航路(下) の商品レビュー
とうとうNDE(臨死…
とうとうNDE(臨死体験)の真の意味を知るが・・。物語の2/3を使って張り巡らした伏線が鬼のように展開。これまで三度読んだが、毎回新鮮。
文庫OFF
あとがきでメッタ斬りコンビが共演する珍しい一冊だった。YouTubeの番組でドラマ化イチオシの作品だと二人が口を揃えていたのも納得。トヨザキ社長が再読必須と言ってるけど、その間に他の作品なら二、三冊は読めるんだよなぁ……。
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正直私にはこの作品の何がそんなに良いのかが全く判りませんでした。とにかく無駄に長いだけで、一体何にそんなに感動できるのか、教えて欲しいという感じでした。
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SF系はあまり読まないのですがとても良かったです。 読み終わった直後は、この感情をだれかと共有したくて仕方なかったぐらいです。笑 長いという意見もありますが、登場人物のキャラがそれぞれ立っていたので飽きずに読めました。まぁ繰り返しのやりとりがあるので、その辺りはサラッと流し読み...
SF系はあまり読まないのですがとても良かったです。 読み終わった直後は、この感情をだれかと共有したくて仕方なかったぐらいです。笑 長いという意見もありますが、登場人物のキャラがそれぞれ立っていたので飽きずに読めました。まぁ繰り返しのやりとりがあるので、その辺りはサラッと流し読みしても良いんじゃないかと(笑 ただ思わぬ所に伏線が巧く張られているのでそれを見落とさないように気をつけた方が良いかも。 最後の主人公の体験はおもしろかった。これが彼女の頭が創り出した世界だということを意識して読むと良いと思います。作者がよく作り込んでいることがわかります。 再読もおすすめです。2回読むことで思わぬ発見があったり、もっと深く感動できると思います。
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下巻に入ると、一気にテンポアップしました。 途中、「えっ、あり得ない」という展開があり、どのような結末になるのだろうと、頁をめくる指が止まりませんでした。 さらにあり得ない、オカルトチックな展開になったらどうしようと心配でしたが、ラストがそうでなかったのは良かったです。 先...
下巻に入ると、一気にテンポアップしました。 途中、「えっ、あり得ない」という展開があり、どのような結末になるのだろうと、頁をめくる指が止まりませんでした。 さらにあり得ない、オカルトチックな展開になったらどうしようと心配でしたが、ラストがそうでなかったのは良かったです。 先が気になりすぎで、急いで読んでしまい、思わず泣いてしまったということはありませんでしたが、あとに深い余韻が残る読後感です。 欠点は、あまりにも長すぎて、上巻で巧みにはっている(らしい)伏線を 忘れてしまうこと。 その意味では、再読すると、さらに深い感動が得られるのだろうと思います。 ただ、途中の“あり得ない”展開というのが、個人的には辛すぎて、現時点では再読に食指が動かないというのが正直なところで、☆4つです。 読み応えは十分、一度は読んで損はない作品であることは間違いありません。
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良いラストだったが、切ない。途中からとてつもなく後味の悪い結末になるかと思ったら良い意味で期待を裏切られた。災害マニアで死と隣り合わせの病状の少女、メイジーの存在が効いている。この巻を読んで、人間の生と死について考えさせられたのはもちろん、認知や比喩についても色々知りたくなった。
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どうしても大森望さんの訳本とは相性が悪いというのを感じ始めた1冊。共感できるのはスタージョンが好きなところぐらい。人としては好きですが。
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すごい! 読んで良かった!(なんと簡単すぎる感想!) 『ドゥームズデイ・ブック』と同様分厚いのに上下巻一気に読めました。 第二部終わり頃にウソでしょ~っっっ!って場面があったけど、ここで覆されたらSFじゃなくただのファンタジーになっちゃうぞ…と。その心配は無用でした。 内容は他の...
すごい! 読んで良かった!(なんと簡単すぎる感想!) 『ドゥームズデイ・ブック』と同様分厚いのに上下巻一気に読めました。 第二部終わり頃にウソでしょ~っっっ!って場面があったけど、ここで覆されたらSFじゃなくただのファンタジーになっちゃうぞ…と。その心配は無用でした。 内容は他の方にまかせよう…っと。魅力を大いに語りたいけど長くなりそうなので。 そうそう、談話室で『読書のおともは?』の内容の質問があってその中の回答に「付箋を使う」っていうの人がけっこういたのだけれど、今回伏線というか後々重要になりそうなところに私も付箋をペタペタ貼ってみました。 というのも主人公のジョアンナヤ他の被験者が『潜る』たびに何かヒントがありそうで、付箋ペタペタしたくなる作品でした(何じゃそりゃ)
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まあこれも最強って言うしかないんだけどさ。あえてバカにしてやると、読書の幅の狭い人は挫折してしまうんでしょうなあ。第一部の冗漫なコメディタッチの部分をふわふわと味わいながら、そのはぐらかしがあるからこそ第二部の終わりで思いっきり頭を殴られて、うわうわーって最後まで読むんだけど、ど...
まあこれも最強って言うしかないんだけどさ。あえてバカにしてやると、読書の幅の狭い人は挫折してしまうんでしょうなあ。第一部の冗漫なコメディタッチの部分をふわふわと味わいながら、そのはぐらかしがあるからこそ第二部の終わりで思いっきり頭を殴られて、うわうわーって最後まで読むんだけど、どっちも楽しめるし、合わせて読むとさらに楽しめる、という感じでしょうが。僕、バリバリSFは嫌いだけど、こういうのは大好きです。コニー・ウィリスも全部読まなきゃなあ。でも、正直言って、ためすぎくらいにためたものが完全に消化されるほど、最後の展開にカタルシスがあるとは思えません。大森&豊崎両氏は褒めすぎなんじゃないでしょうか。それよりも記憶や死についての一言一言が面白いです。あとNDEをテーマに扱うことで、皆の最期の言葉を深読みしたくなるんだけど、読み終えるとまた別の角度から最期の言葉を検証したくなるという、すばらしいことになっております。うまいなあ。あとメイジーは記憶に残ります。こんないいキャラないです。大好きです。そしてキットも萌え。2007.2.7
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かなり手の込んだ作りになっており、さすがに良くできていると思うのだが、結論から一言でいってしまうと、くどい。自分にとっては、感動の名作ということも無かった。
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