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続・ウィーン愛憎(続) の商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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1994年、十年ぶり…

1994年、十年ぶりに訪れるウィーン。半移住計画、街の変化など。

文庫OFF

2012/12/25

20121224読み終わった 前作は1980年代の私費留学記、今作は1990年代の在外研究記。ウィーンの変化が記録されている。今回も家庭内の状況があけすけで、このような自叙伝的作品の出版が家族との関係性悪化に一役買っているんじゃないかとまで思う。前作でも感じたが、とにかく独特な人...

20121224読み終わった 前作は1980年代の私費留学記、今作は1990年代の在外研究記。ウィーンの変化が記録されている。今回も家庭内の状況があけすけで、このような自叙伝的作品の出版が家族との関係性悪化に一役買っているんじゃないかとまで思う。前作でも感じたが、とにかく独特な人物だな…。

Posted byブクログ

2011/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 十年ぶりに訪れた、思い出深いウィーン。 家族とのもつれた関係を修復するため、ウィーンへの「半移住」計画を曲がりなりにも実現させた著者が実感したのは、頑固で排他的な「古きよきウィーン」の消滅だった。 町がきれいになり、上品な老婦人はいなくなり、蔑視の対象でしかなかった日本的趣味が流行し、はるかに騒音が増えた…。 ヨーロッパ精神との格闘、家族との確執に彩られた、「ウィーン愛憎」ふたたび。 [ 目次 ] 1 一〇年ぶりのドナウ川 2 ウィーン半移住計画 3 フンガーベルク通りの家 4 妻の大事故 5 アメリカン・インターナショナル・スクール 6 あたかも大学生のように 7 ウィーンの街の物語 8 ウィーン家族 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2009/10/04

ウィーンに息子と再び舞い戻ったときのエッセイ。ウィーンへの半移住など。ヨーロッパ中心主義批判に潜むヨーロッパ中心主義。

Posted byブクログ

2009/10/04

『ウィーン愛憎』の続きなので、そちらに目を通してから読もうと思い続けていますが、本屋行く度にそれ買うの忘れてます。先に『続・ウィーン愛憎』から入ろうかな、と手にとっては悩んでおります

Posted byブクログ

2009/10/04

「働くことがイヤな人のための本」の作者が家族と共にウィーンで生活していたことを書いた本。私達が2002年にウィーンに行ったときは「やわらかくなったウィーン」だったらしい。一ヶ月滞在しようと思ったらホテル「カイザー・フランツ・ヨーゼフ」だと炊事もできて、ボックスルームもあってよいよ...

「働くことがイヤな人のための本」の作者が家族と共にウィーンで生活していたことを書いた本。私達が2002年にウィーンに行ったときは「やわらかくなったウィーン」だったらしい。一ヶ月滞在しようと思ったらホテル「カイザー・フランツ・ヨーゼフ」だと炊事もできて、ボックスルームもあってよいようだ。

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2009/10/07

青春をウィーンと格闘した著者の20年後の再訪記。そこで著者がみたのはかつて愛したウィーンではなかった。傍目でみるのはいいけれど、こんな人といっしょに暮らす奥さんや息子さんは悲惨だろうな。

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2009/10/04

「続」とはいっても、前作とはまるっきり趣が異なる。前作は著者の戦う姿に目を見張り、ウィーンにも目を見張り、いやーすごいねあははは真似はできないけど見てる分には楽しいや、といった感じだった。今度のは、時代がほぼ今であることが手伝って、より近くに感じる、そして暗い。あとがきの、人生終...

「続」とはいっても、前作とはまるっきり趣が異なる。前作は著者の戦う姿に目を見張り、ウィーンにも目を見張り、いやーすごいねあははは真似はできないけど見てる分には楽しいや、といった感じだった。今度のは、時代がほぼ今であることが手伝って、より近くに感じる、そして暗い。あとがきの、人生終わったって思ったってのに「うっ」と来た。人生降りるのはやっぱ楽じゃない。さんざん振り回された挙句…、ようやく来るのが終わったという実感を伴った「生きる」という感覚なのかな。

Posted byブクログ