ゆう/夕 の商品レビュー
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本日3冊目は「夕」です。 あなたは「朝焼け」と「夕焼け」どちらが好きですか? 「朝焼け」はどことなく荘厳な雰囲気がありますよね、それに対し「夕焼け」は言葉を失う美しさ... そっか、私は「夕焼け」の方が好きなんだ。 夕焼けを「きれい」と感じた心は 大人になってからも必要なのかもしれません (あとがきより) 右から読むと詩集、左からみると絵本、あたらしい形のビジュアルブック♪ 本の概要 内容(「BOOK」データベースより) 夕焼けを「きれい」と感じた心は大人になってからも必要なのかもしれません。右からよむと詩集左からみると絵本 あたらしい形のビジュアルブック。
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「朝」の姉妹版。 左からは「よる」 光が弱くなり、影が長くなって、夕焼けの赤になり、夜の黒と明かりの黄色。最後の一行は「おやすみなさい きょう」 写真と詩が一体となった「よる」 吉村和敏 写真 2004.11.25初版 2004.12.20第4刷 図書館
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だいぶ前に読了。 以下、メモ。 夕焼けを「きれい」と感じた心は大人になってからも必要なのかもしれません。右からよむと詩集左からみると絵本 あたらしい形のビジュアルブック。
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大人になっても心の中にひっそり持っておく必要がある感情(夕日を見たときのあの感情)が、いろんな夕日と言葉と共にぎっしりと詰まっている宝箱のような一冊。写真と言葉がハーモニーを奏で世界を描いているようなそんな幸福な一冊。
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夕。昼と夜のあいだの不思議な時間。 あっというまに終わった日も、長く耐えた日も、ふっと心が湖面のようになって、静かに、自分の源に帰る時間。世界がいちばん美しくなる時間。あの人に会いたくなる時間。今夜のご飯は何だろな。
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『あさ』同様、こちらも谷川俊太郎さんの詩、吉村和敏さんの写真で彩られた極上の一冊です。あさが一日の始まりであり、底知れぬエネルギーをもらえる時なら、陽が落ちていくゆうがた は 「振り返りたくなる時間」ではないでしょうか。今日一日を、懐かしい昔を 自分自身を。そして 目に見えない何...
『あさ』同様、こちらも谷川俊太郎さんの詩、吉村和敏さんの写真で彩られた極上の一冊です。あさが一日の始まりであり、底知れぬエネルギーをもらえる時なら、陽が落ちていくゆうがた は 「振り返りたくなる時間」ではないでしょうか。今日一日を、懐かしい昔を 自分自身を。そして 目に見えない何かに感謝したくなる、そんなひとときを、ささやかな時間の中に感じられたらいいのかもしれません。谷川さんも、そっと語りかけています。 『 みえなくなる ちきゅうのかたち みえてくる うちゅうのかたち・・・・ありがとう そら だいすきだよ ゆうやけ おやすみなさい きょう 』
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基本的にはhttp://booklog.jp/users/huka/archives/1/4752002779と同じ感想。ただ、いま考えてみると、朝のほうはだいたいどんな詩が載っていたか思い出せるのに、夕のほうは思い出せない。当時知らなかった詩が多く載っていたのは夕だと思うけど…...
基本的にはhttp://booklog.jp/users/huka/archives/1/4752002779と同じ感想。ただ、いま考えてみると、朝のほうはだいたいどんな詩が載っていたか思い出せるのに、夕のほうは思い出せない。当時知らなかった詩が多く載っていたのは夕だと思うけど…。また読み直してみたい。(04.8)
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今朝の新聞で (おっ、この本は今すぐ読みたいぞ!)と、 いう記事を見つけたので、 早速書店に出掛けてきた。 だが、探せど探せど見当たらないので、 店員さんに尋ねて見ると、 「ありませんねぇ~。ちょっと調べてきますから、 こちらで少々お待ちください。」 と、 待たされたのが、 ...
今朝の新聞で (おっ、この本は今すぐ読みたいぞ!)と、 いう記事を見つけたので、 早速書店に出掛けてきた。 だが、探せど探せど見当たらないので、 店員さんに尋ねて見ると、 「ありませんねぇ~。ちょっと調べてきますから、 こちらで少々お待ちください。」 と、 待たされたのが、 詩歌の書棚の前だった。 そこに、以前から読みたかった、この本が! (店員さん、どうぞ私にお気遣い無く、ゆっくり検索してきてください。」 と、願っていると、 本当に願いが叶ったかの様に店員さんはなかなか来ず、ゆっくりとその場で、読了までに至ることができた。(^^♪ 私は、 夕陽をみると、物悲しくなりすぎて、 あたまの中が、泣きたい気持ちで いっぱいになってしまうのだが、 不思議と 吉村さんの撮られた夕陽はあたたかくて、 たとえひとりでも、 泣かずに眺めていられるような気がした。 そこに添えられていた谷川先生の詩も優しくて、 夕陽はちっとも おしまい、のイメージでは無くなっていた。 すっきりした気持で、本を書棚に戻すと、 やっと店員さんが帰ってきて 「売り切れてました。すみません…」 残念ではあったが、 一生懸命探してくれた気持ちが嬉しかった。
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淡い黄昏が降りてくる時間。 夕暮れどきの 豆腐屋のラッパの音色。 オレンジ色の西日に包まれる幸せ。 マーマレード色に染まる景色。 人も街並みもみんなしんとして 薄闇に溶けていく時間。 暮れていく空が消えていく時間。 静かで綺麗な時間。 夕焼けを見ていると、 かけ...
淡い黄昏が降りてくる時間。 夕暮れどきの 豆腐屋のラッパの音色。 オレンジ色の西日に包まれる幸せ。 マーマレード色に染まる景色。 人も街並みもみんなしんとして 薄闇に溶けていく時間。 暮れていく空が消えていく時間。 静かで綺麗な時間。 夕焼けを見ていると、 かけがえのないものが ふいに蘇ってきます。 どんなに忙しい人々も いっせいに何かがゆるむとき。 それは仕事からの解放かもしれないし、 家に帰る安堵感かもしれない。 みんな夕方になると 素の顔に戻って、 ちょっとだけ饒舌になって 愛想がよくなったりして。 夕方のそういう ホッとした顔を見るのが好きです。 ピカピカの笑顔。 夕焼け、夕暮れ、 夕空、夕闇。 赤トンボ。 泣きながら帰った 幼き日々。 泥んこになって ボールを追っかけたグランド。 一人で帰る心細さ。 放課後の帰り道。 彼女と初めて手を繋いだ道。 明日を待ちわびた頃。 それは懐かしくて 切なくて、 心のどこかに必ずある記憶。 だからこそ人は、 夕暮れや夕焼けに 心奪われるのかな。 この本はそんな夕方の儚い時間をテーマにした 写真と言葉のコラボレーション・ブックで、 右から見ると詩集、 左から見ると写真集になっています。 夕焼けを素直に美しいと思える、 明日が待ち遠しいと思える、 強い心を育てていきたい。
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「朝/あさ」に続いて「夕/ゆう」の本。同じく素敵な詩を綴る谷川俊太郎さんと、吉村和敏さんの美しい写真の宝箱のような本です。 「う~ん、やっぱり夕焼け空って、大好き。」の思いと、切なくて凄く寂しい気持ちが入り混じる日没。 寂しいのは子供の頃、遊んでいた友人とさよならしなければな...
「朝/あさ」に続いて「夕/ゆう」の本。同じく素敵な詩を綴る谷川俊太郎さんと、吉村和敏さんの美しい写真の宝箱のような本です。 「う~ん、やっぱり夕焼け空って、大好き。」の思いと、切なくて凄く寂しい気持ちが入り混じる日没。 寂しいのは子供の頃、遊んでいた友人とさよならしなければならなかったから。一日が終わってしまう気持ちがするから。 でも、夕焼けが大好きなのは街が優しい金色と桜色に染まるから。温かい光に包まれて全ての景色が女神様からの贈り物に見えます。 少し経つと、遠くの地平線から丸くて熱い太陽が最後のご挨拶をして、青紫の大気に包まれる。そんな時、ひんやり厳かな気持ちで見つけた一番星は本当に特別ですね。
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