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イニシエーション・ラブ の商品レビュー

3.6

380件のお客様レビュー

  1. 5つ

    68

  2. 4つ

    123

  3. 3つ

    119

  4. 2つ

    31

  5. 1つ

    14

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2017/05/01

最後まで読むと、必ずもう一度読みたくなる本、として、かなり期待して読みました。 途中で感じた違和感、最後の2行で、なるほどね、と納得。 そのまま、著者の思うつぼ、最初に戻って要所要所を読み直すという(笑) 仕掛けとしては面白く、まんまと騙されました。 時代背景にも心当たりがあり...

最後まで読むと、必ずもう一度読みたくなる本、として、かなり期待して読みました。 途中で感じた違和感、最後の2行で、なるほどね、と納得。 そのまま、著者の思うつぼ、最初に戻って要所要所を読み直すという(笑) 仕掛けとしては面白く、まんまと騙されました。 時代背景にも心当たりがあり、懐かしかったです。 ただ、一つ一つの表現があまり好きではないので、好みとはいいがたかったかも。 それと、男性陣の妊娠に対する浅はかな考え方を、小説の中であのように書いて欲しくなかったなと思いました。

Posted byブクログ

2017/04/10

最後を楽しみに読みました。 80年代の懐かしい時代の普通の恋愛話がどう終わるのか、ちょっと期待しつつ。 しかし私は一度読んだだけでは理解できませんでした。 最初に戻ってパラパラしても・・・? 結局ネットでネタバレ探して解説読んで、なるほどと。 最後を読んで気づけば、もっと...

最後を楽しみに読みました。 80年代の懐かしい時代の普通の恋愛話がどう終わるのか、ちょっと期待しつつ。 しかし私は一度読んだだけでは理解できませんでした。 最初に戻ってパラパラしても・・・? 結局ネットでネタバレ探して解説読んで、なるほどと。 最後を読んで気づけば、もっと面白く読めたのになぁ。 自分のバカバカ・・・。

Posted byブクログ

2017/01/28

一応、恋愛ミステリーなんだろうけど、それほど盛り上がることもなく、最後に「あっそうなのか」くらいの感じで読み終わってしまいました。 映画化もされているようですが、この小説の肝となるトリックを最後までばらさずにどう表現しているのか気になるところです。

Posted byブクログ

2016/12/17

注意ネタバレ* いつまでこの単調な恋愛話が続くんだろう、誰か最後に殺されるのかな、、と待ち構えていましたが、まさかのそのまま読了。 あれ?でもなんか最後に違和感を感じ、その後五分はもやもや。どこで入れ替わったのか考えても分からず、みんなの感想読んでも、あれ?あれ?となり、少しずつ...

注意ネタバレ* いつまでこの単調な恋愛話が続くんだろう、誰か最後に殺されるのかな、、と待ち構えていましたが、まさかのそのまま読了。 あれ?でもなんか最後に違和感を感じ、その後五分はもやもや。どこで入れ替わったのか考えても分からず、みんなの感想読んでも、あれ?あれ?となり、少しずつもやもやが溶けていき、ネタバレを見てすっきり!笑 初めて叙述トリックにかけられましたが、なんともいえない腑に落ちないこの感覚にハマりそう。

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2016/12/13

えっ?は…?となった。 純愛から始まって愛憎と進み、ミステリかと思って手を取ったのに最後までこんな感じなのか、と思いきや。 不思議と序盤から飛ばして読めたのは、割とこの手の恋愛話が嫌いじゃないからかも。 ただ途中から主人公嫌なやつだなと思い始めたのは何か違和感があった。これが現...

えっ?は…?となった。 純愛から始まって愛憎と進み、ミステリかと思って手を取ったのに最後までこんな感じなのか、と思いきや。 不思議と序盤から飛ばして読めたのは、割とこの手の恋愛話が嫌いじゃないからかも。 ただ途中から主人公嫌なやつだなと思い始めたのは何か違和感があった。これが現実と言ってしまえば確かにリアルだけども、ここは突き通すべきだと。 …とここまでが素直な感想。 思いつくところを読み返したがどこがどうつながるかわからずネタバレを見ました。 …そこからか、くっそー! 唐突に始めたズボンの話ね。なるほど。 バレを知ったら評価が上がりました。 ストーリー自体はさらっと一気に読めます。

Posted byブクログ

2016/10/18

話題書ですが、私には合わないかな^^; 途中で何度も挫折しそうになりながら、やっと読み終えた本です。

Posted byブクログ

2016/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

A面 1.揺れるまなざし(小椋佳) 2.君は1000%(1986オメガドライブ) 3.YES-NO(オフコース) 4.Lucky Chanceをもう一度(C-C-B) 5.愛のメモリー(松崎しげる) 6.君だけに(少年隊) B面 1.木綿のハンカチーフ(太田裕美) 2.DANCE(浜田省吾) 3.夏をあきらめて(研ナオコ) 4.心の色(中村雅俊) 5.ルビーの指輪(寺尾聰) 6.SHOW ME(森川由加里)『男女7人秋物語』 初版は2004年、でも舞台はさらに古く、1987年。 大学生やサラリーマンたちの恋模様は現在に置き換えても通用しそうな感じなので、話の端々に1980年代が見え隠れしているのは、どうも不思議な感じ。 今でいうJRがまだ国鉄だったり、男女7人夏物語だったり。 私自身は1980年代をよく知らないので、その辺の細かいネタまでは分かりませんでしたが…。 マユがずっと全編通して主人公を「たっくん」と呼ぶので、 同一人物だと思っていたら…… あれ!?いつのまに入れ替わったんだ!? 考えてみたら、ルビーの指輪って、もしかして…… 鈴木(辰也)が贈った指輪が、冒頭で彼女がつけていた指輪で、てことは、鈴木(夕樹)が交際を申し込んだときは、すでに…… まんまとやられました。 これは、確かに「2度読みたくなる」本ですね。 読み返すと、気付かなかった細かい点に気付いて、ああっ!となります。 A面とB面の意味も。 それにしてもマユのあだ名の付け方……特殊だなー。 ナツコは「なっちゃん」だけど、優子は「ゆっちゃん」、渡辺は「わっちゃん」とか。 夕方の「夕」がカタカナの「タ」に似ているから「たっくん」とか。 「たっくん」の呼び名の仕掛けに気付いたあとだと、まあ、そう呼びたくなる気持ちも分からんではないような気もしますが。 でもやっぱり無理あるよ、夕樹でたっくんは。

Posted byブクログ

2016/09/22

友人 厚志のアドバイスにしたがって、読後にこの本の解説をネットで検索した。その解説を読まなかったらこのストーリーは全く理解できなかった。読みながらわかる人なんているんだろうか?まあ、それがわかったら面白くないんだろうが、オイラは危うくどこが面白いのかどうかもわからないまま終わると...

友人 厚志のアドバイスにしたがって、読後にこの本の解説をネットで検索した。その解説を読まなかったらこのストーリーは全く理解できなかった。読みながらわかる人なんているんだろうか?まあ、それがわかったら面白くないんだろうが、オイラは危うくどこが面白いのかどうかもわからないまま終わるところだった。でも、それを知ってもう一度読もうとは思わないなぁ。これをどんなふうに映画にしたのかはちょっと興味がある。

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2016/08/06

『読み終わったあと、絶対もう一度読み返したくなる』 『何気なく読み終わって、3歩歩いた所で謎が解けて 思わず「あ~~!!!」と叫んでしまった』。。。などなど 読後の感想文を読むたびに いったいどんな仕掛けがあるのかと ワクワクしながら読み始めました。 結果、あまりにも注意深く読...

『読み終わったあと、絶対もう一度読み返したくなる』 『何気なく読み終わって、3歩歩いた所で謎が解けて 思わず「あ~~!!!」と叫んでしまった』。。。などなど 読後の感想文を読むたびに いったいどんな仕掛けがあるのかと ワクワクしながら読み始めました。 結果、あまりにも注意深く読み過ぎて かなり最初の時点でしかけが読めてしまったという。。。(涙) これ、最後まで気づかないで読んでたら ものすごい衝撃が走っただろうな~~~。 残念。 そんな仕掛けや謎をおいといたとしても、 この本、80年代に青春時代を過ごした人には かなり懐かしいラブストーリーだと思います。 まだ携帯電話なんかなくて、 クリスマスには一流ホテルのディナーが必須で 男子は車を持ってないと女の子をデートにも誘えなかった不思議な時代。 何だか恋愛さえもファッションの一部だったような気がします。 ちなみに、家の夫は読み終わったあとも まったく仕掛けに気づかず 『ただの胸くそ悪い話だった』と言っていたのですが カラクリを説明すると 『わアアアア・・・!!!やられた~!!』と絶叫していました(笑) 読みやすい本なので どなたにもおススメできる1冊です♪

Posted byブクログ

2016/06/05

私はだいたい面白いなぁと思った本もときが経つとほとんど覚えていないのだが、このイニシエーションラブに関しては2年近く前に読み終えたにも関わらず覚えていた。 A面とB面でたっくんの性格の違いであったり、どこかしら違和感を持ちながら読むも、なんとなく最後までダラダラ読むと、最後...

私はだいたい面白いなぁと思った本もときが経つとほとんど覚えていないのだが、このイニシエーションラブに関しては2年近く前に読み終えたにも関わらず覚えていた。 A面とB面でたっくんの性格の違いであったり、どこかしら違和感を持ちながら読むも、なんとなく最後までダラダラ読むと、最後に、えーっ‼︎? 全ての違和感が1つにまとまる瞬間が訪れます。色んなことを全て計算した上で作られた作品の中。なるほど、叙述小説を探そうと思うと必ず名が出る名作。 映像化もどうやって作るのか楽しみにしていたが、なるほど上手にできている。小説も映画も両方楽しめる稀な作品。

Posted byブクログ