イラク便り の商品レビュー

奥克彦(著者)

2011/12/24

イラクで2003年に殺害された奥克彦大使が、イラクでの復興支援活動中に書き綴っていた（そして外務省のHPに掲載されていた）記録。
事件当時、私は中学3年生でしたが、この事件は非常に衝撃的でした。

イラクから米軍が完全撤退したのを機に、改めて読んでみましたが、イラクの復興やテロとの戦いにかける思いというものの大きさに強く胸を打たれました。

2011/01/11

イラクで銃撃を受け殺害された外務省の職員の方の本と思うと非常に重みがある。
イラクは今だに復興していない。
イラクでの日本の様々な活動と世界のかかわりが紹介されている。かつてバグダッドには日本の支援で建設されたものもあり、日本人も3000人くらいいたそうだ。そしてイラク航空も日本に来ていた。またそういう時代が来ることを望む。
イラクではチグリスユーフラテス川で捕れる鯉をよく食べるそうだ。

殺害された奥さん、井之上さんのご冥福をお祈りしたい。