黄金旅風 の商品レビュー

飯嶋和一(著者)

2009/10/16

とにかくオモシロイ！
映画で観てみたいと思った作品。それがダメならせめて年末大河ドラマスペシャルでも…。

2009/10/04

鎖国直前の長崎を舞台にしたお話。
いろんな人間の欲望や野望で押しつぶされそうになる長崎をそして、民衆を救おうとする登場人物達の姿が格好いいのです。
主人公になるのだろう（たぶんね）「金屋町の放蕩息子」「平戸町の悪童」と並び称されたこの2人のキャラクターにすごく惹かれました。
彼らのように自分の信念をどこまでも貫き通していく人って今はあまり見ないから余計そう感じたのかもしれない。
いろんな話が交錯するタイプの小説は昨今珍しくないけれどこれもそういう感じ。
でも、すんなり読めます。
教科書で学んだ歴史とはまた違う「裏側」を知ることができます。
これはかなりお奨め。

2009/10/04

お上の力がじわじわと、庶民の周りに及ぶ時、救うはふたりの快男児。
闇に沈みつつある長崎に射したふた筋の光。
今こそ出て来い「金屋町の放蕩息子」「平戸町の悪童」

2009/10/04

あちこちで絶賛されてたのと、海洋冒険物だと思ったので手に取ってはみたものの、うーん、ワンシッティングとはいかなかった。
別につまんないってわけではないんですが。
なんでだろう。
友情（･･･）が町を救う話だと思って読み始めたのがいかんかったのかな？
主人公が海に出て冒険するのかと思ったら、実は政治闘争がメインだったからかな？？
それとも、単に私が心の汚れた打算的な大人になったからかな（笑）
松平伊豆守が登場人物表にあったので、島原の乱までやるのかと思ったんですけどね。
むむう。