ビジネス・エコノミクス の商品レビュー
経済学が企業経営にどう影響を与えているかを簡潔、読みやすくまとめてくれてはいるが、そこまで経済学を強調することか、とは思った。もちろん読み物として面白かったです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
大学院生のときに読んだ、自分的ビジネスエコノミクスのバイブル。経済学が実際のビジネスにどう活かされているか体系的に理解できるし、何より殆どのページが現実の企業のケーススタディーになっているため、イメージがしやすい。 また、よくある新書と違って350ページくらいあるので、「戦略論をガチガチに学ぶ気はないけど、入門的な軽い説明は求めてない」という人や以下のテーマ(本書から抜粋)にワクワクする人は読むといいと思う。 ・百貨店とチェーンストアのビジネス戦略 ・金融機関に見るモラルハザードと逆選択の展開 ・ゲームを有利にすすめるためには ・巧妙な価格戦略の裏を探る
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2004年の本なので、事例は古いが、経済学と経営学の観点から、ビジネスエコノミクスを解説している個所が非常にわかりやすい。できれば、最新の事例をこの観点から分析した最新版を出していただきたい。
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出版から10年経って、引用された事例は古いが、内容の軸は、今も通用すると思う。 10年前に一度読んで、今回また読んだ、10年後読み返し、どう感じるか試してみたい。
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日本企業の経営戦略を解説した本 松下、資生堂、トヨタ、キリンの独特な流通チャンネル戦略や 問屋の機能やタクシーの契約形態など 興味深い話が盛りだくさんだった。
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経済学の知識でビジネスの世界をわかりやすく解説していく興味深い本。最新の理論が使われているのも面白い。ただ、基礎がないのでわからない部分もあったし、わかりやすく述べているだけにもう少し深くつっこんでほしい箇所もあった。
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(K) 実際に市場で起こっている様々な現象を取り上げ、それを理屈で説明することによって経済の動きに対する理解を深めようという試みの本。理屈そのものに目新しさはないが、筆者の知識の広さからか、取り上げられている事例が多岐にわたっていているので、飽きることなく読むことができる。企業戦...
(K) 実際に市場で起こっている様々な現象を取り上げ、それを理屈で説明することによって経済の動きに対する理解を深めようという試みの本。理屈そのものに目新しさはないが、筆者の知識の広さからか、取り上げられている事例が多岐にわたっていているので、飽きることなく読むことができる。企業戦略やマーケティングについてあまり知識の無いひとが、入門書として読むのにちょうど良い本ではないかと思うが、使っている言葉は戦略やマーケティングの言葉そのもので、場合によっては何を言っているのか良くわからないというケースもありそう。それでも、手軽に薄く広くしるには良い本である。
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「ワールド・ビジネスサテライト」のコメンテーターとしても有名な経済学者が、 吉野家、トヨタ、松下、セブン‐イレブンなど、実際の日本企業で行われている経営戦略を経済理論のフィルターを通して解説している。具体例が身近で小難しい経済学もすんなり頭に入る?
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吉野家、花王、セブンイレブンなど誰もが知っているような日本の会社について多く取り上げられていて、とても興味深いです。ビジネスと経済学の繋がりが分かりやすく示されています。(G山)
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多方面で大活躍の伊藤元重先生が、ビジネスの現場で見られる様々な現象を、経済学理論に基づいて解説しています。オススメです。
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