悪魔とプリン嬢 の商品レビュー
ベロニカは死ぬことにした、から始まる三部作の完結編。世の中には善と悪との二種類がある。その、人間の悪の部分を確かめるために、村全体に犯罪を犯させようとする紳士に思わず怒りを感じたけど、その紳士と退治しようとする人もいて・・・善と悪とは何でしょう?パウロコエーリョ作品の中では一番好...
ベロニカは死ぬことにした、から始まる三部作の完結編。世の中には善と悪との二種類がある。その、人間の悪の部分を確かめるために、村全体に犯罪を犯させようとする紳士に思わず怒りを感じたけど、その紳士と退治しようとする人もいて・・・善と悪とは何でしょう?パウロコエーリョ作品の中では一番好きかも知れない。
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『ピエドラ川の・・・』、『ベロニカは・・・』に続く、1週間に起こった劇的な変化を描いた3部作の完結編。3部作といってもお話はひとつずつ別々です。 こじんまりした田舎町に、過去に起こった衝撃的事件から立ち直れずその憎しみをどこにぶつければいいんだー的に悪霊にまんまと魂を支配されて...
『ピエドラ川の・・・』、『ベロニカは・・・』に続く、1週間に起こった劇的な変化を描いた3部作の完結編。3部作といってもお話はひとつずつ別々です。 こじんまりした田舎町に、過去に起こった衝撃的事件から立ち直れずその憎しみをどこにぶつければいいんだー的に悪霊にまんまと魂を支配されてしまった旅人がやってきます。田舎町にはここから出たいと思いながら手段がなくて不満をいっぱい持った娘がいます。この悪魔が、人間は本来悪なのか善なのかということを確かめるため、娘と町の人たちにひとつの賭けをするのですが、、、、というお話。大変面白かったです。 おとぎ話かと思いきや、けっこう容赦の無い感じで人間の汚い面やずるい面も描かれており、読み応えあります。
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期待して読んだけど、あんまりだった。自分の中で作者にアルケミストのイメージがありすぎるのが要因のひとつかも、、、。
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ベロリカは死ぬことにした、から始まる三部作の完結編。流し読みしちゃうとただの恋愛小説?って感じだけど実はすごく深い小説。人間の有り様を作者はよくわかってる。
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正義と悪…理性と本能…そんな人間誰にでもある葛藤を具現化し、人として正しい判断を付ける為のパウロ氏なりの一つの答えを提示していると感じます。
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「善」と「悪」に関する哲学的な考察を寓話的にわかりやすく示した小説.結論は,なんとなく仏教思想的なところに行き着いている気がするんですが…
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ある女性の1週間におこることということで、「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」、「ベロニカは死ぬことにした」との3部作になる、という本作。そのシリーズの作り方もおどろいたけれども、話の内容もいつものように面白い。それは悪であることという前提を覆せるほどの善はあるのか?という命題。テ...
ある女性の1週間におこることということで、「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」、「ベロニカは死ぬことにした」との3部作になる、という本作。そのシリーズの作り方もおどろいたけれども、話の内容もいつものように面白い。それは悪であることという前提を覆せるほどの善はあるのか?という命題。テロリズムやその報復?とやらの戦争のニュースが絶えることなく流れる今、善と悪の拮抗について考えさせられます。 と、いうこともできるけれども、ひとりの人の信念に基づいた行動と成長の物語として読むことができ、大変に面白いです。 これは、山川夫妻の訳じゃないんだなぁ。
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