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鳥が教えてくれた空 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2025/07/19

まだ幼い時に視力を失った著者、それでも近所の子供と傷だらけになり遊ぶ明るい子だけれど、その時にはきっと言葉に出来なかったことを思い出して書いている。ピアノを弾いたり鳥の声や動きを聞いたり留学までして明るくたくましく成長していく。とても賢い女性。読んで勇気をもらった。応援したくなっ...

まだ幼い時に視力を失った著者、それでも近所の子供と傷だらけになり遊ぶ明るい子だけれど、その時にはきっと言葉に出来なかったことを思い出して書いている。ピアノを弾いたり鳥の声や動きを聞いたり留学までして明るくたくましく成長していく。とても賢い女性。読んで勇気をもらった。応援したくなった。

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2024/03/20

よかった。回り道をしながらも、自然や鳥が触媒になり、色んなところに気付きがあり、点が線になっていく感覚がリアル。共感できるところが沢山あった。

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2023/04/04

福岡伸一先生の知恵の学校、 第7回対談講義  阿川佐和子さんがおすすめの本 サウンドスケイプ。 「BOOK」データベースより) 4歳で視力を失った著者は、「この日を境に私は生まれ変わることを余儀なくされた」という。見えなくなったことを理解できず、方向感覚のないまま走り回って...

福岡伸一先生の知恵の学校、 第7回対談講義  阿川佐和子さんがおすすめの本 サウンドスケイプ。 「BOOK」データベースより) 4歳で視力を失った著者は、「この日を境に私は生まれ変わることを余儀なくされた」という。見えなくなったことを理解できず、方向感覚のないまま走り回って生傷がたえなかった少女時代のトラウマ。成長にともなう人生への不安のなか、心のカギを開けたのは野鳥だった―。夜明け、空の高さ、大自然の景色を聞くことまで…。さえずりによって広がった感性の世界を綴るヒーリングエッセイ。第2回NHK学園「自分史文学賞」大賞受賞。

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2022/02/06

すごい人がいるもんだ。 「心ここにあらざれば視れども見えず、聴けども聞えず、食らへども其の味を知らず」というが、我々は、自分の目で世界を見ていながら、そこから受け取るべきものを受け取っているだろうか。 4歳のときに視力を失った三宮氏だが、野鳥との出会いを始めとする様々な「きっ...

すごい人がいるもんだ。 「心ここにあらざれば視れども見えず、聴けども聞えず、食らへども其の味を知らず」というが、我々は、自分の目で世界を見ていながら、そこから受け取るべきものを受け取っているだろうか。 4歳のときに視力を失った三宮氏だが、野鳥との出会いを始めとする様々な「きっかけ」を通して、今や、我々が見のがしてきたような多くのものを受け取ることができるようになった。いわば「心ここにあらば、視ずとも見える」を体現されているのである。まさに「開眼」されたといってもいいのではないだろうか。 「きっかけ」と書いたが、もちろん、本人が受け身だったり、後ろ向きだったりしては、そうはいかない。何より、並々ならぬ努力があってのことだろう。 まったく、すごい人がいるもんだ。折に触れて読み返したい一冊である。

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2021/06/21

私は今までどれだけ視覚ばかりを頼りに、他の4感をサボらせて生きてきたのだろう。 著者の三宮さんは4歳で視力を失い、すごいバイタリティーと研ぎ澄まされた五感で感性豊かな日々をおくっている。 三宮さんはあとがきで『何よりも嬉しかったのは、自然との出会いで、発見に終わりがないのがわかっ...

私は今までどれだけ視覚ばかりを頼りに、他の4感をサボらせて生きてきたのだろう。 著者の三宮さんは4歳で視力を失い、すごいバイタリティーと研ぎ澄まされた五感で感性豊かな日々をおくっている。 三宮さんはあとがきで『何よりも嬉しかったのは、自然との出会いで、発見に終わりがないのがわかったことだ。生涯学習とはよく言ったもので、勉強だけでなく、五感も心も、研ぎ澄ませば、いつでも発見のチャンスがあるのである』と言っている。 何百種の鳥の声を聞き分けることは到底無理でも、自然の音や匂い触りごこち、もっと意識してみようと思った。長く生きている私にもまだまだ素敵な発見のチャンスがある!

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2016/12/18

晴眼者という言葉さえ知りませんでした。私は本当は何が見えているのでしょうか。ステレオの音響から二次元の空間が立体になり、温度、湿度、高度、地面の起伏、山までの距離、高さ、流れる水の速さ、滝の水量、そして風の渡りまでの風景が立ち上がる。その描写に息さえも止まる思いがしました。前向き...

晴眼者という言葉さえ知りませんでした。私は本当は何が見えているのでしょうか。ステレオの音響から二次元の空間が立体になり、温度、湿度、高度、地面の起伏、山までの距離、高さ、流れる水の速さ、滝の水量、そして風の渡りまでの風景が立ち上がる。その描写に息さえも止まる思いがしました。前向きな絶え間ない工夫、生きて行くことへの工夫、命を必死で紡ぐこと、そして地上に空に共に生きる命たちへの共感。彼女こそが晴眼者なのだと思えます。

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2014/12/21

4歳とき手術により視力を失った作者。 この人は本当に目が見えないのか…と疑いたくなる文章。 まるで目が見えてるかのようなリアルな表現力。 そして素晴らしい感性の持ち主。 ここに辿り着くまでにかなり苦労したし努力もしたと思う。 目が見えないというハンデを背負っているわけだし、決し...

4歳とき手術により視力を失った作者。 この人は本当に目が見えないのか…と疑いたくなる文章。 まるで目が見えてるかのようなリアルな表現力。 そして素晴らしい感性の持ち主。 ここに辿り着くまでにかなり苦労したし努力もしたと思う。 目が見えないというハンデを背負っているわけだし、決して楽な人生ではなかったはず。 それなのに、作者が感じる世界はこんなにも美しい‼︎ 鳥の声を聞き、朝がきたことを知る。 早起きをしたくなった。

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2014/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

題名から軽やかで鮮やかなタッチのエッセイを想像していたが、文章がかなり重く仰々しい。好みの問題かもしれないが、かなり構えた感じ。 でも逆に、自然を「感じ取る」ことができるようになる瞬間の描写はダイナミックで感動的。 特に好きなのは「夜明け」を感じる所。 午前四時前からサンコウチョウの歌が聞こえ始め、この微かな声をかき消すようにヒヨドリがけたたましく歌い始め、メジロの高鳴きが飛び出し、シジュウカラ、スズメ、コゲラ、ハクセキレイなど十数種、鳥の声がいっぺんに重なるように出現した。 ・・・この日生まれて初めて「夜明け」を自分の感覚を味わった。人間が時計という媒体を通じて法則化した時の流れではない。誤差というものがない。分も秒もなく、円環的な時間がゆっくりと大地の自転によって引き出される。。。

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2012/08/15

文章が美しい。 作者の繊細な感性の一端に触れることができ、誰もが少女時代には持っていたような感性を呼び起こしてくれる。 自然との関わりを描いた描写は感動的。

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2010/10/31

4歳で一夜にして失明した著者。鳥のさえずりで朝何時ごろかの見当がつくようになり、音と触感を手掛かりに世界を把握していく。そして、英語を習い、ピアノを習い、留学もしたという行動力に驚かされます。また、優しい文章から親御さんや周囲の方々の支えも透けて見えます。 元々通信社勤務の報道...

4歳で一夜にして失明した著者。鳥のさえずりで朝何時ごろかの見当がつくようになり、音と触感を手掛かりに世界を把握していく。そして、英語を習い、ピアノを習い、留学もしたという行動力に驚かされます。また、優しい文章から親御さんや周囲の方々の支えも透けて見えます。 元々通信社勤務の報道翻訳をされていたので、文章はプロのもの。すらすら読むことができます。

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