黄昏の百合の骨 の商品レビュー
話の展開や速度がちょうどよく、どんどん読み進め、おもしろかった。最後の展開も読めなかった。恩田陸の作品いくつか読んだけど、これが一番好きかも。 ただ、他の方のレビューを見て、この本が続編だということを知りました。最初から読んでみたいと思います。
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朝日のようにさわやかにの中のを先に読んで 気になってた理瀬とヨハン? あっちの世界のあれこれを読んでみたい。 謎解きはぞっとしました。なんかもうだれも信用できない・・
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長崎を舞台にしたミステリ。 少女期の危うさであるとか、人間の表と裏の顔とか、 そういうものがはっきり表現されていて面白かったです。 特に少女期の繊細さと危うさと、そういう不安定なものを描写するのが 恩田陸はうまいし、よくテーマに取り上げていると思います。 ただし、今回の主人公は1...
長崎を舞台にしたミステリ。 少女期の危うさであるとか、人間の表と裏の顔とか、 そういうものがはっきり表現されていて面白かったです。 特に少女期の繊細さと危うさと、そういう不安定なものを描写するのが 恩田陸はうまいし、よくテーマに取り上げていると思います。 ただし、今回の主人公は17歳といえど、かなり修羅場をくぐっているので 共感はしにくいのかな、とも。 二転・三転のラストがよかったです。 そうくるか、と思わずうなってしまいました。 内容的には少女期の恋愛のドロドロっぽいのも描かれていて しかも少々ホラーな感じなので この時期にちょうどいいな、とも思います。
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理瀬、会いたかった…!とさけんだ記憶の3月シリーズ。 キャラクタ小説(よい意味でも)。理瀬は冷酷で美しくそしてかわいい。かわいい理瀬を堪能できた。 この本を最初に読んだ人がいたら残念。麦の海に…から是非に。
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シリーズになってるから読んでみた本。 謎や情景描写がおさまるところに綺麗におさまっていておもしろかった。 やっぱり、書く文章が魅力的だと読みやすくていいなー。
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恩田陸さんのミステリーはハズレがなくて面白い。女性独特の生ぬるいにおいと百合の香り。 こういうのは、逆に読み終わった後にすっきりする、気がする←
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前作を読み終わったときに、この理瀬の話が読みたいと思っていたので読めて良かった。 続きが気になるけど出ているのかな。 ヨハンが気になる。
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今日まで理瀬シリーズ&三月シリーズを、 『麦の海に沈む果実』→『三月は深き紅の淵を』→『黒と茶の幻想』→『睡蓮(図書室の海収録)』→『水晶の夜、翡翠の朝(朝日のようにさわやか等に収録)』→『黄昏の百合の骨』 という順番で読んできました。 今回の『黄昏の百合の骨』では理瀬があの全...
今日まで理瀬シリーズ&三月シリーズを、 『麦の海に沈む果実』→『三月は深き紅の淵を』→『黒と茶の幻想』→『睡蓮(図書室の海収録)』→『水晶の夜、翡翠の朝(朝日のようにさわやか等に収録)』→『黄昏の百合の骨』 という順番で読んできました。 今回の『黄昏の百合の骨』では理瀬があの全寮制の学校をでた後の話が綴られていましたが、 今の理瀬は記憶を取り戻した後なのでこの理瀬がきっと本来の理瀬なんだろうけど、『麦海』の時の理瀬とは性格が全然違うのでちょっとびっくり。 個人的には『麦海』の頃の理瀬のほうが可愛くて弱くて好きでした。。本当の理瀬はなんだか大胆だし、恐ろしいです。 けど、やっぱり理瀬がこの先どうなっていくのか気になるので続きが読みたいです!!
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* あっ と思わされる本 解けそうでなかなか答えが見つからない そんなミステリー そこらじゅうにヒントは散らばっているのに 亡くなったおばあさんの口癖 「ジュピターが心配だ」 ジュピターとは一体何なのだろうか それは宝物? それとも… おばさんの孫娘である主人公理瀬がその謎を解き明かしていく話 途中で思わぬ人が死んだりと波乱万丈でなかなか面白い 理瀬の婚約者の話がいまいちわからなかった もう少し詳しく描写して欲しかったな 前作もあるみたいなのでそっちから読めばよかったかも… まさに恩田陸ワールドという感じ 個人的にはとても好きな話です
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三月シリーズ。 幼少期に祖母や兄弟と暮らしていた洋館に帰ってきた理瀬。二人の魔女、祖母の死、洋館の秘密、少女時代の終わり。
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