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西の善き魔女(2) の商品レビュー

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63件のお客様レビュー

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2012/01/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

西の善き魔女第二巻・学園編。 何と言ってもつなぎがうまい。 一巻でつかんで、二巻で見事に広げております。 一見すると、女学校に入学したフィリエルを中心としたドタバタ劇。 百合っていいわよね、 あら男同士も燃えるわよ、 ところでベラドンナの使い方ですが、ときたもんだ。 まぁ、これだけでも大変に面白いドタバタなのです、が。 実に、この巻は、学校と言う学びの場に、 右も左も分からぬ主人公を放り込み教育するという体で、 「西の善き魔女」と言う作品世界の紹介をしてしまう巻なのですね。 作品世界の地図が冒頭に来るのは今巻からでございます。 (※あくまで文庫版のみ確認) 世界観の説明だけでも楽しいのに、「学校」という部隊の特殊性から、必然的に学友と言う形で登場人物も大幅増! 彼女らの今後の活躍にも乞うご期待!

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2011/09/16

なんとなくティーンズ向けという感は否めませんが・・・。 程よくリアルで血なまぐささも丁度良く、登場人物達もいい塩梅で倒錯しています。 痛快・エンタメ・少女趣味。 文句無しにワクワクドキドキ。 ベタというか王道というかは、読み手の経験と器量次第。 僕は王道派。 今のところ魔法...

なんとなくティーンズ向けという感は否めませんが・・・。 程よくリアルで血なまぐささも丁度良く、登場人物達もいい塩梅で倒錯しています。 痛快・エンタメ・少女趣味。 文句無しにワクワクドキドキ。 ベタというか王道というかは、読み手の経験と器量次第。 僕は王道派。 今のところ魔法使いは一切で出てこない超王道ファンタジーですが、魔女はゴロゴロ出てきます。その辺、もの凄いリアルです。

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2011/05/22

女流作家でしか書き得ない巻。 女の園での騒動を見事に書いている。 幼なじみの登場シーンや引き際のシーンなんかは、 男性作家じゃこうは書けないでしょう。 (そもそも書こうとしなそう) ある意味、この作品の作品たる所以。 そして、男性視点でも面白いのは筆力による所。

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2011/05/03

肉々しい感情の押収や加速し始めた思惑等々、台頭し始めた物語のポイント全てを差し置いて何よりも注目したのが「赤毛の貴公子と黒髪の少年」という悲しき性よ。個人的にはもう少し年が離れててくれたら嬉しかったけどなあ…あにやはからんや。

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2010/12/28

Wow, this volume just knocked me out and made me wanting more. Granted the first book was great, but I think it's the second book -- th...

Wow, this volume just knocked me out and made me wanting more. Granted the first book was great, but I think it's the second book -- this book -- that forced me to want to pick up the next book right after. ルーン is so great... Gave me a huge surprise! But probably not as surprised as フィリエル. ;D

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2010/12/24

「これが女同士の戦い…」 入れられた全寮制の女学校をかき回すフィリエル もうあっぱれなくらいです それと同時にやっぱり女ってこわいなって思います。 それでもってフィリエルは普通の女の子じゃないなと思います。 夢見がちなところはなく、さっぱりあっさり たまに行動力がありすぎて自分...

「これが女同士の戦い…」 入れられた全寮制の女学校をかき回すフィリエル もうあっぱれなくらいです それと同時にやっぱり女ってこわいなって思います。 それでもってフィリエルは普通の女の子じゃないなと思います。 夢見がちなところはなく、さっぱりあっさり たまに行動力がありすぎて自分を追い込んじゃったり(笑) 納得いかない事にはとことん刃向かうフィリエルの芯の強さと行動力に ほれぼれしてしまう1冊です

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2010/06/04

荻原作品でまさかの百合展開・・・! お決まり(?)の女装には笑ってしまった ルーンとフィリエルの関係にちょっと進展あり? 2人とも素直になれないのが読んでいてにやにやしてしまう 学園編はこれで終了なのかな? アデイルのおねー様がやたらエロ怖くて驚いた 本当にあの2人姉妹なの?

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2010/05/06

う~ん、面白くないわけじゃないんだけどちょっとビミョーかも・・・・。  今のところ全8冊のうち2冊しか読んでいないからなんとも言えないし、それなりに続きの展開に興味もあるんだけど、何となく40代のおばさんには苦笑せざるをえないような、ティーン・エイジャー向けの設定が多すぎるような...

う~ん、面白くないわけじゃないんだけどちょっとビミョーかも・・・・。  今のところ全8冊のうち2冊しか読んでいないからなんとも言えないし、それなりに続きの展開に興味もあるんだけど、何となく40代のおばさんには苦笑せざるをえないような、ティーン・エイジャー向けの設定が多すぎるような・・・・・。  「舞踏会」「亡き母の形見の首飾り」「白馬の騎士」「女子高の表のルールと裏のルール」と KiKi にはこそばゆくなっちゃうような舞台設定のてんこ盛りです(笑)  もちろん登場人物の1人1人のキャラは立っているし、そこかしこにはっとするような表現もあるから「う~ん、パス!」とはならないんだけど、上橋作品で感じた「読まされる感」はかなり希薄な感じです。 とは言うものの、御伽噺や中世叙事詩の美味しいところをさりげな~く取り入れて、新たな物語を作っている技量には感服しないでもない(・・・・と言いつつも、美味しいとこ取り以上でも以下でもないような気がしないでもない・・・・ ^^;)んですけどね♪  それに、この先ちょっと勝気な KiKi 好み・・・ともいえるフィリエルに何が起こるか?とか、ルーンはどうなっていくのか?とか、行方不明の博士はいずこに?とか、この世界の「異端」って何?とか、新女王継承権の行方は?とかフィリエルの母はなぜ出奔した?とか、興味をそそられているのは確かです。 (全文はブログにて)

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2010/04/25

うーん…前巻同様どうやってもライトノベル風にしか思えない… 「風」ていうかまさにこれはそうなんでしょうか?あんまり考えずに読んでるのでよく分かりませんけど、勾玉のみたいなワクワク感がなくて、若さがないと理解しづらいなーていう感じ。 おもしろく読めるんですけどね。 こんなん言うても...

うーん…前巻同様どうやってもライトノベル風にしか思えない… 「風」ていうかまさにこれはそうなんでしょうか?あんまり考えずに読んでるのでよく分かりませんけど、勾玉のみたいなワクワク感がなくて、若さがないと理解しづらいなーていう感じ。 おもしろく読めるんですけどね。 こんなん言うてもどうせ全部読むつもりですけどね(笑)。

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2010/02/10

今回も、新しく出てくる登場人物を含め、みんなが個性的で、読んでいて面白かったです。前回よりコメディーっぽくて良かった。ストーリーのほうは、前回と同じようなペースかな、と思っていたら、意外と恋愛要素が入っていてびっくりしました。思っていたよりも展開が早いような。でもやっぱり続編が気...

今回も、新しく出てくる登場人物を含め、みんなが個性的で、読んでいて面白かったです。前回よりコメディーっぽくて良かった。ストーリーのほうは、前回と同じようなペースかな、と思っていたら、意外と恋愛要素が入っていてびっくりしました。思っていたよりも展開が早いような。でもやっぱり続編が気になります。

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