蛇の形 の商品レビュー
ウォルターズが描く、…
ウォルターズが描く、一級品の本格ミステリ。
文庫OFF
隣人の不可解な死を調…
隣人の不可解な死を調べはじめた女性を描く著者の第七長編。女性の執念のすごさを感じる作品。
文庫OFF
人間の心の奥底に潜む…
人間の心の奥底に潜むものがいるんでしょうか?
文庫OFF
は〜〜〜って、ため息しか出ない 長編で・・・この長さ必要?とも思う でも、やっぱり凄いし 面白い!! 最後のアレ・・・なんなん! 完全にヤラレタ
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
作者の二作目「女彫刻家」に続いて、七作目となる本書を読んでみた。 世間的評価の高い小説だが、私には偏執病的すぎる内容でした。もちろん、あからさまな人種差別から起こった事件への怒りと、死ぬ前に何もしてあげられなかった自責の念から、被害者の無念を晴らそうとする主人公の執念を描いた作品であるという前提で、やはりそこまでするのか、という違和感満載の内容でした。が、その執念深い個人捜査の異常さの理由を読者に納得させるために、小説最後に被害者からの手紙を配したアイデアは秀逸でした。 宛名は「プリティレディ様(あいにく、お名前を知らないのです)」、用件は「友達ができたらとても嬉しいです」。 (若干精神的に障害のある)黒人だという理由で白人の住む隣近所から差別され、悪ガキたちにもからかわれる一人暮らしの彼女は、その病気故に過剰反応してしまい、それを面白がり嫌なら引っ越せとばかりにさらにエスカレートして行くが、警察も含め白人コミュニティは無関心を装い誰も助けない。そして、彼女の死の直前、同じく隣人である元教師の主人公にSOSとも言える手紙がポストに放り込まれていたことが明かされるのです。
Posted by
ミネット・ウォルターズまたもや★5ですよ 大好きか! まぁ、海外ミステリ好きの方たちからしたら何を今更大騒ぎしとるんじゃこいつは!ミネット・ウォルターズなんて基礎中の基礎やん!とお思いでしょうが…知らなかったんだからしょうがないじゃないか! しょうがないじゃないか(えなりかずき...
ミネット・ウォルターズまたもや★5ですよ 大好きか! まぁ、海外ミステリ好きの方たちからしたら何を今更大騒ぎしとるんじゃこいつは!ミネット・ウォルターズなんて基礎中の基礎やん!とお思いでしょうが…知らなかったんだからしょうがないじゃないか! しょうがないじゃないか(えなりかずき風に) そして前回ミネット(naresc.)の作品を読んだ時にミネットの作品には「朗らかさ」があると曰いましたが、巻末の解説によると「救い」があるとのこと…なるほど…だいたい同じ意味やな ジメジメとした暗いものが作品全体に横たわっていながらカラッとした明るさも“同時“に表現できる稀有な作家さんです そしてそのことはまさに主人公のラニラが体現しています 後悔や復讐の念に駆られていることを正直に認めつつもどこか明るく、ユーモアをもって20年前の事件を解き明かそうとします それにしてもミセス・M・ラニラのMって何やねん!とずっと思ってたら他の方のレビューで解説してくれてましたが、どうやらミセスって名前らしいです ミセス・ミセス・ラニラになっちゃうので真ん中の名前のミセスをMと表記してるっぽいです ややこしい 日本人で言ったら「なかやまきんに君さん」みたいなことか?(違う) ※注 naresc.=ナレッシェンド(意味:音楽記号で「だんだん馴れ馴れしく」)
Posted by
「氷の家」と同じ作者だったので。 今まで読んできたこの作者の作品の中では一番、面白かった。 交通事故で亡くなった黒人女性の死の真実を、 警官でも探偵でもない近所の女性が20年もたってから追及する。 いや、20年間追求し続け、とうとうその地に帰ってきた。 その追及は、グレアム・...
「氷の家」と同じ作者だったので。 今まで読んできたこの作者の作品の中では一番、面白かった。 交通事故で亡くなった黒人女性の死の真実を、 警官でも探偵でもない近所の女性が20年もたってから追及する。 いや、20年間追求し続け、とうとうその地に帰ってきた。 その追及は、グレアム・ロードに住む、住んでいた人々の殺人だけでなく、 窃盗、暴行、虐待、売春、不倫、偏見と人種差別を暴いていく。 誰が彼女の家から盗みを働いたのか、 誰が彼女の家に傷ついた猫を投げ込んだのか、 誰が彼女を家から追い出そうとしたのか、 そして、誰が彼女を殺したのか。 しかし、死にかけていた女性を発見したからといって、 なぜ主人公はなぜ遠い地にあって20年も真実を追求し続けたのか。 夫との関係を壊す危険を冒してまで、 息子たちを利用してまで、 自分の受けた屈辱を明らかにしてまで、彼女の殺人を追及するのか。 その謎の方が気になっていく。 主人公の強い意志、行動力が心地よいし、 意外な犯人も主人公の動機も、良かった。
Posted by
ウォルターズは邦訳されだした頃に何作か読んで、よくできてはいるけれど、あんまり好みじゃないと思って、以後読んでいなかった。これは何かでウォルターズの最高傑作と読んだので、どれどれ、と。 やはり感想は同じ。優れたミステリだと思うけど、好きではない。全編に漂う昏さがつらい。
Posted by
醜悪な部分は誰にでもあるやろし、キッカケさえありゃ誰でもああなると思うし、自分がそうならんように意識せなあかんね。 主人公の女性が一番とち狂ってると思うけど。
Posted by
緻密な構成と人間性への深い洞察は相変わらず見事の一言。強いて難点を探せば、あまりに完成度が高く息をつけないところか。それと動物虐待の描写は、必要な部分ではあるのだろうが辛い
Posted by
- 1
- 2
