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宇宙の片隅で の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2019/06/24

「わかりきれないもの、これがあるから、夢中で生きているんだわ、そう思います。それが、つなぎとめているのかもしれません。ものを書くということも」 言葉が言葉でしかないということ、実際のものや事柄と、言葉であらわされるものとの断絶を悲観していたけれど、表しきれないからこそ表現そのも...

「わかりきれないもの、これがあるから、夢中で生きているんだわ、そう思います。それが、つなぎとめているのかもしれません。ものを書くということも」 言葉が言葉でしかないということ、実際のものや事柄と、言葉であらわされるものとの断絶を悲観していたけれど、表しきれないからこそ表現そのものに夢中になれるのか、と初めて肯定的に捉えることができた。 言葉が力強く、揺さぶられて夢みたいな詩集だった。

Posted byブクログ

2019/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

りんさんの名前は知っていたが、詩集として読んだのはおそらく初めてではないかと・・・。 心にす—っと入ってくる詩集でした。 「洗たく物」や戦争経験者にしか書けない「弔詞」「崖」 代表作の「表札」など、ノートに記したいものばかりでした。なんで今まで読まなかったんだろう。ごめんなさい、石垣りんさん。

Posted byブクログ

2014/01/27

馴染む。 なんとも、 馴染む。 読み過ごしていた詩人、 石垣りんが、 今、目の前にいる。 石垣りん。 久しぶりの発見。もう一度、読みたい。

Posted byブクログ

2014/01/23

資料番号:010862506 ご利用の細則:貸出可能です 備考:【元の所在場所】自動書庫 http://lib-yuki.city.yuki.lg.jp/info/shoko.html

Posted byブクログ

2009/10/04

図書館で借りたのですが。やっぱり詩集は手元に置いておきたいな、と思います。「くらし」や「弔詞」や「原子童話」や。彼女の価値観が、とてもすきです。自らは地に足をつけて。しっかりと力強く。真正面から切り込んでいくような。けれど相手をむやみやたらと傷つけるのではなくて。ただ、ささやく、...

図書館で借りたのですが。やっぱり詩集は手元に置いておきたいな、と思います。「くらし」や「弔詞」や「原子童話」や。彼女の価値観が、とてもすきです。自らは地に足をつけて。しっかりと力強く。真正面から切り込んでいくような。けれど相手をむやみやたらと傷つけるのではなくて。ただ、ささやく、というのが近いのかもしれません。みならいたいです。

Posted byブクログ