イニシエーション・ラブ の商品レビュー
事前情報なしに読む。 最後のセリフで、「は?!…なるほどな」とは思った。 そういうことかと納得の終わり。 ちょっと確認しにパラパラ戻ったりして。 文が難しくないので、あっという間に読めてしまう。 片側の視点になるから仕方ないけれど、んー、ある意味どっちもどっちのような? イニシ...
事前情報なしに読む。 最後のセリフで、「は?!…なるほどな」とは思った。 そういうことかと納得の終わり。 ちょっと確認しにパラパラ戻ったりして。 文が難しくないので、あっという間に読めてしまう。 片側の視点になるから仕方ないけれど、んー、ある意味どっちもどっちのような? イニシエーションなんて言っていいのかな? おためごかしに感じる。 私は案外真面目だったんだな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
イニシエーション・ラブ 乾くるみ ∞----------------------∞ これってもう20年前の作品なんだ。映像化出来ないのでは?と言われてたけど映画化された(確か松田氏と前田氏)のを見た記憶。 A面で合コンで知り合ったマユと、マユに後にたっくんと名付けられた鈴木くんは付き合うことになる。「タック、って分かります?」のたっくん。 B面は大学を卒業し就職するも、東京へとばされるたっくんと、遠距離恋愛をすることになるマユ。 A面でダサ系男子だったたっくんが、B面では普通にブランド物のソフトスーツを着こなす。本好きの2人が一緒に本屋に行っても本の話はしないとか、何かが垣間見えてくる。 A面とかB面っていう言葉にも懐かしさを感じてしまう今日この頃。 20年前の私は、あのことを便秘と言っちゃたりするマユの色んなことが怖いなとか思ったりもしたけど、充分大人として育ってしまった今は、こんな青春もあるよなと寛大な心で読み進められる。悪い人なんて全然出てこない。 美弥子みたいになりたい。 2025/01/18 読了(図書館)
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最後○行で騙される!とかひっくり返るとか書いてありますが正直大袈裟です。どんでん返しを期待して読みましたが、意味がわからずネタバレサイトの解説で意味がわかりました。自分的にはひっくり返るような小説ではなかった。
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どんでん返しがいつ来るんだろう‥‥?と思いながら読み進めていき、そのままあっさりと終わってしまったので「あれ?」となった。 解説を読んで、やっと理解。まんまと騙された。 確かに違和感はあったけど、解説を読むまで気づけなかった。面白い!
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はじめに 騙されない!と思って読んでいたのに 最後まで全くわからなかった。 どこかなにかおかしい?とは思うこともあったけど、 読み終わって ネタバレを読んで初めて そういう事か!!とその深さに気づいて また読み返したくなった。 この本はうまくできている 2023.1.15〜1.2...
はじめに 騙されない!と思って読んでいたのに 最後まで全くわからなかった。 どこかなにかおかしい?とは思うこともあったけど、 読み終わって ネタバレを読んで初めて そういう事か!!とその深さに気づいて また読み返したくなった。 この本はうまくできている 2023.1.15〜1.23
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最初、どんでん返しに気づかず「え、これで終わり?」となった。 検索して扉の煽り文を知り、「ふむふむ...???意味わからん」 ネタバレ解説を読んでやっと理解。 見事に騙されたわけだが、騙されたことに気づかなかったので意味がなかった。頭が悪い...
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事前知識なしに読みました。最後のどんでん返しにも気付かず、ひどい男やでと星2評価しかけ、ネットのレビューを読んで最後2行のどんでん返しも、東京の娘が二股悪女なのかと勘違い。ようやくネタを理解できて、よく考えられた構成だなと感心。伊坂さんの「アヒルと鴨の〜」ばりに実写化難しそうだし(したけど)、小説ならではのよくできたミステリーだった。※ラブストーリーではなかった。 伏線が上手いのは承知の上だけど、どんでん返しを楽しむまでのページ数がやや多いかなと思った。★3
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後半の主人公の言動がクソすぎて苛立ちが募ったのと、普段から人名を覚える気がなくてフワッと読むタイプなのとで、最後まで読み終わっても「???」って感じだったけど、その後ネタバレ解説を2本読んでやっと理解できました。 話のキモは前編の中盤くらいで予想してた内容に近かったけど、物語はそ...
後半の主人公の言動がクソすぎて苛立ちが募ったのと、普段から人名を覚える気がなくてフワッと読むタイプなのとで、最後まで読み終わっても「???」って感じだったけど、その後ネタバレ解説を2本読んでやっと理解できました。 話のキモは前編の中盤くらいで予想してた内容に近かったけど、物語はその件が徐々に明らかになっていく話ではなかった…。 世間の評判が高いから手にとってはみたけれど、そもそも恋愛小説がそんなに好きではないのと、推理小説はもっと分かりやすい騙され方をするほうが好きなのもあって、期待の割にはイマイチでした…。
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※このレビューにはネタバレを含みます
1980年代の恋愛の話…と思ってたら騙された!昭和の歌謡曲のタイトルが章のタイトルになってるのだけど、その中の「木綿のハンカチーフ」に引きずられてしまった…。鈴木くん、都会に行って染まってしまったなーって。読み終わった後、頭の中が混乱してたので、ネタバレサイトで答え合わせしました。なんだかんだ面白い小説でした。
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高校生の時に読み、30代突入で改めて読む。 なにか仕掛けがあったよな、と多少は覚えていつつもほぼ忘れた状態。 いわゆる恋愛小説が最後の2行でミステリーと化すと話題になった本作だが、 仕掛けがあるということを念頭に置いた上で読むと途中途中の違和感にいくつか気付くことはできた。 ...
高校生の時に読み、30代突入で改めて読む。 なにか仕掛けがあったよな、と多少は覚えていつつもほぼ忘れた状態。 いわゆる恋愛小説が最後の2行でミステリーと化すと話題になった本作だが、 仕掛けがあるということを念頭に置いた上で読むと途中途中の違和感にいくつか気付くことはできた。 その違和感をさらに念頭に置いた上で考察サイトを読むのがこの本の一番の楽しかったところかもしれない。(もちろん時間と忍耐さえあれば自分で考察をまとめるのがきっと1番面白いのだが) 違和感を感じていた箇所の答え合わせもできるし、「あーここがここで…」「ここでのこの台詞こういうことか」と気付かなかった伏線が張り巡らされているのがおもしろい。 小説としては、作者が新装版の追記で言っているように構想から2日で描き始めたとあって細部まで緻密に練られた文章という感じではないが、それがまた一般に受け、若い子の間でも話題になったのだと思う。(実際読書にほぼ興味ない私が高校生のときに読んだし) シンプルに仕掛けが面白かった。
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