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クレイジーヘヴン の商品レビュー

3.2

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

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    11

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2017/10/15

他の人のレビューを見て、とにかく性描写がエグいと書いてありましたが、確かに今までの垣根涼介にはないほどのエロさが前面に押し出されていた。 これは確かに18禁だな(笑) 内容はチープだけど、垣根涼介が好きだから、そこまで酷い印象もない。エロさも、必要エロな感じに思えたし。 ...

他の人のレビューを見て、とにかく性描写がエグいと書いてありましたが、確かに今までの垣根涼介にはないほどのエロさが前面に押し出されていた。 これは確かに18禁だな(笑) 内容はチープだけど、垣根涼介が好きだから、そこまで酷い印象もない。エロさも、必要エロな感じに思えたし。 ひょんな事から出会った恭一と圭子。圭子の美人局をやっていたヤクザを殺したことからなんとなく一緒にいるのが当然の成り行きになり、2人の性も暴力も過激になっていき、それと同時に2人の距離が共犯者からかけがえのない存在になっていく過程が良い。 スカッとする内容でもないが、器用なようで不器用。マトモなようで壊れている恭一がカッコいいし、自分を殺して生きてきたが、どこか救いを求める圭子も愛おしい。 『クレイジーヘブン』とは、本書に出てくるコカインの名前だが、この小説自体がクレイジーヘブンそのものだ。とにかく2人が逃げ切ってほしいと思わずにいられない。

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2015/01/03

冒頭からいきなりシモ。 置き引きにあうも、仕返しするんでギャングの話ににてんのかなと、引き込まれた。 とにかくセックス。

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2014/05/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

旅行代理店で働く恭一と、ヤクザの元で売春婦として働かせる圭子が、ひょんなことから1人の男を殺してしまい、共同生活を始めていく。 殺人に始まり、ドラッグ、暴力、ヤクザ、借金地獄、車上荒らし、レイプ、泥棒・・・など、様々な犯罪が目まぐるしく起こる。恭一も普段はフツウのサラリーマンだが、中身はクレイジー。 正直言うと個人的には、不快しか残らない作品だった。 とにかく性の描写がすさまじく、本の三分の二を割いてるんじゃないかと思われる。これは官能小説以外の何ものでもない。飛ばして読んだので、一日で読めました。

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2014/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

枠フレームがある。乗り越えなくては。 ヒトの顔立ちは、その本来持っている知的な能力に比例する 過去を引き摺る者は、北へと逃れる。過去を清算する者は、南へ足を運ぶ。 踏み出した者勝ちだ。その瞬間、世界はすべて鮮やかになる。 自分に自信を持つ。ちらちらすんな〜

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2013/04/04

元893の女との出会いから、悪の道へと堕ちていく。しかし「クレイジーヘヴン」と呼ばれる催淫剤の魅力にとりつかれ893の事務所を襲い、それを奪いに行く。その後、自由を求めて2人は遠くの街へ... エロイ18禁のストーリー

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2012/07/27

うん、垣根涼介っぽいね。 ちょっと今回は暴力とセックスの描写がきつすぎるかなぁ・・ だいぶ設定もえぐいしねぇ。 でも、恭一と圭子がだんだん近づいていく過程が良いです。 こんな男女のあり方もありですね。 だいぶ狂的だけれども・・笑

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2012/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

普通に生活する顔の下に、危ない一面をもつ男「恭一」と、しがないヤクザの情婦「圭子」の恋物語と言うより人間物語。 ヤクザを殺害したことにより、恭一と圭子が同棲を始め、次第に心寄せ合い、最後は漁師になるために逃亡する話。過去にケリをつけて、石垣島へ逃げるなんてちょっと変な安易なラストでイマイチ。 圭子がヤクザから逃れられないのも薬物浸のHのせいだというのもなんとも虚しい理由でイマイチ。

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2011/01/05

孤独で荒れ果てた二人の男女。バイオレンス要素の強い作家とは思っていたが、今回は性描写がかなりきつい。それでいて、結局は恋愛物になってるのかなぁ~、推理でもアクションでもなく、通常予想される勧善懲悪は欠片もなし。ただ、最初は嫌悪感を持たせるような二人にだんだんと好意を持つようになる...

孤独で荒れ果てた二人の男女。バイオレンス要素の強い作家とは思っていたが、今回は性描写がかなりきつい。それでいて、結局は恋愛物になってるのかなぁ~、推理でもアクションでもなく、通常予想される勧善懲悪は欠片もなし。ただ、最初は嫌悪感を持たせるような二人にだんだんと好意を持つようになる。前半は外れと思ったが、読了感は悪くない。まぁ、どぎつ過ぎる場面と強情過ぎる展開はマイナス要因だな。

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2010/04/01

ふとしたことから、どんどん落ちてゆく人生、これからどうなるのだろうかと続編を期待させる終わり方でした。

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2010/03/07

中途半端な話だが、なぜかそれが心に残ります。垣根 涼介 の中ではこの小説が一番好きなのだが、なぜなのかは自分にも解りません。 琴線にひっかかったということなんでしょうね。

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