わが故郷、天にあらず の商品レビュー
「わが故郷、天にあらず」というタイトルは、クリスチャンにはチャレンジングなものだと思います。タイトルを見たときは、一瞬「?」と思ったけれど、今は納得。目からうろこの内容。新しい視座を与えてくれました。特に日本で初めて行った教会のような所で信仰生活を始めた者には。 私たちはこの世...
「わが故郷、天にあらず」というタイトルは、クリスチャンにはチャレンジングなものだと思います。タイトルを見たときは、一瞬「?」と思ったけれど、今は納得。目からうろこの内容。新しい視座を与えてくれました。特に日本で初めて行った教会のような所で信仰生活を始めた者には。 私たちはこの世のために創られた。別の世のためではない。今生きているこの世にあって、神はどのように私たちに生きて欲しいのか。
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米国では今なおクリスチャンが多数であるにも関わらず、マスコミ・ジャーナリスト、文化面ではノンクリスチャンが圧倒的多数派になっているという。そして、実業家などの経済分野ではクリスチャンが多いという分析は面白いものがあります。そして著者はこの本の中でクリスチャンが積極的に世の中の楽しみを享受していくことを奨めているのです。「ロード・オブ・ザ・リング」で有名なトールキンもクリスチャンだということは初めて知り驚きでした。そしてクリスチャン推理小説作家ドロシー・セイヤーズの次の言葉の紹介には恐れ入りました。「典型的なクリスチャンは意固地で、恐ろしいほどに退屈な人物だという印象を私たちは善意であったにしろ世に与えてしまった。しかも、この世界を燃える炎のようにして巡り、その33年の生涯でただの一人として退屈させなかったお方の名によってである。」確かに私自身、仕事して罪意識を感じ、休んで尚かつ罪の意識を感じることが多いだけに参考にしたいと思います。
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日常生活がどのように神の国と結びついているのかについて説く。*人は仕事を通して自分に与えられた能力を養い人として成長できるのである。それが天職であるという感覚を持ち続けること。職種が何であろうと神の大使としてキリストを証ししている。*「役にたたないこと」こそ人生の最終目的。礼拝、...
日常生活がどのように神の国と結びついているのかについて説く。*人は仕事を通して自分に与えられた能力を養い人として成長できるのである。それが天職であるという感覚を持ち続けること。職種が何であろうと神の大使としてキリストを証ししている。*「役にたたないこと」こそ人生の最終目的。礼拝、信仰、休息、遊びはそれ自体が目的。神が与えてくれたこの世界で心をこめて働き、遊び、眠り、歌うとき神の御旨を成し遂げている、と。ただ、長い苦難を耐え忍ぶこと、身体のよみがえりについてはよく理解できない。
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