ロシア幽霊軍艦事件 の商品レビュー
何で?何で?と読み進めていくと、最後のなんて切なくて悲しい話があること。戦争の惨さ、感じてしまうよ。そして島田さんがすごい作家だなと素直に思いました。
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箱根の旅館に存在する、あり得るはずのないロシア軍艦の写った一枚の写真。そこから紐解かれる歴史の真実と、一人の少女の壮絶な人生。 ロシアの歴史とかよくわかんないよォと思いつつ読み進めていくと、どんどん面白くなっていく。で、エピローグがまた面白いんです。これホントに歴史の真実だったら...
箱根の旅館に存在する、あり得るはずのないロシア軍艦の写った一枚の写真。そこから紐解かれる歴史の真実と、一人の少女の壮絶な人生。 ロシアの歴史とかよくわかんないよォと思いつつ読み進めていくと、どんどん面白くなっていく。で、エピローグがまた面白いんです。これホントに歴史の真実だったらすごく面白い。 ただ御手洗である必要があったかって言ったら別にそんなことは無いと思った。御手洗の髪は石岡君が切っていたという衝撃の事実を知ることは出来たけどね!
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『占星術殺人事件』でものすごく驚いて、その後題名につられてこの本を読みましたががっくし・・・ こんなのトリックではありません。
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ひっさびさにミステリーを読んだので面白かった。多分、トリックとかそういうのは凝ってないように思われたけれど、謎があって歴史があって解決がある。それだけで、じゅうぶん楽しめたのでよかった。あと、御手洗シリーズを久々に読んだので(もはやなにを読んでなにを読んでいないのやら)、知ってい...
ひっさびさにミステリーを読んだので面白かった。多分、トリックとかそういうのは凝ってないように思われたけれど、謎があって歴史があって解決がある。それだけで、じゅうぶん楽しめたのでよかった。あと、御手洗シリーズを久々に読んだので(もはやなにを読んでなにを読んでいないのやら)、知っている人が出てくることに安堵を覚えた。
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御手洗のところに、レオナから一通の手紙が届く。 それは不思議な手紙だった。 アメリカで活躍するレオナに、ある日本の元軍人がアメリカにいるアナ・アンダーソンという人にメッセージを伝えてほしいというものである。そしてそこから物語は始まる。 ロシア革命で家族全員殺されたとされる...
御手洗のところに、レオナから一通の手紙が届く。 それは不思議な手紙だった。 アメリカで活躍するレオナに、ある日本の元軍人がアメリカにいるアナ・アンダーソンという人にメッセージを伝えてほしいというものである。そしてそこから物語は始まる。 ロシア革命で家族全員殺されたとされる、ニコライ二世の一家。その四女である、アナスタシア生存説にのっとって書かれた話である。 創作部分が多く含まれているにもかかわらず、アナスタシア生存説を非常に説得力をもたせて説明している。 そこに描かれるアナスタシアは、とても悲しい。 いや、その時代のロシアがとても悲しいのだ。 耐えきれず、何度も本を閉じてしまった。しかし、抗いがたい魅力が、そこにはある。最後まで本を読ませるだけでなく、真実を知りたくなりさまざまなアナスタシア関係の本が読みたくなる。アメリカではいまだに、一年に一冊の謎解き本が出版され続けているという。 これまでロシア革命についてなど、名前しか知らなかったが、今後アナスタシア関連の本も注意して読んでいくことにする。
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しばらく島田作品から離れていた私を再び信者に引き寄せてくれた作品。謎解き部分以外が回想になっていて、全く無駄じゃない(たいていメルヘンは邪魔なんだけど…)歴史好きな人にも勧めたい一作。
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ロシア皇女アナスタシアが本当は生き延びていたというお話。壮大なロマンを感じさせてくれました。例によって天才御手洗潔が謎を瞬時に解決してくれてすっきり。
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2009/10/16〜2009/10/17 レオナからの不思議な手紙に書かれていた箱根の富士屋ホテルの奇妙な写真は芦ノ湖に浮かぶロシアの軍艦であった。その写真には、ボルシェビキ達に銃殺されたはずのアナスタシアが写っていた。アナスタシアを名乗る謎の女性に謝罪したいという日本人とロ...
2009/10/16〜2009/10/17 レオナからの不思議な手紙に書かれていた箱根の富士屋ホテルの奇妙な写真は芦ノ湖に浮かぶロシアの軍艦であった。その写真には、ボルシェビキ達に銃殺されたはずのアナスタシアが写っていた。アナスタシアを名乗る謎の女性に謝罪したいという日本人とロシア軍艦の関係は?何故、真夜中に軍艦が芦ノ湖に浮かんでいたのか? 島田氏得意の大仕掛け。後半は恋愛小説にもなっている。
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好き嫌いが分かれるかも。 私は結構好きだったが読んでて辛かった。ロシア皇室最後の姿についての描写箇所が特に。ノンフィクションと分かっていても、だ。
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ロシア皇女アナスタシアが生き延びていた、というミステリ。うわーうさんくさーとか思うのは私の心が淀んでるせいでしょうか(笑)。 なかなか壮大な歴史のifストーリーなんですが、この話のアナの言動があまりに奇矯なので皇女であってほしくないとゆー実に感情的な先入観が先に立ってしまったり。...
ロシア皇女アナスタシアが生き延びていた、というミステリ。うわーうさんくさーとか思うのは私の心が淀んでるせいでしょうか(笑)。 なかなか壮大な歴史のifストーリーなんですが、この話のアナの言動があまりに奇矯なので皇女であってほしくないとゆー実に感情的な先入観が先に立ってしまったり。(いややっぱプリンセスとゆーのはヘプバーンのようなだな……) あと最近の島田先生見てると、御手洗を天才にしすぎかなあと思います。 私は別に脳研究の分野で世界的に活躍する御手洗なんか見たくなかったんだけどな……。 それから既にアナはDNA鑑定によりアナスタシアではないと判定されているという事実に触れていないのもちょっとずるいなあ。
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