イラクの歴史 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
オスマン帝国末期から9.11直後までのイラクの歴史を、英国を中心とする諸外国と国内の各勢力の関係、及び、国内の各勢力間の関係に重点を置いて記載した本書。 訳者あとがきにもあるとおり、原著者の英語が抽象的かつ回りくどい表現が多くさらに一文が長いため、読み進めるにはやや根気が必要。また、この分量を日本語に訳してくれた訳者には敬服するものの、ケアレスミスが散見されたところはやや残念だった。 それでも、イラクという国は、イスラームなどの宗教や、アラブ主義といったイデオロギーでもなく、時々の権力者と取り巻きとの間の持ちつ持たれつの関係を軸に 国家機構が構築され、運営されているということが理解でき、読んだ甲斐はあったと思う。
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