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魍魎の匣 の商品レビュー

4.4

22件のお客様レビュー

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2010/07/18

本作品は、一九九五年一月に講談社ノベルスとして刊行され、一九九九年九月に加筆・訂正のうえ講談社文庫に収録された小説を底本としてハードカバー化したものです。

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2009/12/30

5年ぶりくらい?に再読。意外なほど忘れてたぞ……。 とにかく雰囲気が好きだなあ。猟奇的で、そして幻想的で美しい。作中作「匣の中の娘」の情景を想像すると、ぞわぞわと鳥肌が立つような感覚が心地よい。結末もかなり好み。 密室トリックは、再読してもなお「おおっ!」と思っちゃうなあ。けっこ...

5年ぶりくらい?に再読。意外なほど忘れてたぞ……。 とにかく雰囲気が好きだなあ。猟奇的で、そして幻想的で美しい。作中作「匣の中の娘」の情景を想像すると、ぞわぞわと鳥肌が立つような感覚が心地よい。結末もかなり好み。 密室トリックは、再読してもなお「おおっ!」と思っちゃうなあ。けっこう無茶ではあるのだけれど、こういう発想はやはり凄い。

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2009/11/06

私が一番最初に手を伸ばした京極作品です はじめて見た時本の分厚さに驚いたことを覚えています。 口コミで面白いと聞いていたのでなんとなく興味本位で読んだんですが・・・・京極さんの本って好き嫌い分かれると思うんですよ京極さんの本は難しいしわけわかんないから無理って人と、何この面白さ!...

私が一番最初に手を伸ばした京極作品です はじめて見た時本の分厚さに驚いたことを覚えています。 口コミで面白いと聞いていたのでなんとなく興味本位で読んだんですが・・・・京極さんの本って好き嫌い分かれると思うんですよ京極さんの本は難しいしわけわかんないから無理って人と、何この面白さ!大好き!!大好きだぁぁぁああ!!ってなる人、私は後者でした。 まだ京極さんの作品を全て読んだわけではないのですが私は一番魍魎の匣が京極さんの作品で好きです! 最初から最後まで暗い夜道を歩いている気分にしてくれます。

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2009/10/23

とにかく長い。けど、雰囲気は良い。 京極堂の主張する犯罪を安易な動機づけでくくるな、という考え方に、 少し興味を覚えた。 安楽椅子探偵・京極堂カッコヨス。

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2009/10/04

始めの一文にやられた。みんなのキャラクターがはっきりしてきて特に榎木津!超マイペース。彼の「これ僕の」とかかなりどうでもいいセリフがお気に入りだったりします。

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2009/10/04

「姑獲鳥の夏」の後だっため、先入観をもって読んでしまったかも知れない。 しかし、読み応えはかなりのもの。 さっそく、京極堂シリーズ第3弾を読み始めた。

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2009/10/07

1049頁。長いが無駄に長いわけでもなく、ラストの箱と旅する男のあたりで何ともいえない思いがこみあげる。幸せっていったいなんなんだろう。

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2009/10/04

面白いんですけど…関口氏にシンクロするように…最後、はっ!?と気付かされて関口氏と一緒に京極氏に怒られたのは自分だけではないはず。隙間気になって仕方ない。…ここまで引き込まれるってのも凄いよなぁ。って邪魅の雫発売してるのですね!遅れたー!!

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2009/10/04

京極堂は最近北欧メタルなみに様式美化しているが、それでも読んじゃうんですよね。安心感?まだこの時くらいまでは不安感が良かった。面白いから立派なんですけどね。

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2009/10/04

『姑獲鳥の夏』の続巻。 京極さんの世界が惜しむことなく展開している。相変わらずの分厚さと思考力。何回「凄過ぎるぞ、京極夏彦」と唸らせれば気が済むのか。 登場人物たちの個性が確実に前作よりパワーアップしている。 キーワードは「はこ」。全ての事件は繋がっている。一文一文にリアルな想像...

『姑獲鳥の夏』の続巻。 京極さんの世界が惜しむことなく展開している。相変わらずの分厚さと思考力。何回「凄過ぎるぞ、京極夏彦」と唸らせれば気が済むのか。 登場人物たちの個性が確実に前作よりパワーアップしている。 キーワードは「はこ」。全ての事件は繋がっている。一文一文にリアルな想像が付きまとい、読んでいる方まで頭の中が「はこ」で一杯になる。タイトルにもなっている「魍魎の匣」の真の意味を知った時、あまりにも悲しくなってしまった。

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