。めっちゃ痛快。お決まりじゃ~ん、みたいな展開が嫌いな人には向かないでしょう。 そうそう、表紙と中身にギャップがありすぎます。こんな暗い感じではないんです。重くもないんです。これじゃ今野敏さんの本みたいやん。 ( ・_ゝ・)<スカッと痛快!

Posted byブクログ

2011/09/05

銀行ものとしては、読み始めた当初「軽さ」を感じたが、だんだん引き込まれていく。痛快感がたまらない。 この作者の別の作品を読んでみたくなった。

Posted byブクログ