カラっぽの僕に、君はうたう。 の商品レビュー
面白かった。「富士見…
面白かった。「富士見ヤングミステリー賞」の「佳作」作品。少女の切ない胸の内を品よく描いている。とてもよかった。
文庫OFF
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図書館から借りました SF。音楽もの。 死の六連符。18歳の誕生日を迎えるとともに、死んでしまう病に冒された春希。 希望もなく、好きな音楽にうち込むことも出来ないでいた彼は、師の唐突な事故死によって、一人の少女と出会うことになる。 人型のシンセサイザー。感情のこもらない、天使の美声を放つ電子楽器。伽音(かのん)。 その歌声に突き動かされて、コンクール用の作品を作り始める春希。 残忍な話がちりばめられているのだが・・・。 たかが音楽のために、人身売買して、子供を改造して、あげく屍に音源取り付けて唄わせようとする……までやるかな、企業が? と、思わなくもない。こんなもの、売り物として成立しないだろうから。 リスクに比べてリターンが少なすぎ。 あげくに、将来有望だった少年が、自我も記憶も聴覚もすべて奪われて、歌うための道具にされてしまうのが、痛い。 それでも、これは一気に読めた。 綺麗な物語。
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