ねこのばば の商品レビュー
「最近疲れてるな~」という人にお薦めです☆
摩訶不思議な妖怪たちに守られ、元気に寝込む(?)若だんな・一太郎。温かな人情あふれる「しゃばけ」シリーズ第3弾です。ほんわか~っと心が柔らかくなりますので、「最近疲れてるな~」という人にお薦めです☆
midori
相変わらず面白かったんだけど、今回は叙述風味などミステリー要素を手広く取り入れようと焦り過ぎたのか、内容が伴っていない感じを受けた。 でも、鳴家の可愛い描写が増え、それに追従してか挿絵もより可愛い。 創作で人が殺されるのはどうでも良いけど、前回猫が殺される事に心が沈んでいた。...
相変わらず面白かったんだけど、今回は叙述風味などミステリー要素を手広く取り入れようと焦り過ぎたのか、内容が伴っていない感じを受けた。 でも、鳴家の可愛い描写が増え、それに追従してか挿絵もより可愛い。 創作で人が殺されるのはどうでも良いけど、前回猫が殺される事に心が沈んでいた。今回はその回収をするかのように猫が裏表紙にもありほっこり。
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<目次> 略 <内容> しゃばけシリーズ第3弾。これも小説新潮連載は2作で、あと3作は書き下ろしなんだね。「産土」は佐助が長崎屋に来るまでのの前日譚。ちょっと哀しい話。タイトル作の「ねこのばば」は、仏教界の裏事情なのだが、最後は少しいい話で終わる。たぶん広徳寺の寛朝は今後も出てく...
<目次> 略 <内容> しゃばけシリーズ第3弾。これも小説新潮連載は2作で、あと3作は書き下ろしなんだね。「産土」は佐助が長崎屋に来るまでのの前日譚。ちょっと哀しい話。タイトル作の「ねこのばば」は、仏教界の裏事情なのだが、最後は少しいい話で終わる。たぶん広徳寺の寛朝は今後も出てくるのでは?
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しゃばけシリーズの三作目で、五編が収録された短編集です。 病弱ながらも、事件を解決に導く高い推理能力を持つ若だんなと、個性豊かな妖(あやかし)たちが活躍するこのシリーズは、時代小説が苦手な方でも十分楽しめるのではないかと思います。 事件の裏側に潜むものに、背筋が寒くなったり、...
しゃばけシリーズの三作目で、五編が収録された短編集です。 病弱ながらも、事件を解決に導く高い推理能力を持つ若だんなと、個性豊かな妖(あやかし)たちが活躍するこのシリーズは、時代小説が苦手な方でも十分楽しめるのではないかと思います。 事件の裏側に潜むものに、背筋が寒くなったり、ただただ悲しくなったりするのですが、若だんなの優しい人柄から滲み出る温かな気持ちが、読者の救いになっているのではないでしょうか。 何より、妖との強い絆が感じられるところが 良いですね。 シリーズ一作目から二十年以上経っても、多くの方が読まれているこのシリーズを、いつかは読破したいと思っています。
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しゃばけシリーズ3。 題名が、読み終わってもいまいちピンとこないものが多い。 『産土』(うぶすな)・・・・なんで?話の中で一回も出てきてないよね?(産土=生まれた土地の守護神) 『ねこのばば』・・・・猫又は出てきたけど、「ばば」って何? 『たまやたまや』・・・・???「た...
しゃばけシリーズ3。 題名が、読み終わってもいまいちピンとこないものが多い。 『産土』(うぶすな)・・・・なんで?話の中で一回も出てきてないよね?(産土=生まれた土地の守護神) 『ねこのばば』・・・・猫又は出てきたけど、「ばば」って何? 『たまやたまや』・・・・???「たまや」って「かぎや」とよくいっしょに言われる花火のときの掛け声??
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江戸の下町。町人、商人、御坊、あやかしたちに囲まれて、ひ弱ながらも若者らしい主人公に連れ添って、不思議な事件を解決していくのが楽しゅうございますえ。
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母よりの借り物。 一作目のしゃばけはなく、続巻ばかり五冊を渡されたので適当に取ったこちらから。 シリーズ短編集。 ライトノベル寄りに感じるのはきっと江戸時代考察が緩く感じるからかもしれないし、キャラクターがコミカルだからかもしれない。 面白いけど、記憶に残りにくい作品。 緩いから...
母よりの借り物。 一作目のしゃばけはなく、続巻ばかり五冊を渡されたので適当に取ったこちらから。 シリーズ短編集。 ライトノベル寄りに感じるのはきっと江戸時代考察が緩く感じるからかもしれないし、キャラクターがコミカルだからかもしれない。 面白いけど、記憶に残りにくい作品。 緩いからきっとドラマ化したらいいのかも。
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ラストの好きなだけじゃ一緒になれない、という一太郎の気持ちが良かったなぁ。 「茶巾たまご」 福の神がきたのでは?と思われる絶好調ぶりだが、主人公の兄に持ち込まれた縁談相手が殺されて… 「花かんざし」 迷子の女の子に出会い、家を探すも「殺されるんだって」と物騒な言葉を残し… ...
ラストの好きなだけじゃ一緒になれない、という一太郎の気持ちが良かったなぁ。 「茶巾たまご」 福の神がきたのでは?と思われる絶好調ぶりだが、主人公の兄に持ち込まれた縁談相手が殺されて… 「花かんざし」 迷子の女の子に出会い、家を探すも「殺されるんだって」と物騒な言葉を残し… 「ねこのばば」 お寺に隔離された猫又を救い出すため、坊主殺人事件を解決していく 「産土」 大店がどんどん潰れる中、短歌と共にお金が現れる。主人を救おうと佐助が手を尽くす。 「たまやたまや」 幼馴染お春ちゃんの縁談が持ち上がり、その相手を見極めようと主人公が縁談相手と接触するが…
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シリーズ第三弾。 短編集。 中でも佐助の昔の話産土かな。 弘法大師が旅の途中に猪の害を防ぐ紙を農家に世話になった礼に渡したが、農民は紙の封じ目を切ってはならぬという言いつけを破ってしまった。 中には犬の絵が描かれており紙から抜け出し去ってしまった。 今と同じように手代として務め...
シリーズ第三弾。 短編集。 中でも佐助の昔の話産土かな。 弘法大師が旅の途中に猪の害を防ぐ紙を農家に世話になった礼に渡したが、農民は紙の封じ目を切ってはならぬという言いつけを破ってしまった。 中には犬の絵が描かれており紙から抜け出し去ってしまった。 今と同じように手代として務めていて若だんながいて、 その若だんなは一太郎より健康で思慮が浅い感じ。 冒頭茶巾たまごに出てくる料理も気になる。 しかも作れそう! 雷豆腐 砕いた豆腐を胡麻油で炒って、葱のざく切りと大根下ろしを入れたもの 茶巾たまご 紙にたまごを割り入れ、茶巾絞りにして茹でるもの 紙をとって醤油を垂らしてもみ海苔をかけるか、葛餡をかけて、青のりを振るとどちらも若だんなの好物。 表題のねこのばばに出てくる桃色の雲が欲しい☆ 拳二つ程の大きさで、内から仄かな桃色の輝きを 放っていて、ふわりふわりと宙に浮いている。それだけ。
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本書はたぶん3回目か4回目の読了だと思うのだけれど、う~ん、いまひとつ心惹かれる物語はなかったように思う。雛こまちから逆読み再読してきてみると、やっぱりまだ本書の若さというか稚拙さというか、それが見えてくるのね。
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