1,800円以上の注文で送料無料

世界をかえた魚 タラの物語 の商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/03/09

鱈(塩鱈)が奴隷貿易に深く関係していたことを初めて知った。17世紀にはもう奴隷貿易をしていたとはヨーロッパ(そしてアメリカも)の豊かさは血塗られているんだなぁ。

Posted byブクログ

2022/02/13

司馬遼太郎先生も書かなかったのは知らなかったのか?鱈を干魚にして遠洋航海の保存食糧としたバイキングの子孫がヨーロッパに定住して遠洋渡海しなくなったのち、勇敢なバスク人は北アメリカ沿岸漁業で獲れた鱈を塩漬けにして食べやすくして売出し大儲けした。漁場は秘密にして海浜地帯に拠点も作って...

司馬遼太郎先生も書かなかったのは知らなかったのか?鱈を干魚にして遠洋航海の保存食糧としたバイキングの子孫がヨーロッパに定住して遠洋渡海しなくなったのち、勇敢なバスク人は北アメリカ沿岸漁業で獲れた鱈を塩漬けにして食べやすくして売出し大儲けした。漁場は秘密にして海浜地帯に拠点も作って住んだ/ピルグリム・ファーザーズがやってきて漁業も知らず農業も苦手、原住民からトウモロコシを分けてもらったり奪ったり/フランスとイギリスが北アメリカ大陸は(ずっとあとに来た)コロンブスから継承した領土と主張してバスク人を締め出した

Posted byブクログ

2020/03/04

戦争の原因にもなったことのある魚、タラについて詳しく綴られている大人向けの絵本です。 ニシンと同様に経済を揺さぶる力を持つ生物であり、その生態や歴史や漁法等が素晴らしい絵と共に解説されています。 かつては大量にいたようですが、産業革命以降の漁獲量増加により個体数が減少しているよう...

戦争の原因にもなったことのある魚、タラについて詳しく綴られている大人向けの絵本です。 ニシンと同様に経済を揺さぶる力を持つ生物であり、その生態や歴史や漁法等が素晴らしい絵と共に解説されています。 かつては大量にいたようですが、産業革命以降の漁獲量増加により個体数が減少しているようです。 命ある生き物ですが、人間にとっては貴重な食料資源でもあります。 理由はどうであれ大事にしなくてはなりませんね。

Posted byブクログ

2012/09/17

大人の絵本ですね。 「世界を変えた塩の絵本」と同じ匂いの本でした。 資源というのは何事にもよらず限りのあることを伝えないといけないのでしょうね。それなら日本のクジラ捕鯨だって、保護しながらとっていることを認めてもらいたいなあ・・・

Posted byブクログ

2012/05/24

世界をかえた魚が「たら」 疑ってしまう題名だが、あらためて人類の歴史の ふしぎを思った。おもしろかった。 絵本であるが、大人が楽しむ本だと思う。

Posted byブクログ

2015/06/10

烏兎の庭 第二部 絵本 3.17.06 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto02/bunsho/rocks.html

Posted byブクログ