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アクロイド殺害事件 新版 の商品レビュー

4.1

64件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    18

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2018/11/19

ネタを知らずに犯人の見当はついた。 というか、可能性あるのこいつだけだな、でも本当か?という気持ちで読み進めた。 面白かった。

Posted byブクログ

2014/05/28

図書館で。 有名な話だしオチも犯人も知っていたのですが個人的にコレはナシかなあ~ なんかこういう盲点のような展開はジャンルがもっと発達した時にこそ出て許される気がしないではありません。 なんとなくアガサクリスティの作品ってトリックとかネタがあってそれを軸にお話を作っているような気...

図書館で。 有名な話だしオチも犯人も知っていたのですが個人的にコレはナシかなあ~ なんかこういう盲点のような展開はジャンルがもっと発達した時にこそ出て許される気がしないではありません。 なんとなくアガサクリスティの作品ってトリックとかネタがあってそれを軸にお話を作っているような気がするんですよね。まあミステリーってのはそういうモノなのかもしれませんが。

Posted byブクログ

2014/03/26

あまりにも有名なので、犯人だけは知ってしまっていた。しかし、こんな有名作品を読まぬわけにもいかんろう、と半ばお勉強で読んだわけだが、いやー、おもしれー。犯人はわかってるから、いかにして犯行を遂げたか、に焦点を当てて読むことになったわけだが、それにしたって要素が重なりすぎててもうこ...

あまりにも有名なので、犯人だけは知ってしまっていた。しかし、こんな有名作品を読まぬわけにもいかんろう、と半ばお勉強で読んだわけだが、いやー、おもしれー。犯人はわかってるから、いかにして犯行を遂げたか、に焦点を当てて読むことになったわけだが、それにしたって要素が重なりすぎててもうこのこんがらがった展開をどうまとめるか、気になってしょーがない。まぁ、結局は昼ドラ的なちょっと無理矢理かなって感じにまとめるんだが、僕は気にしないのでおもろかった。ジリジリ感がよかった。

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2014/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

世界推理小説中、5本の指に数えられる古典的名作! とのあおり文句に期待しながら読んだ。 一番怪しくなさそうなレイモンドが犯人じゃないかと 予想したけど全く違ってた(笑) しかし、ポアロが犯人に残した最後の逃げ道が自殺とは、、 これって「犯人はヤス」の元ネタなんだろうか。

Posted byブクログ

2014/01/22

小中学生時代に読んで以来の再読。探偵小説の「意外な真相」の代表作だけに犯人を知っての初読だった。初読と同じ創元推理文庫版の新版を選択、細部の記憶がまったくなく、今回も犯人を知っての初読に限りなく近い再読となった。古典の常で、影響を受けた後継者の作品が様々な媒体で数多くあるため、細...

小中学生時代に読んで以来の再読。探偵小説の「意外な真相」の代表作だけに犯人を知っての初読だった。初読と同じ創元推理文庫版の新版を選択、細部の記憶がまったくなく、今回も犯人を知っての初読に限りなく近い再読となった。古典の常で、影響を受けた後継者の作品が様々な媒体で数多くあるため、細部のトリックや工夫に新鮮味が感じられないのが残念だが、黄金時代の雰囲気を味わいながら楽しく読める。ポアロの推理に説得力の欠けるところは、メインのトリックをフェアに展開することを優先した結果かなとも感じた。

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2013/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古典中の古典の一つ。 典型的な「結末のインパクトが強すぎて途中の展開を覚えていない」作品。文庫本で400ページもある長編なのだが、登場人物で覚えているのはポワロと語り部と語り部の姉さんくらいのもの。あのオチを演出するためだけにこれだけの内容を書けるというのもクリスティの才能と言っていいだろう。 ネタバレ込みのレビューなので書いてしまうが、語り部=犯人という叙述トリックが仕込まれている先駆的で代表的な作品。模倣作品が数多く出たとクリスティ自身が語っているが、完成度の高さもトップクラスと思われる。他に対して叙述作品知らないけど。トリックを知らない状態で読めば間違いなく騙されるだろう。私も騙された。

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2013/05/12

流石の安定感。なんとなく感じていた違和感がラストでああそうだったのなと。前半をさらっと読み飛ばしているのでもう一度読みたいと思います。

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2013/04/12

まさかまさかの展開だった 読んでいる時は、ん?と思っても読み進めてしまい、最後でそういえば、ん?って思ったもんなぁ、そうだよなぁとなった。 過去に他の作品で拙い文章の本を多く読んでいたために、ひっかかるところもスルーして読んでしまった。 思い込みって怖い。

Posted byブクログ

2012/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めて読むのと、真相が分かってから読むのとで、違う楽しみがある作品です。発表された時に論争を巻き起こした斬新なトリックの物珍しさよりも、「1粒で2度おいしい」を可能にした、叙述の面白さこそがこの作品の真の魅力だと思います。 いつか原文で読んでみたいものです。

Posted byブクログ

2012/09/21

ミステリの女王、アガサクリスティの数ある名作の中でも特に知名度の高い作品。 アガサクリスティは、エルキュールポワロとミスマープルという二人の名探偵を世に生み出した。 私は愛嬌たっぷりの中年ポワロのファンなので、ポワロ作品を中心に読んでいきたい。 時折、時代を感じる単語はあるものの...

ミステリの女王、アガサクリスティの数ある名作の中でも特に知名度の高い作品。 アガサクリスティは、エルキュールポワロとミスマープルという二人の名探偵を世に生み出した。 私は愛嬌たっぷりの中年ポワロのファンなので、ポワロ作品を中心に読んでいきたい。 時折、時代を感じる単語はあるものの、文体は時代のギャップなく読める。私からすると、訳本の割にはかなり読みやすい部類かと。 王道すぎて、有名すぎるアガサクリスティ。 純文学ならまだしも、ミステリで古典的な年代のものを今さら読む気になれず。正直、すんごい期待してなかった。 いい意味で期待を裏切られた。 『このミステリーがすごい!』で1位になってた本を買うくらいなら さっさと素直にアガサクリスティー読んどきゃこと足りたんだな、と。 作品一つ一つをとりあげると、他の作家のミステリーにも個性溢れる作品・秀逸な作品がある。 一つ一つじゃ、アガサのミステリーは地味で、たいしたことない『暇つぶし』程度に感じることもあるかもしれない。 でも、こじんまりと味のある質を保った作品(平和な暇つぶしにちょうどよい娯楽作品)を、こんなにも沢山かけた作家は、なかなかいないと思う。 『普通にちゃんと楽しめる』ミステリを長期にわたって書き続けたアガサは、いそうでいない本物のミステリ作家だと今では思ってる。

Posted byブクログ