ゆう/夕 の商品レビュー
「あさ/朝」の姉妹編で、左からみると絵本、右から読むと詩集。 私は夕映え時ってとても好きな時間です。オレンジ色の夕日も燃えるような真っ赤な夕日も瑠璃色の闇色も好き。 きれいな夕焼けをみると切なくて泣きたくなってほっとして、無性に帰りたくなる。今まで悩んでたことがすごくちっぽけで...
「あさ/朝」の姉妹編で、左からみると絵本、右から読むと詩集。 私は夕映え時ってとても好きな時間です。オレンジ色の夕日も燃えるような真っ赤な夕日も瑠璃色の闇色も好き。 きれいな夕焼けをみると切なくて泣きたくなってほっとして、無性に帰りたくなる。今まで悩んでたことがすごくちっぽけで、「大丈夫だよ」「今日もがんばったね」「明日もがんばれるよ」って言われたような気分になる。だから、大好き。 この本にもそういう要素が含まれている気がするし、写真と言葉がうまく調和されていて、癒されます。 「あさ/朝」は“はじまり”を感じることができて、清々しくて元気になれる。「ゆう/夕」は“なつかしさ”を感じることができて、終わりとはじまりを印象づけ、さびしさと美しさが癒してくれる。どちらも写真はきれいで、言葉は温かくてオススメです。
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谷川俊太郎と吉村和敏のコラボ本の「ゆう」。 詩的には、私は「あさ」のほうが好きかな。 何かが始まるって感じがするし。 ただ、吉村和敏の写真はすごく気に入った。 今度、彼の単独の写真集を見てみたい。
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表紙が両方で、右開きは詩、左開きでは絵本として読めます。幻想的で物悲しい写真と詩のコラボ。どこか懐かしく、しっとりとした雰囲気に浸ります。
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「あさ/朝」の続編にあたる本。 普段何気なく、もしかしたら気にも留めていない毎日の夕暮れを見逃していた 今日までが、とてももったいなく思えてしまうような本でした。 都会に生きていると、ふと夕焼けを見てみたくなっても、空は無機質なビル群や 無尽に張られた電線に細切れにされてしまっ...
「あさ/朝」の続編にあたる本。 普段何気なく、もしかしたら気にも留めていない毎日の夕暮れを見逃していた 今日までが、とてももったいなく思えてしまうような本でした。 都会に生きていると、ふと夕焼けを見てみたくなっても、空は無機質なビル群や 無尽に張られた電線に細切れにされてしまっているかもしれません。 それでも、ハリファックスの人々のように、夕焼けを「きれい」と感じて そのためだけに立ち止まり、真っ赤な落日が空を染めていくさまを、私も見つめていたい。 「誰があかりを消すのだろう 夕暮 あんなに静かにやさしい手で 空の全部にさわっていって(「夕暮」より)」
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ふたつ同時に借りたのだけど、朝の方が好きかもしれません。でも、読んで良し見て良しの本だなあと思いました。
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谷川俊太郎と吉村和敏による言葉と写真のコラボレーション、 あさ/朝 に続く第二弾が出ました。 「朝のリレー」をはじめとする谷川氏の詩と、プリンスエドワード島の美しい写真による、 「朝」をテーマにしたあさ/朝は、左から見ると絵本、右から読むと詩集という、 新しいタイプの本でしたが...
谷川俊太郎と吉村和敏による言葉と写真のコラボレーション、 あさ/朝 に続く第二弾が出ました。 「朝のリレー」をはじめとする谷川氏の詩と、プリンスエドワード島の美しい写真による、 「朝」をテーマにしたあさ/朝は、左から見ると絵本、右から読むと詩集という、 新しいタイプの本でしたが、今度のゆう/夕 というこの作品も同じタイプになっており、 「絵本」と「詩集」ではまた異なった構成の、二つの世界が楽しめます。 どちらにも、美しく見事な「ゆう/夕」の世界が広がっていて、それを見る者に、 様々な思いを抱かせ、感じさせることでしょう。 清々しく、新しい何かが始まりそうな予感を感じる朝も好きだけれど、 何か切ない、物悲しい、そして何だか懐かしいような気持ちになる夕暮れもまた、私は大好きです。
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「あさ」の姉妹本。一日の終わり、ものごとの終わりをほんのりと感じさせてくれるような、きれいな本です。
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『あさ/朝』とは逆に、こちらは写真が気に入りました。夕焼けの空は昔から大好きですので。とても綺麗な写真です。
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大切な人からの贈り物。 でもこの本の絵本も写真も詩も。 心に優しく響きます。夕闇を迎えるほんの一瞬の静けさ。
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