マンガ ジョージ・ソロス の商品レビュー

黒谷薫(著者)

2014/09/10

投機家ソロスの伝記マンガ。以前文庫で読んだものとほぼ一緒だが、2004年作でこちらが原作と思われる。カールポパーとのやりとりや開かれた社会の彼のスローガンがもっと強調されてる印象。

2009/10/04

ハンガリー生まれのユダヤ人投機家、投資家、慈善家、哲学者のジョージ・ソロスについてよくわかる本。漫画なのですごくわかりやすい。投資家っていうと冷酷で淡白なイメージがあるけど、ユダヤ人として迫害された経験からすごく人情味のある人間のようだ。「開かれた社会」は彼のキーワード。「開かれた」というのは経済的な意味合いも含まれるが、思想・宗教・考え方など自分と異なっていても寛容であれ！という意味もある。すばらしい。