へんなの の商品レビュー

中山千夏(著者),山下勇三

2023/05/21

自分にとっての当たり前が、相手にとってはそうでもないかもしれないことを問う。多様性の絵本。主人公の少年目線で読める小学生向きだとは思うが、内容としては大人も知らないことばかり。生き物好きの子や、雑学好きな子にもいいかもしれない。

2022/12/17

化粧してない、髪が短い
そんなおばさんを見て、僕は女の人なのに変なのって思った
そんな僕におばさんは海の生き物を教えてくれた
クマノミ、ネンブツダイ、タツノオトシゴ、ミツクリエナガチョウチンアンコウ
どれもえ～っとビックリへんなの
でも、彼らからしたら人間の方がへんなの

多様性があるよというお話です

読み聞かせ時間は本編６分ちょっと
後書きも入れると９分位です

2022/02/28

ジェンダーに関する絵本。動物達と男っぽいおばさんや、はたから見たら｢へんなの｣と思うものも、それが自然の摂理だったりする。

2018/04/24

LGBTQの本棚から
第46回「へんなの」

天才子役から政治家、人権活動家になった中山千夏が20003年？に作ってくれた絵本です。
クマノミはオスが子育てするんだよ、という話に、ヘンなの！といいつづけた男の子が、最後にはいわなくなってしまう、というストーリー。
自然界は、実にバラエティに飛んでいて、豊かでタフなわけですが、それをこんな風に使うことは思いつかなかったのでおお、と思った覚えがあります。
もう品切だと思いますが、そうして、まだ20年たっていないのに、とても古風に感じてしまうので、もう一度作り直してくれないかな、と思ってる一冊です。
中山さん、作ってくれないかな。
いまの感性で……。

2018年04月23日

2017/03/31

髪は短くて、お化粧もしてないおばさんを見て
｢へんなの｣と言ったぼく。
するとおばさんは海の中を案内してくれた。
そこではオスが子育てしてたり、おなかに子どもがいたりした。
なにが｢へんなの｣かを考えさせてくれます。
(約6分)