「頭がいい」とは、文脈力である。 の商品レビュー
計算が早い人・モノをよく知っている人・モノ覚えがいい人は沢山いるのに、いざビジネス面においては今一つ力が発揮できない人がいます。共通して言えることは、相手の言っていることや場の雰囲気、内容(総じて文脈力という)を適切に把握出来ずに自分の意見を主張したがるという点です。この様な人達...
計算が早い人・モノをよく知っている人・モノ覚えがいい人は沢山いるのに、いざビジネス面においては今一つ力が発揮できない人がいます。共通して言えることは、相手の言っていることや場の雰囲気、内容(総じて文脈力という)を適切に把握出来ずに自分の意見を主張したがるという点です。この様な人達は例えいい大学を出ていても『頭がいい』とは言わないと述べています。一工夫を入れた読書や起承転結をおさえた文章を書くこと、あるいは記憶力を高めるために人に話す等を繰り返すことで文脈力が鍛えられる。実際に試しているが効果はありそうだ。
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昔から読解力がないと思っており、コンプレックスでしたよ。 テストはそこそこ出来た来もするが、自分で「頭がいい」と感じたことはなかったなぁ・・・ 僕にかけていたのはまさに著者の言う「文脈力」だろう。 まぁ、それだけではないけど・・・ ほかの自己啓発、思想本と違うのは、「年収が良く...
昔から読解力がないと思っており、コンプレックスでしたよ。 テストはそこそこ出来た来もするが、自分で「頭がいい」と感じたことはなかったなぁ・・・ 僕にかけていたのはまさに著者の言う「文脈力」だろう。 まぁ、それだけではないけど・・・ ほかの自己啓発、思想本と違うのは、「年収が良くなる」や、「成功するため」といった、俗っぽさはなく、大きいテーマで頭の良さとは?と語ってくれる本です。読んでよかったです!!! 何歳からでも文脈力は鍛えられるんですね。 「頭のいい」状態を維持して幸せになろう!
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※このレビューにはネタバレを含みます
「連なる意味をつかまえる力が、文脈力だ。」という著者独自の言葉のつかいかたを「文脈」にしている。そのなかで、 「意味をつかまえると、人は誰でも、充実感を味わえる」という。従来使われてきた文脈として、「文脈力は国語力だ。」という著者に矛盾はない。文脈を読み解くということは、著者が言うように、「いろいろな人の意識の糸の絡み合いをほぐす」ことだったのだ。「相手の質問に的確にこたえる習慣は圧倒的に欧米の方が上」には納得。一つ一つの言葉や表現がいい。「感情を豊かにそだてれば、他人と繋がることが出来る。」教育者としてのスタンスがはっきりしていて、納得するところが多い。
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文脈力って 話す力 聞く力 学ぶ力 にからんでくるんですと だから 文脈力がつくと 人生が豊かになると まぁ 分かるけど 僕は こういう考え方嫌ですわ 話すのが下手でも優しい人はいるし 聞くのが下手でも良い人はいるし 学ぶのが下手でも楽しく生きている人...
文脈力って 話す力 聞く力 学ぶ力 にからんでくるんですと だから 文脈力がつくと 人生が豊かになると まぁ 分かるけど 僕は こういう考え方嫌ですわ 話すのが下手でも優しい人はいるし 聞くのが下手でも良い人はいるし 学ぶのが下手でも楽しく生きている人は いると思うんですよ あとね この本に書いてある事ってね 習うというよりも 自然と身につくものだと思うんですよ 文脈力が身に付かないのは コミュニケーションの機会の損失が原因じゃないかなって その原因は 核家族化なのかなって思いました。 沖縄かなんかの本で読んだけどね 沖縄の出生率が高いのは 親以外の人が育ててくれるからだって 確かになーって思った。 親だけで子供を育てるのは難しいでしょ だって、子育てしたことないんだから じいちゃん ばあちゃんが手伝ってくれた方が 子供にとっていいでしょ 何のための親なのか 子供を育てるには何が必要なのか って考えると やっぱり じいちゃんとばあちゃんは必要じゃないかなぁって 思いました。 文脈力から だいぶ飛んだなぁ まぁいいや 昔のいいところを取り戻しつつ 今風にアレンジして生きていこう!
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社会を生きていく能力を「文脈力」という切り口で論じている。いい内容だった。 頭のよさとは、現実の社会を生きていく上での様々な局面における判断や対応のあり方。現実の意味をきちんとつかまえるために、周辺のさまざまな脈絡をつかまえることができること。 丸暗記(Dランク)、話をかいつま...
社会を生きていく能力を「文脈力」という切り口で論じている。いい内容だった。 頭のよさとは、現実の社会を生きていく上での様々な局面における判断や対応のあり方。現実の意味をきちんとつかまえるために、周辺のさまざまな脈絡をつかまえることができること。 丸暗記(Dランク)、話をかいつまんで要点を話すことができる(Cランク)、知識や情報を組み合わせて新たなアイデアを出せる(Bランク)、膨大な経験知を基にして新しいものを生み出せる(Aランク)のステップがある。 知識を自分の頭で再構築して、自分の言葉で話したり書いたりする訓練を行うこと。 記憶の連続性が自己一貫性を培い、様々な活力の基になる。いい記憶をつなぎ合わせることが自己肯定力になる。感覚を記憶し、思い出す。 これ以上考えてもどうにもならないことは削ぎ落とし、いろんな意味を持っていることについて深く考え、記憶に残す。忘れるからこそ新しいものを取り入れることができる。
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読んでいて「なるほどな」と思うのだが、たぶん一日もすれば忘れてしまうだろう。例えがうますぎて、その時は分かったと思うのだが、残らない。さらっと読めて、さらっと終わる。それこそ三色ボールペンがいるかもしれない。
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これまでわからなかったことが理解できるようになると 意味をつかまえたときのすっきり冴えわたった感覚になり幸福に繋がる。 人間は意味を食べて生きている。 たとえば千円と五千円のワイン。目隠しするとワインの違いがわからないことが 多い。変わらないなら千円のワインを飲めばいいかという...
これまでわからなかったことが理解できるようになると 意味をつかまえたときのすっきり冴えわたった感覚になり幸福に繋がる。 人間は意味を食べて生きている。 たとえば千円と五千円のワイン。目隠しするとワインの違いがわからないことが 多い。変わらないなら千円のワインを飲めばいいかというと、そうはならない。 それは五千円のワインには付加価値がある。意味を尊重しているからこそ、 値段の差がある。 数学が苦手な人は、自分が頭がわるいと思い込みがち。数学の存在するがゆえに、 自分が不幸に思えてならない。しかしあるレベルまではわかる問題があって、 そこまでは理解していたはず。一番の不幸はわからなくなって挫折感を 味わってあきらめてしまいその先に進めなかったこと。 ★意味をつかまえるトレーニングとして勉強は有益な方法 こども社会の場合、運動神経のいい子がヒーロー。頭がいいというのは 褒め言葉にならない。 運動…現実に密着した能力 勉強…現実遊離 頭がいい=勉強ができることの意識のせいで頭がいいことを前向きに 受け入れられない現実。 現実の意味がきちんとつかまえられなければ、社会には通用しない。 意味をつかまえるというのは、その事柄の内容だけでなく、 相手の言っていることや考えていること、その場の状況をわかろうとすること。 すなわち場の空気が読めること。それが頭がいい人の定義。 因数分解そのものを日常で使うことはなくても、頭の中の操作としては必要。 バラバラになっているものを取りまとめて、カッコに入れて考えていくことは、 系統立てて物事を整理するひとつの方法として重要な思考。 考え方のひとつとして把握していれば、必ずどこかで役に立つ。 テストの点数だけではなく、確かに意味をつかんだという手ごたえ、 充実感、達成感だ大事。何を目指して勉強しているのかあいまいだと、 勉強も無駄になってしまう。単に記憶してそのまま再生するだけではなくて、 自分の頭を通して再構築し、自分自身の言葉として話したり書いたりするような勉強 、それが意味をつかまえる力を培い、意味を生み出す力となる。本来そういう力を 開拓していくのが勉強 3色ボールペン 重要 青 最も重要 赤 面白い 緑
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良い本です。文脈力の大切さを教えられました。頭のいい人は、文章の組み立てがうまく、話でも人を引きつける力があります。その文脈力を身につけるためには、情報収集力が大切だと思います。 本書では、場を読み、現実を捉え、自分にとって価値のある情報を得るための術を説いています。 情報を得る...
良い本です。文脈力の大切さを教えられました。頭のいい人は、文章の組み立てがうまく、話でも人を引きつける力があります。その文脈力を身につけるためには、情報収集力が大切だと思います。 本書では、場を読み、現実を捉え、自分にとって価値のある情報を得るための術を説いています。 情報を得るためには、捨てる術も大切なのです。
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斉藤孝シリーズ☆第6弾フィナーレ☆ 「頭がいい」状態とはどういうときか、 「頭がいい人」とはどのような人なのか、 について詳しく書かれています。 同じ著者の本を立て続けに読むと、 書かれている表面的なことを覚えるより、 こいつは何を言いたいのかと言う本質に迫れるので楽しい。 ...
斉藤孝シリーズ☆第6弾フィナーレ☆ 「頭がいい」状態とはどういうときか、 「頭がいい人」とはどのような人なのか、 について詳しく書かれています。 同じ著者の本を立て続けに読むと、 書かれている表面的なことを覚えるより、 こいつは何を言いたいのかと言う本質に迫れるので楽しい。 とどのつまり、 「沿いつつずらす」が人間関係を構築する肝 これを全ての著書内でゆってました。 斉藤孝の特徴 ・何かにつけて、○○力と定義したがる ・ひとつの本にたくさんの情報が入っていて、お腹いっぱい (かつ、寄り道いっぱいで、意識しないと大変) ・学者(研究者)肌である ・自分が開発した3色ボールペンに誇りを持っている ・太字だけ読んでも理解できる (ただ、意図的な太字なので、たまに不都合) よし、読みきったー
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