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カラっぽの僕に、君はうたう。 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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面白かった。「富士見…

面白かった。「富士見ヤングミステリー賞」の「佳作」作品。少女の切ない胸の内を品よく描いている。とてもよかった。

文庫OFF

2011/05/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

図書館から借りました  SF。音楽もの。  死の六連符。18歳の誕生日を迎えるとともに、死んでしまう病に冒された春希。  希望もなく、好きな音楽にうち込むことも出来ないでいた彼は、師の唐突な事故死によって、一人の少女と出会うことになる。  人型のシンセサイザー。感情のこもらない、天使の美声を放つ電子楽器。伽音(かのん)。  その歌声に突き動かされて、コンクール用の作品を作り始める春希。  残忍な話がちりばめられているのだが・・・。  たかが音楽のために、人身売買して、子供を改造して、あげく屍に音源取り付けて唄わせようとする……までやるかな、企業が? と、思わなくもない。こんなもの、売り物として成立しないだろうから。  リスクに比べてリターンが少なすぎ。  あげくに、将来有望だった少年が、自我も記憶も聴覚もすべて奪われて、歌うための道具にされてしまうのが、痛い。  それでも、これは一気に読めた。  綺麗な物語。

Posted byブクログ