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大人のための文章教室 の商品レビュー

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42件のお客様レビュー

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2011/04/26

普通の人が日常で書く文章のためのノウハウを分かりやすく解説した本。技法を凝らしたり構造を練ったりはしない。伝えたいことを伝え、相手を同感させ、こちらの希望するように動いてもらうにはどのように書けばよいかを説明する。名文を目指すのではなく、読み手のことを考えて丁寧に書くことが大切で...

普通の人が日常で書く文章のためのノウハウを分かりやすく解説した本。技法を凝らしたり構造を練ったりはしない。伝えたいことを伝え、相手を同感させ、こちらの希望するように動いてもらうにはどのように書けばよいかを説明する。名文を目指すのではなく、読み手のことを考えて丁寧に書くことが大切であるとする。目次 第一講 打つか、書くか 第二講 とはいうものの接続詞 第三講 長短とテンマル 第四講 ですますであるのだ 第五講 しゃべくり文ですの 第六講 伝えたいこと伝わるように 第七講 近寄ってはいけない文章 第八講 手紙の書き方の裏技表技 第九講 実用文の書き方の裏技表技 第十講 紀行文の書き方の裏技表技 第十一講 随筆の書き方の裏技表技 第十二講 文章上達のあの手この手つい勢いで書き流してしまいがちな言葉も、その使い分けによって文脈の違いが生じてしまう。そこを細かく気遣って丁寧に文を組み立てることが重要であると分かる。文章を書くときは、読み手との関係と目的を明確にすることも重要である。これは普段忘れがちなことであり、ともすれば自分の備忘録のような文章になってしまうのであろう。メールは現代の短歌である、という指摘も面白い。

Posted byブクログ

2009/10/04

どうやら以前にも読んだ記憶がある。ヘタしたら、持ってるかもしれないw でも、役に立つし読み物としても面白いと思うの。

Posted byブクログ

2009/10/04

面白かった、いつかまた読もう、と思わせる文句なしの星5つ。 接続詞の語彙が乏しいと、文章がチープになる。いきなりガツンと打たれました。 句読点の使い方、しゃべくり文(口語みたいなもんか)などの書き方と、前半はテクニックを説明。 後半は、ビジネス文書や紀行文などの書き方の表技裏技...

面白かった、いつかまた読もう、と思わせる文句なしの星5つ。 接続詞の語彙が乏しいと、文章がチープになる。いきなりガツンと打たれました。 句読点の使い方、しゃべくり文(口語みたいなもんか)などの書き方と、前半はテクニックを説明。 後半は、ビジネス文書や紀行文などの書き方の表技裏技。裏技とあるものの、小生には全部表技に思えた。 著者は、パスティーシュなる他の作家の文体を真似る手法を用いるとのこと。歌や仕草の物まねではなく、文章を真似るのだから、そりゃまた高度な遊び。そんな知的なことをやってみたい。それには、たくさん読書せねば。 もちろん、文章の上手に書くためには、たくさん読書する必要があるんだけどね。 この著を読んで、これから作る文章のレベルが少しでも上がれば、という思いもあるが、こんな楽しい文章を書く著者の他の著書を読んでみたいなぁ、という思いが強かった。

Posted byブクログ

2009/10/04

タイトル通りの本。さすがパスティーシュ作家が書いた文章本という感じで、いろいろな文章の書き方及びその効果が分かりやすく書いてある。読みやすくとても楽しく読めた本の一つ。

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2009/10/04

実用的かどうかは少々謎な部分もありますが、なるほどと思う点も多いです。清水義範が好きな人は確実に楽しめると思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

続けて、文章を書く本を読みました。 なかなか面白いものです。今の時代、ちょっと昔よりもはるかに多くの文章を書いている感じです。だって、昔ならメールがないので、多くは電話で済ませちゃう。それに、メールがないと、手紙となるとはるかに敷居が高く、書くものも書かないで済ませちゃう。そこに...

続けて、文章を書く本を読みました。 なかなか面白いものです。今の時代、ちょっと昔よりもはるかに多くの文章を書いている感じです。だって、昔ならメールがないので、多くは電話で済ませちゃう。それに、メールがないと、手紙となるとはるかに敷居が高く、書くものも書かないで済ませちゃう。そこに来てブログだ。こうなれば、以前ならアルバムに貼った写真が、ネットで旅行記として紹介されていたり、日々のくだらない日記をが公開されていたり、感想文とは思えないような読後感想文がブログに書かれています(って言いながらそれを書いている張本人(^-^;) そんなに、書くことが多くなったのに、書くことを考える事は少なかったです。特にこの本で接続詞の話は大変興味深いものでした。中には、手書きとワープロの違いとその主張など(理解できるけど)そうとも思わないこともあったけど、この本自体が面白く書かれていると言う参考になる作品である(である調、混在型(笑)) それにしても、清水義範さんの作品を読むのはずいぶん久しぶりだったなあ。

Posted byブクログ

2009/10/04

清水義範氏が好きな人にはためになるはずですし、おもしろいです。 しかし、文章論とはいっても個人の好みが現れますから、万人向けというわけでもないかと。

Posted byブクログ

2009/10/04

“大人のための”と銘打たれているように、手紙・実用文といった日常で書く機会の多い文章の書き方のコツが詰まった一冊。 職業作家の書く、文章の見本がユーモアに富んでいて読んでいて楽しかった。 ちょっと工夫をするだけで、いつもの文章が読みやすくなったり説得力を増すようになる――わかって...

“大人のための”と銘打たれているように、手紙・実用文といった日常で書く機会の多い文章の書き方のコツが詰まった一冊。 職業作家の書く、文章の見本がユーモアに富んでいて読んでいて楽しかった。 ちょっと工夫をするだけで、いつもの文章が読みやすくなったり説得力を増すようになる――わかっていても実践は難しい。

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2009/10/04

接続詞に注目。よく考え、使いすぎない。/短い文を一つ二つ置いて、それを助走として長文に入ると読みやすい。/読点を打ちすぎない。/紀行文は目的地に着いたところから書く。場所のデータは調味料的に使う。/始めの方に「まだわからない」と謎を書く。その謎は部分的な解明でかまわない。/特別な...

接続詞に注目。よく考え、使いすぎない。/短い文を一つ二つ置いて、それを助走として長文に入ると読みやすい。/読点を打ちすぎない。/紀行文は目的地に着いたところから書く。場所のデータは調味料的に使う。/始めの方に「まだわからない」と謎を書く。その謎は部分的な解明でかまわない。/特別な自分をねつ造する必要はない。/借り物の解説ではなく、個人的な体験や視点から始める。/一つの文にテーマは少なく。

Posted byブクログ

2009/10/04

「文章教室」(この手の本はあらゆる作家が出していますが)というだけでも惹かれる上、 著者が清水義範氏というのがとても興味深いです。

Posted byブクログ