トヨタ流仕事の哲学 の商品レビュー

若松義人(著者)

2021/06/26

積んであった本をようやく。ビジネス書は手をつけるまでに時間がかかりますね…
さて、本著ですが、率直に言って仕舞えば、内容はそりゃそうだ！という当たり前のことが書かれていますし、自分もそう思っていたことが多々ありました。が、トヨタのすごいところは、おそらく、この考えが一般社員層まで徹底されていることだろうと思います。普通の起業では、経営層がこうあるべき！とか号令かけるも、下は白けている…というようなことがあると思うのですが、きっとそうではないのでしょう。あるいは、そういう意識を持った社員の割合が、一般企業より高いとか。いずれにしても、当たり前のことをあまり前にできる凄さが、トヨタの礎なのだと思いました

2013/03/23

トヨタの本を読んでいると、現実的な解が書いてあるように思う。
仕事をしていく上でこれでいいのかと思うような部分を明確に断じている。
トップダウンでは人が育たない、小さな改善の積み重ねが大きな改革になる。

短期的に成果を求める現代の風潮に疑問を持っているところに、自分の考えを後押ししてくれる。

2011/01/30

いろいろと羅列しているのでぱぱっと読む分には面白かったけど、もうちょっといろいろ知りたい場合はやっぱり原典に当たるべきかしら…。

とは言えいろいろモチベーションにはなったのでこれをどう自分のマインドに落とすかかな…

2019/01/16

トヨタ関係の本は仕事のやり方を考える上で非常に参考になるので，愛読しているが，本書はちょっと表面的過ぎて残念だったな。エッセンスをまとめているという意味ではいいんだけど，もう少し深い内容が知りたい場合には不向きだね。トヨタのやり方を理解するビギナーには簡単に読めるのでお勧め。

2009/10/07

トヨタ勤務経験のある筆者が、今まで触れた優れた経営者の名著や、見聞きした現場での改善事例などを、トヨタ方式のいくつかの考え方に分類して羅列したもの。
トヨタ流とは？と思って読むと、期待はずれ。