恋の火遊び/令嬢ジュリー の商品レビュー
相当冷えた人生観を抱いているのがストリンドベリ。 収録されている二作とも、人の生におけるその虚しさ、行き場のなさが充溢し、それゆえの諦観という冷酷な現実味を強烈なほど実感させられる。 個人的には好きなタイプの作家。 令嬢ジュリーはさすがにミソジニーや性に対しての歪んだ作者の視点が...
相当冷えた人生観を抱いているのがストリンドベリ。 収録されている二作とも、人の生におけるその虚しさ、行き場のなさが充溢し、それゆえの諦観という冷酷な現実味を強烈なほど実感させられる。 個人的には好きなタイプの作家。 令嬢ジュリーはさすがにミソジニーや性に対しての歪んだ作者の視点が、男として育てられたジュリーが陥る結末を通して切々と感じられる。 まさしく一九世紀の作品と言える。
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『令嬢ジュリー』の作品が、【令嬢と召使】という作品名で舞台をやるので、原作を読んでみた 舞台作品を翻訳したものだけど、またこれが新しくどう変わるのかが楽しみ。 2008.12.28。
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