1,800円以上の注文で送料無料

現代語訳 南総里見八犬伝(上) の商品レビュー

4.1

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/06/05

200年経っても終わらないコンテンツ! 馬琴の大作「南総里見八犬伝」、長く読まれて来たメジャーな翻訳を文庫本上下二冊で。 てなわけで比較的メジャーな訳本でありながらもちっとも手を出さなかった私、ようやく読んでます。ハードカバー時代もあり長く読まれて来た訳本。原典に挑戦する前に流れ...

200年経っても終わらないコンテンツ! 馬琴の大作「南総里見八犬伝」、長く読まれて来たメジャーな翻訳を文庫本上下二冊で。 てなわけで比較的メジャーな訳本でありながらもちっとも手を出さなかった私、ようやく読んでます。ハードカバー時代もあり長く読まれて来た訳本。原典に挑戦する前に流れを掴みたい方にはまずお薦め。…だけどあの台詞ない! あの表現ない! あのエピソードない!! ってゆー、ダイジェストものにはつきもののプンプンが当然ありますので出来ればこれで満足せずに原典なり他の抄訳なりも読んでほしいところです。 京極夏彦か! ってくらい分厚くて買った時はびっくりした。でもこの厚さでも岩波三巻の途中までしかないのよ…と書いてて気付いたけど、てことは後半かなりはしょるなコレ… せめて上中下で出して欲しかったです。つまりハードカバーの時からもっと訳してほしかったってことね。

Posted byブクログ

2013/02/13

全訳ではなく抄訳なのですね。現代語訳と銘打たれ、ズッシリと厚いので、最初は全訳とかんちがいして読みました。 見事な筆致で読みやすいので、省略部分は気になりません。しかし原作の全てを知り尽くしたいという方には、別の書籍も必要です。 私的には八犬伝に欠かせないと思われる面白シーンが、...

全訳ではなく抄訳なのですね。現代語訳と銘打たれ、ズッシリと厚いので、最初は全訳とかんちがいして読みました。 見事な筆致で読みやすいので、省略部分は気になりません。しかし原作の全てを知り尽くしたいという方には、別の書籍も必要です。 私的には八犬伝に欠かせないと思われる面白シーンが、さりげなく削られていて驚くこともありました。 とはいえ、その選択眼には一貫性が感じられ、よくまとまり、訳者による独自の創作部分はとくになく、圧巻のページ数をほぼ飽きずに読めるエンターテインメント性があり、作品の全体像を詳しく知るという目的には最適だと思います。

Posted byブクログ

2012/07/09

小学生の時に。 今にも通じるストーリーの構成が面白い。 桜庭一樹の『贋作里見八犬伝』をこの前読んだので思い出し登録。

Posted byブクログ

2013/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夢中で読んでしまった。毎日読むのが楽しみで仕方がなかった。初心者向けの訳を読んだ後、より詳しく読みやすい訳をと探してたどり着いたこの本。白井恭二氏の現代語訳がとてつもなくすばらしい。 ぜったいに読むべき!

Posted byブクログ

2012/03/25

現代語訳、読みやすい! 登場人物が多くて途中で人物相関図が欲しくなる。。。 どのキャラクターも活き活きしていて、それぞれの人生に荷を負いながら、おなじ運命のもとにある仲間を探し出す、という物語の王道。 胸躍らないはずがない。 人があっけなく死んでしまうのには驚きだけど。 い...

現代語訳、読みやすい! 登場人物が多くて途中で人物相関図が欲しくなる。。。 どのキャラクターも活き活きしていて、それぞれの人生に荷を負いながら、おなじ運命のもとにある仲間を探し出す、という物語の王道。 胸躍らないはずがない。 人があっけなく死んでしまうのには驚きだけど。 いよいよ、8犬士のうち7名が判明し、残すは1名と、全員が一堂に会すること。 これが、200年近く前に書かれたというのだから、物語の力には圧倒される。 下巻が楽しみ。

Posted byブクログ

2011/12/08

ふと、あるキッカケから読んでみようと手に取ったがこの分厚さ。 まぁさらりと読み流せばいいだろう・・・と思いや、この面白さ。こんな勧善懲悪モノを読まずに何を読もうというのだろう。 八つの玉から生まれ出でる8人の犬士たちの武勇、艱難、心情モノ。 ありとあらゆるジャンルを籠めたこの上下...

ふと、あるキッカケから読んでみようと手に取ったがこの分厚さ。 まぁさらりと読み流せばいいだろう・・・と思いや、この面白さ。こんな勧善懲悪モノを読まずに何を読もうというのだろう。 八つの玉から生まれ出でる8人の犬士たちの武勇、艱難、心情モノ。 ありとあらゆるジャンルを籠めたこの上下2冊を読むほかない。

Posted byブクログ

2011/04/15

何度も目にする機会があったけど、改めて読むと、すごく面白い。仁義礼知…等の学問や思想で扱われた語句をキャラクター一人々々に当て嵌めて解説の代わりにし、大衆向けのドラマを構成し、同時に解釈とした滝沢馬琴は天才だと思う。

Posted byブクログ

2011/02/01

現代語訳と銘打つだけあり、とても読みやすい。 大まかなストーリーしか知りませんでしたが、次から次へと八犬士に降りかかる困難に、ハラハラドキドキされられっぱなし。 江戸時代に大ベストセラーになったのも納得。

Posted byブクログ

2010/01/29

この本は、元々好きな物語で興味があったので読みました。 内容は多少前から知っていた話と異なるところもあったけど、やはり八犬士たちの生き様がカッコよかったです。

Posted byブクログ

2009/10/04

信乃を始め、格好良くて強い 殿方がたくさん出てきます(笑) いつ誰がどうやって登場するのかを ドキドキしながら読んでました。

Posted byブクログ