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大人のための文章教室 の商品レビュー

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42件のお客様レビュー

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筆者の小説はあまり好…

筆者の小説はあまり好きではないのですが、この本はとても具体的で参考になります。

文庫OFF

2022/04/12

いわゆる文章読本とは少し異なり、正直な物言い。 文章を書くのは、自分をよく見せたい、そして相手を同意させるため。わかりやすく書くのが一番よく、一番難しいことでもある。

Posted byブクログ

2022/03/18

変に気取らず、プロのマネをせず、相手にわかりやすく書くこと。多く書くこと、できれば仲間内で文章を見せ合うことなど、一般人が文章をわかりやすく書くためのヒントが紹介されています。著者は実際に文章教室を開いているそうで、文例も生活に沿った具体的なものでわかりやすかったです。

Posted byブクログ

2020/03/09

文法論を学んできた自分が親しんだ名前を見つけたので、この方の主観だけで書いているものではないことが分かる。(永野賢とか、普通は知らない。) 書き方は優しいけれど、重文複文のあり方とか接続詞の使い方とか、文章構成の基本を押さえてある良書。 最後まで読めなかったのでまた借りたい…

Posted byブクログ

2019/03/05

パスティーシュ(文体模写)の名手・清水義範さんが書いた、万人向けの文章指南の本。 文章の基本から、手紙・実用文の書き方、紀行文・随筆の書き方まで、具体的なコツが書かれています。 文章を書くときは読み手を意識しないと、うまく伝わりません。伝わる文章を書く際に気をつけるべきことは...

パスティーシュ(文体模写)の名手・清水義範さんが書いた、万人向けの文章指南の本。 文章の基本から、手紙・実用文の書き方、紀行文・随筆の書き方まで、具体的なコツが書かれています。 文章を書くときは読み手を意識しないと、うまく伝わりません。伝わる文章を書く際に気をつけるべきことは何かを、本書は教えてくれます。

Posted byブクログ

2018/11/04

・ちゃんと伝わる文章は修練で身につけられるが、名文にある品格はトレーニングでは身につかない。それは文章力の話ではなく、人間性の問題なんだから ・依頼する文章を書くときは、なぜ依頼するのかを説明する。それが人を動かすコツである。そういうことを書けば、お世辞っぽい言葉が並んでしまい、...

・ちゃんと伝わる文章は修練で身につけられるが、名文にある品格はトレーニングでは身につかない。それは文章力の話ではなく、人間性の問題なんだから ・依頼する文章を書くときは、なぜ依頼するのかを説明する。それが人を動かすコツである。そういうことを書けば、お世辞っぽい言葉が並んでしまい、かえって相手は気を悪くするんじゃないかと心配になるかもしれない。だが、その心配は無用である。お世辞を言われて気を悪くする人などほとんどいない。大概の人はいい気分になる。人にものを頼むなら、お世辞のひとつも言うのがあたりまえ ・謝罪文を書くコツは、すべての事情を長々と書くこと。文書の長さで、深くおわびしたい気持である、ということを伝える ・紀行文の初めのほうに「まだわからない」を書く。それは、ここに謎がある、ということを示す暗号でもあって、興味深く読める ・日本人にとっての随筆の二大お手本は『枕草子』と『徒然草』 ・文章がうまくなるためには、人に読ませるという意識を明瞭に持ちながら、一度長いものを書きあげてみること ・接続詞…だから、それで、それゆえ、ゆえに、したがって、そこで、すると、だが、が、しかし、けれど、けれども、だけど、でも、それでも、ところが、とはいえ、とはいうものの、それなのに、それにしても、さりとて、そして、それから、また、かつ、および、その上、それに、あわせて、さらに、なお、つまり、すなわち、たとえば、なぜなら、なんとなれば、ただし、もっとも、または、あるいは、もしくは、それとも、ないしは、さて、ところで、ときに、次に、では

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2018/10/21

さすが文章教室と銘打っているだけあり、文体が軽妙で分かりやすい。けっしてアカデミックではなく文章作成ワンポイントエッセイ的内容で読みやすい。 ≪著者の言う、文章を書く時の二つのバランス≫ ①言いたいこと、伝えたいことが曇りなく読み手につたわるかどうか。 ②この文章を書いている私が...

さすが文章教室と銘打っているだけあり、文体が軽妙で分かりやすい。けっしてアカデミックではなく文章作成ワンポイントエッセイ的内容で読みやすい。 ≪著者の言う、文章を書く時の二つのバランス≫ ①言いたいこと、伝えたいことが曇りなく読み手につたわるかどうか。 ②この文章を書いている私が利口そうにみえるかどうか。 … 美しい日本語として紹介されている谷崎純一郎、丸谷才一を読んでみたくなる。 『品格のある文章を書く人というのは、人間性に品格があるのだと思う。知性があり、人格に嫌味なところがなく、利口ぶろうとするところもなく、純粋に感動できるという人が、素直に文章を書くとそこには品格がにじみ出るのだ。』 ということで小生には品格のある文章を書くことはどうやら無理のようだ。

Posted byブクログ

2017/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文章におけるあれこれを、作家である著者が思いつくまま語った本。 なので、かっちりした講義系の話を期待して読もうとすると期待を打ち砕かれてしまうかもしれません。 ハウツー的なものというよりも飲み屋でおじさんが語ってる雰囲気がしたからです。 しかしながら、素人にわかるよう解説しているので読本として悪くありません。 デジタル時代に手書きを推奨した点には拍手を送りたい。

Posted byブクログ

2017/09/23

文章をどうしたらうまくかけるのかを書いた本。 接続詞の使い方だけでも違う。 文章の長短 ですますかであるか。 手紙、実用文、紀行文、随筆のそれぞれの書き方が述べてある。 特に接続詞を知っているだけで、うまく使うだけで印象が違うのがよくわかった。

Posted byブクログ

2017/06/18

 『蕎麦ときしめん』などパスティーシュ小説の書き手として知られる著者が、大人の一般人(文筆業ではない人)のために書いた文章読本。十二講のうち七講までは文体や語法など一般的なポイントを解説し、八講から十一講までは具体的なシチュエーションごとの心得を説く。十二講は締めくくりとして文章...

 『蕎麦ときしめん』などパスティーシュ小説の書き手として知られる著者が、大人の一般人(文筆業ではない人)のために書いた文章読本。十二講のうち七講までは文体や語法など一般的なポイントを解説し、八講から十一講までは具体的なシチュエーションごとの心得を説く。十二講は締めくくりとして文章上達の秘訣などだ。  あくまでも素人向けの解説という立場から、文豪の名文などを引用するのは極力控えている。その結果、この本自体が読み物として面白いというわけではないものの、実際に自分が書く時に意識すべきポイントは理解しやすくなっている。もちろんそれが著者の狙いなのだが。  私はこのウェブログなどで自分の書いた文章を公開しているが、そのわりに文章力を磨いてはいない。たまに気合いを入れて書くこともあるが、とりあえず書いただけの記事も多い。今後はもう少し意識して、うまい文章に仕立ててみようかと思う。

Posted byブクログ