瑠璃の契り の商品レビュー
骨董品を扱う旗師のお話。 主人公は旗師の女性なのですが、これがまたカッコイイ。 その生き様というか、彼女の仕事や周囲に対するスタンスがきちんと確立されていて、カッコイイ女性だなぁ・・・といいう印象が強いです。 話は短編がいくつかまとまっているというスタイルで、本としてはとても読み...
骨董品を扱う旗師のお話。 主人公は旗師の女性なのですが、これがまたカッコイイ。 その生き様というか、彼女の仕事や周囲に対するスタンスがきちんと確立されていて、カッコイイ女性だなぁ・・・といいう印象が強いです。 話は短編がいくつかまとまっているというスタイルで、本としてはとても読みやすいと思います。 骨董の独特な世界感もなかなか面白いと感じました。
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冬狐堂シリーズ。「雛心中倣」和人形。雅蘭堂も出演「苦い狐」冬狐学生時代の想い出「瑠璃の契り」切り子碗。硝子さん主役?「黒髪のクピド」ビスクドール。プロフェッサーDもまだ登場。Dと夫婦時代の話しももっと読みたかったな…
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冬狐堂シリーズ、短編集。 のっけから陶子に目の病が降りかかってきてドキドキ。しかし、そこで負けないのが冬の狐、宇佐美陶子。女性としての弱さを垣間見せながらも見事に立ち上がっていく姿はホント格好イイ。4つの短編の中で、一つ目の「倣雛心中」と、もう一人の強い女性、硝子の過去を絡めた...
冬狐堂シリーズ、短編集。 のっけから陶子に目の病が降りかかってきてドキドキ。しかし、そこで負けないのが冬の狐、宇佐美陶子。女性としての弱さを垣間見せながらも見事に立ち上がっていく姿はホント格好イイ。4つの短編の中で、一つ目の「倣雛心中」と、もう一人の強い女性、硝子の過去を絡めた「瑠璃の契り」がお気に入り。
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私は旗師をやめない。狐は負けない。騙しあいと駆けひきの骨董業界を生きる“冬狐堂”こと宇佐見陶子を襲う眼病。付け入ろうとわけありの品を持ち込む同業者に立ち向かう。古美術ミステリー。(「BOOK」データベースより) 旗師・冬狐堂シリーズの4作目。 冒頭で陶子が目を患う場面が出てく...
私は旗師をやめない。狐は負けない。騙しあいと駆けひきの骨董業界を生きる“冬狐堂”こと宇佐見陶子を襲う眼病。付け入ろうとわけありの品を持ち込む同業者に立ち向かう。古美術ミステリー。(「BOOK」データベースより) 旗師・冬狐堂シリーズの4作目。 冒頭で陶子が目を患う場面が出てくる。 『飛蚊症』という蚊が飛んでいるように見える病気だ。 実は、以前から黒い点が見える程度の飛蚊症だった。 それは心配の必要のない程度のものだったのだが、 先日、突然眩しさを感じてから、黒い点が線になった。 疲れからなのか、歳のせいなのか…。 そんな折にこの小説を読み始めたのも何かの縁である。 最近読んだ本は、話題作が多かったが、 この本は自分で読みたくて選んだ本である。 やはり面白い。 ミステリーとしても面白いが、 古美術という縁のない世界が描かれているため、 いろいろな意味で楽しめる。 主人公の陶子もとても魅力的だ。 特殊な世界をひとりで生きていく強い女性ではあるが、 ときどき弱さを見せる。 そんな弱さを支える友人・硝子も共に素敵な女性である。
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冬狐堂シリーズ。4編収録。 再読。やっぱいいなあ! 博多の探偵が出てきてちょっと嬉しい。また読もうかな。
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冬狐堂シリーズの短編集。 日本人形に秘められた謎を解く「倣雛心中」 陶子の芸術大学時代、在学中に亡くなった同級生の遺作をめぐる「苦い狐」 戦友ともいえるカメラマン・横尾硝子が切子に拘る哀しい理由「瑠璃の契り」 元夫から古い日本人形を競り落とすように依頼されるが、その人形の謎を追う...
冬狐堂シリーズの短編集。 日本人形に秘められた謎を解く「倣雛心中」 陶子の芸術大学時代、在学中に亡くなった同級生の遺作をめぐる「苦い狐」 戦友ともいえるカメラマン・横尾硝子が切子に拘る哀しい理由「瑠璃の契り」 元夫から古い日本人形を競り落とすように依頼されるが、その人形の謎を追うように彼が失踪してしまい・・・「黒髪のクピド」 の4編収録。 日本人形って、妙にリアルで、髪が伸びそうで、動きそうで・・・。苦手なんです。 それを思い出させてくれました。「倣雛心中」と「黒髪のクピド」。 とくに「黒髪」は!いや、でも怖いもの見たさで、見てみたい気もしますけど。。。 間違いなく寝られなくなりそう。 それにしても短編なのに、陶子を陥れようとするこの悪意のヘヴィさって。 骨董業界、こんなに人を騙そうとしていていいのか!? なんだか、テレビの鑑定士軍団の皆様のことまで邪推してしまいそうです・・・。 そういえばこのシリーズの中で、骨董ブームの悪弊についてよく書かれていますが、この番組のことなんだろうなぁ。 品物の解説がわかりやすくて好きなんですけどね。 どの作品に出てくる品物にも、製作者と歴代の持ち主の想いが込められていて、改めて古いもののよさを感じさせてくれるお話たちでした。
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冬狐堂シリーズ短編集。いつもながら、このシリーズはいいよなあ。勉強した気にもなれて、一石二鳥(笑)。 今回なんと眼病を患ってしまう陶子。うわ、まさかこのシリーズ終わり? などと危惧したものの、さすが「冬の狐」は強くてカッコいい! そしてそんな陶子をサポートする周りのキャラクターも...
冬狐堂シリーズ短編集。いつもながら、このシリーズはいいよなあ。勉強した気にもなれて、一石二鳥(笑)。 今回なんと眼病を患ってしまう陶子。うわ、まさかこのシリーズ終わり? などと危惧したものの、さすが「冬の狐」は強くてカッコいい! そしてそんな陶子をサポートする周りのキャラクターも素晴らしい。特に「雅蘭堂」はいつのまにかレギュラーと化してるな。 本作もまたどれもがスリリングで楽しめるのだけれど、なんだか心理面重視。どこかしんみりとした哀切な印象が残る。表題作「瑠璃の契り」や「苦い狐」は特に、主要キャラの過去が絡む物語だけに、その傾向が強いな。とはいえ骨董に関する謎部分も変わらず健在。シリーズファンはじっくりと浸りきって読みたい一作。 ものすごーくお薦めだけれど、まずはシリーズ前作を全部読むべきでしょう。
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冬狐堂シリーズの短編集です。 このシリーズはしっかり読むのがきつかったので、ちょっと飛ばして読んじゃいました。
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私は旗師をやめない。狐は負けない。騙しあいと駆けひきの骨董業界を生きる“冬狐堂”こと宇佐見陶子を襲う眼病。付け入ろうとわけありの品を持ち込む同業者に立ち向かう。古美術ミステリー。
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私は旗師をやめない。 狐は負けない。 騙しあいと駆けひきの骨董業界を生きる〈冬狐堂〉こと宇佐見陶子を襲う眼病。 付け入ろうと、わけありの品を持ち込む同業者に立ち向かう。古美術ミステリー
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