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優しく歌って、高らかに歌って の商品レビュー

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2009/10/04

図書館でたまにはと、洋書の棚を眺めていたら「椎名葉」の文字が。 椎名誠の長女が訳していた。 早くに親元を飛び出して、悪い男に引っかかり、娼婦になって入出所を繰り返す女たちの物語。 「だめんずうぉ〜か〜」の典型ねと思っていたが、ちょっと違う。 彼女達は強いのだ。 出獄後の社会復帰が...

図書館でたまにはと、洋書の棚を眺めていたら「椎名葉」の文字が。 椎名誠の長女が訳していた。 早くに親元を飛び出して、悪い男に引っかかり、娼婦になって入出所を繰り返す女たちの物語。 「だめんずうぉ〜か〜」の典型ねと思っていたが、ちょっと違う。 彼女達は強いのだ。 出獄後の社会復帰が難しいのは日本も同じだが、ここに描かれる女達は徹底的に自尊心を叩きのめされ、自分を愛する心まで奪われる。 それが同じ犯罪に手を染めさせる一因だという。 自尊心って言い換えれば「魂」なんだな。 魂が壊された人間がちゃんと生きていけるはずもない。 すべての刑務所が魂の更生の場となることを願うばかり。 椎名葉の訳はとてもナチュラルで読みやすかった。 2007/5/6 読了。

Posted byブクログ