見えないドアと鶴の空 の商品レビュー
最初読んだ時は、10代の学生だったので、 性描写や登場人物たちの言動がえげつなく思えて、えーってひいたのを覚えてます。 ただ、20代になって、 多少いろんなことに揉まれてから読むと、 一見身勝手ないろんな描写もすんなり理解できて、へーと思いました。 私は、スピリチュアルワールドを...
最初読んだ時は、10代の学生だったので、 性描写や登場人物たちの言動がえげつなく思えて、えーってひいたのを覚えてます。 ただ、20代になって、 多少いろんなことに揉まれてから読むと、 一見身勝手ないろんな描写もすんなり理解できて、へーと思いました。 私は、スピリチュアルワールドを信じる方なので、 そのへんもすんなり受けいれられました。
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三角関係の話かと思えば、そんなことは些細な問題でしかなく。 生と死の対比と、その捉え方についての話だった。 テーマが一貫してるんだなぁ、と毎回思う。 断定的な語り口で大きな観念を語るキャラクターが多くて、 その大きな視点の中で赦されてしまう残酷な思考に反発も覚えて、 でもそれで...
三角関係の話かと思えば、そんなことは些細な問題でしかなく。 生と死の対比と、その捉え方についての話だった。 テーマが一貫してるんだなぁ、と毎回思う。 断定的な語り口で大きな観念を語るキャラクターが多くて、 その大きな視点の中で赦されてしまう残酷な思考に反発も覚えて、 でもそれでも気になる文章だなぁ、と思う。 懲りずに他の作品も読むと思います。
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人と人との繋がりでなんであれ、この世は目に見えない部分で深く結びつき、存在の本性が根ざしているというテーマのもとに書かれた作品です。 主人公の昂一が、身のまわりに巻き起こる不可思議な出来事を通じて、自分自身そして人間関係について改めて見つめ直していく。読解力に乏しい私にとっては...
人と人との繋がりでなんであれ、この世は目に見えない部分で深く結びつき、存在の本性が根ざしているというテーマのもとに書かれた作品です。 主人公の昂一が、身のまわりに巻き起こる不可思議な出来事を通じて、自分自身そして人間関係について改めて見つめ直していく。読解力に乏しい私にとっては、少々理屈っぽい内容でした。 『世に言う不運な人、幸運な人というのも、運を自らが招来しているだけなのではないだろうか。人を愛する人は人に愛され、人を尊重する人は人に尊重される。人を疑う人は人に疑われ、人を憎む人は人に憎まれる。』(P321ページ)
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〜人は親しい相手をよく知っていると思い込みがちだが親しくなればなるほど、その人をより深く知る努力を継続するべき〜男女の三角関係からストーリーは展開していく。女性の立場からすると、主人公の男性の無責任さにちょっとムッとしないでもないが、こういう人もいるのかもしれない。後味はあまりよ...
〜人は親しい相手をよく知っていると思い込みがちだが親しくなればなるほど、その人をより深く知る努力を継続するべき〜男女の三角関係からストーリーは展開していく。女性の立場からすると、主人公の男性の無責任さにちょっとムッとしないでもないが、こういう人もいるのかもしれない。後味はあまりよくないが、人間の身勝手さや弱さが出ている作品。
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なんだかなーな作品。神秘的なチカラが、う〜ん、信じがたいんだけど。文章も理屈っぽい。2004年の作品だが、近著の方が面白い。
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えーと、なんていうか・・・よく覚えてません(笑)いや、って言うよりもむしろ何を受け取ることが出来たのか・・・問題はテスト期間によんだってことにしときます・・・
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当たり前の日常から、三角関係をきっかけに、人は「何のために生まれ、生きているのか」という問いをつきつけられ、新たなる、本当の生き方を見出す物語。
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ちょっとホラーっぽい要素もありつつエロもあり..う〜ん、よくわからんけど気がついたら読み終わってました。
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うーん、よくわからん。図書館で借りたんだけど、前借りてた人がタバコ吸いながらよんだらしく、本がすごくくさかった!! 白石さんの作品は難しい。
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あぁ、って思う言葉はいっぱいあったんだけど、全体としてなんだか集中できなかった。難しい、のかな。結末はすきじゃない。 「人は親しい相手をよく知っていると思い込みがちだが、案外それは正反対なのだろう。親しくなればなるほど、その人をより深く知るべきであり、知る努力を継続すべきにもかか...
あぁ、って思う言葉はいっぱいあったんだけど、全体としてなんだか集中できなかった。難しい、のかな。結末はすきじゃない。 「人は親しい相手をよく知っていると思い込みがちだが、案外それは正反対なのだろう。親しくなればなるほど、その人をより深く知るべきであり、知る努力を継続すべきにもかかわらず、親しいと自覚した途端に実は無関心になるのかもしれない。」「どんな大切な関係であっても、その大切さはそれが終わったあとでしか知れない。」「世に言う不運な人、幸運な人というのも、要するにそうした運を自らが招来しているだけなのではないだろうか。」 (06/01/20)
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