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植村直己、挑戦を語る の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2013/08/21
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植村直己という日本が産んだ冒険の巨人が各界の有名人との対談で冒険について語るものです。王貞治との対談は世界の王でさえも命がけの植村の迫力には負けるように思いました。ヨット・オケラ2世号の多田雄幸との対談ではお互いが無線で連絡を取って励ましあい、フォークランド沖で出くわすという場面が語られており、感動的な場面でした。しかし、開高健、伊丹十三とは人間臭い一面を見せるなど、普通の人間だったことを見せています。ドーバー海峡横断の大貫映子とは悔いを残さない冒険チャレンジが印象に残ります。それにしても短く太く生きたこの人は素晴らしいです。億単位にもかかるという金の調達など、隠された面も正直に語っています。そういう意味ではやはり「現代の」偉人ですね。

Posted byブクログ

2011/11/20
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生きている限りは、日々が全て冒険。 一方、非日常の空間で冒険をする事で生きている実感を得るものもいる。 その一人が植村直己である。 『旅立つも止まるも男のロマン』 五木寛之 四季がある地域の人々は気候の変化に対応して積極的に働く。そこに文化が生まれ、それを世界に広めて来た。(効率化・グローバリズム) 反面、季節が定着している地域の人は無理をしない。 怠惰でもあるが、穏やかでもある。 どちらも自然に沿って生きてきたはずが、後者の方が、ナチュラルライフスタイルな昨今。 〉開高健との対談より

Posted byブクログ

2011/04/16
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[ 内容 ] 風雪のマッキンリーに消息を絶ってから、二〇〇四年は二十年目―。 冒険家・植村直己は、自分が英雄と見られることを何よりも嫌った。 「落ちこぼれです」「劣等感から始めました」と語ってやまなかった彼は、なぜアニマルと呼ばれるまでになったか、なぜ万人から愛されたのか。 若き日の石原慎太郎氏や五木寛之氏、ホームラン世界一に挑戦中の王貞治氏、「ベルばら」オスカル役で日本を熱狂させた榛名由梨さんらとの対話の中に、その謎を解く鍵がある。 [ 目次 ] 南極目指して徒歩三千キロ(加藤芳郎(漫画家)) 冒険―それは現代人の夢をのせている(石原慎太郎(作家)) 旅立つ男に愛する対象はマイナスか(五木寛之(作家)) 「世界」へ夢は果てしなく(王貞治(プロ野球選手)) 男のロマンそれは未知の世界への出発(三浦雄一郎(冒険スキーヤー)) 北極点へ夢かけてやるぞ氷の冒険行(堀江謙一(ヨットマン)・池田錦重(日大山岳部OB、登山家)) 冒険家のはてしなき“欲望”(遠藤周作(作家)) 「男」はヘミングウェイのように(開高健(作家)) 男がロマンを求めるとき(伊丹十三(映画監督)) 男はハングリーでなければだめだ(小西政継(登山家)) 決断を下す男たち(藤井康男(龍角散社長)) 山と文学と人生(井上靖(作家)) 「宝塚」という山「極地」での生き方(榛名由梨(宝塚歌劇団)) 頂点を極める者の条件(早川種三(慶大山岳部OB、“再建の神様”)) 悔いを残さないために(大貫映子(ドーバー海峡横断スイマー)) 地球は楽し!ヨット、犬ゾリ、一人旅(西堀栄三郎(南極越冬隊初代隊長、日本工業技術振興協会会長)・多田雄幸(ヨットマン、個人タクシー運転手)) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2011/01/16
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冒険家植村直己との対談集! 加藤芳郎(漫画家)石原慎太郎(作家)五木寛之(作家)王貞治(プロ野球選手)三浦雄一郎(冒険スキーヤー)堀江謙一(ヨットマン)池田錦重(日大山岳部OB、登山家)遠藤周作(作家)開高健(作家)伊丹十三(映画監督)小西政継(登山家)藤井康男(龍角散社長)井上靖(作家)榛名由梨(宝塚歌劇団)早川種三(慶応山岳部OB)大貫映子(ドーバー海峡横断スイマー)西堀栄三郎(南極越冬隊初代隊長)多田雄幸(ヨットマン)

Posted byブクログ