四畳半神話大系 の商品レビュー
誰もが人生で1度ならず2度3度は通る道であろう 「あの時こうしていれば…」 の思いを、この本は見事に頭ん中に繰り広げてくれる。 やっぱりどの選択をしようが大差はない。 どの道を選ぼうが自分は自分。 そう考えると後悔はもっと少なく生きて行けるかな。
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「バカな男子大学生」というのはどこにでもおり、大抵自分のことは棚に上げて他人を卑屈に見、ついでに美人に惚れるというどうしようもないスパイラルを辿るのですが、そういった「元バカな男子大学生」(現アホな社会人だかなんだかわからないアホ)にはケタケタと笑える作品です。堕落した大学生活に...
「バカな男子大学生」というのはどこにでもおり、大抵自分のことは棚に上げて他人を卑屈に見、ついでに美人に惚れるというどうしようもないスパイラルを辿るのですが、そういった「元バカな男子大学生」(現アホな社会人だかなんだかわからないアホ)にはケタケタと笑える作品です。堕落した大学生活にようこそ。
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四畳半という名の無限数列を旅する80日間四畳半一周がおもしろかった …運命とか人生って何なんでしょうね
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内容に触れるとどうしてもネタバレしてしまって興を削ぐことになるので、なかなか。京都に暮らす大学生の鬱々とした日常を描いた四編の物語。「至宝薔薇色のキャンパスライフ」の行方は何処に!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
●近頃はやり(??)のダメ男京大生小説裏。もちろんこっちが裏。 ●作者が日本ファンタジーノベル大賞でデビューしたって時点で、まっとうな作風じゃないと言う期待はいやがおうにも高まろうってもの。 つか、最初のページをめくった時点で、こりゃもう読む人間を選びまくりじゃございませんこと?トホホ☆ かくいう私もその文体で、手にはしたもののうーんと唸って棚に返したことかつて数回。 どっこい、始めてみると意外にスラスラスー、と読めてしまえるんですねえ。 だって、くっだらねえええええええ! んだもん。 こっちは、大学に入ってどこのサークルに入るかで主人公の運命が変わる(嘘)なつかしのシュミレーションブックな様式。 うむり、コピー&ペーストの固有名詞入れ替えで、各章4ページ分ずつは稼いでおりますな。 細かく修飾等の変更があるので、まちがいさがしのように読むのもまたたのし。 青春やね!! モラトリアムやね!! 『鴨川ホルモー』にくらべると、だいぶ臭くて狭くて住まいも(心も)きっっったないけどな・・・。 ●京都の土地鑑があると(以下省略) しかし、鴨川の等間隔カップルと出町のデルタは心底(更に省略)
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やっぱり森見登美彦は面白い! 『夜は短し歩けよ乙女』と同じく傑作でした。 愛着が湧く登場人物達といい、話の構成といい、相変わらずの独特な言葉遣いといい、この人、最高です。 次回作にかなり期待! 祝・100冊目にふさわしい作品でした!!!
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『結局何を選んでも僕はあなたに逢っていたと思います』 ああ、運命のいたずらなのか。。。でもそんなことがおもしろい。そんな小説。大好きな樋口さん&羽貫さんコンビにあえて嬉しい♡
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私は『夜は短し歩けよ乙女』を読んでからこの作品を読みました。同じ登場人物が何人か出てくるので「あっ!〇〇さんだぁ」と喜びながら読んでました。 モテナイ主人公が薔薇色のキャンパスライフを求めて4つのサークルで悩む。それぞれのサークルを選んだ話しを描いている作品です。で、結局どの...
私は『夜は短し歩けよ乙女』を読んでからこの作品を読みました。同じ登場人物が何人か出てくるので「あっ!〇〇さんだぁ」と喜びながら読んでました。 モテナイ主人公が薔薇色のキャンパスライフを求めて4つのサークルで悩む。それぞれのサークルを選んだ話しを描いている作品です。で、結局どのサークルを入っててもある悪友とは逃れれない運命だったというお話し。なので、同じ文章が何回も出てくるし、話しの結果は見えてくるしで3つめのサークルの時にはちょっと飽きてしまいました。
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とりあえず自分と同じ苗字の人が出ると照れますな、わけもなく。結局彼はどのサークルに入ったところで小津とつるむし明石さんとは付き合うんだよっていう話。面白いですけど、好き嫌いはありそうですね。
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どの未来でも小津やら明石さんや師匠や羽貫さんがいる人生を送っている時点で羨ましいです。 羽貫さんにお会いしてみたい。
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