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幸福な食卓 の商品レビュー

4

588件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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  5. 1つ

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2009/10/04

初めは淡々と読み進めていたのに、最後の方でドカーン!と来ました。「そそそそうくる?!」という感じ。うーん、久々の号泣でした。せつない。。

Posted byブクログ

2009/10/04

「父さんは今日で父さんをやめようと思う」。・・・父さんの衝撃的な一言で始まる本作品は、いま最注目の新鋭作家・瀬尾まいこ氏による4作目となる長編小説であるとともに、主人公・佐和子の中学~高校時代にかけての4編の連作による構成となっています。 佐和子の“少しヘン”な家族(父さんをやめ...

「父さんは今日で父さんをやめようと思う」。・・・父さんの衝撃的な一言で始まる本作品は、いま最注目の新鋭作家・瀬尾まいこ氏による4作目となる長編小説であるとともに、主人公・佐和子の中学~高校時代にかけての4編の連作による構成となっています。 佐和子の“少しヘン”な家族(父さんをやめた父さん、家出中なのに料理を持ち寄りにくる母さん、元天才児の兄・直ちゃん)、そして佐和子のボーイフレンド、兄のガールフレンドを中心に、あたたかくて懐かしくてちょっと笑える、それなのに泣けてくる、“優しすぎる”ストーリーが繰り広げられていきます。 【感想】 http://plaza.rakuten.co.jp/tarotadasuke/diary/200506070000/

Posted byブクログ

2009/10/04

小林ヨシコに泣かされた。 ちょっとだけピントのずれている家族が無事再生する感動小説、というわけではなく、最後まで少し妙ちきりんで、けれど高く長い階段をえっちらおっちらのぼっていく主人公のたくましさに打たれた。 読了/05.06.25

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2009/10/04

静かな日常の中で少しずつ何かが変わっていく感じがとてもよく伝わってくる一冊です。最後には泣かされてしまいました。

Posted byブクログ

2009/10/04

第26回吉川英治新人文学賞受賞の今一番オススメの作家さん。読後号泣とかはしないけど、心がじんわりと暖かくなるような作品です。

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2009/10/04

終盤、泣いた。なんだろー、あたしが今、感じやすいだけなのかなぁ。瀬尾さんの文章が暖かいのもあってすごい泣けた。死、ってリアルじゃないのにすごくリアルに感じられて。 瀬尾まいこさんの本はやっぱり好き。読んで良かったー。むしろ手元に欲しいな。するっと読めるのにすごく来るものがある...

終盤、泣いた。なんだろー、あたしが今、感じやすいだけなのかなぁ。瀬尾さんの文章が暖かいのもあってすごい泣けた。死、ってリアルじゃないのにすごくリアルに感じられて。 瀬尾まいこさんの本はやっぱり好き。読んで良かったー。むしろ手元に欲しいな。するっと読めるのにすごく来るものがあるよ。はう。 それにしてもあたしは単純に直ちゃんみたいなお兄ちゃんが欲しいと思いました(笑)こういうのほほんとした自由奔放系の人はすごく好きだな。

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2009/10/04

佐和子を中心に家族の話が展開していきます。 ちなみに上のあらすじ見ると本に載ってたような印象を受けるかもですが、この本の雰囲気から上記のような書き方をしてみました。 兄の直ちゃんがまたいい味出してて好印象。 一見恋をしなそうでもちゃんと恋をする。 もちろん佐和子だって恋をする。 ...

佐和子を中心に家族の話が展開していきます。 ちなみに上のあらすじ見ると本に載ってたような印象を受けるかもですが、この本の雰囲気から上記のような書き方をしてみました。 兄の直ちゃんがまたいい味出してて好印象。 一見恋をしなそうでもちゃんと恋をする。 もちろん佐和子だって恋をする。 家を出て行った後でも母さんが働く和菓子屋に父さんは行く。 そんな家族の成長が食卓を通して見る事ができます。 佐和子が学級委員になってしまい、行事にクラスの生徒達がついてきてくれずのけものにされ困っている時の大浦君のアドバイスがいいなあ。 著者が中学教師だからなのか、佐和子の学校での気持ちとかリアルだなあと思いました。 2005.02.24読了

Posted byブクログ

2011/07/03

家族の絆だとか、人と人との繋がりというものを改めて考えさせられる優しくて穏やかな作品。どの家庭にもある不安定で歪んだ側面が描かれているんだけど、それが重くならない。最後の一篇は涙を誘う展開になっているけれど、そこに絶望だとか諦めだとか、慰めみたいなものは消し去られていて、ただ温か...

家族の絆だとか、人と人との繋がりというものを改めて考えさせられる優しくて穏やかな作品。どの家庭にもある不安定で歪んだ側面が描かれているんだけど、それが重くならない。最後の一篇は涙を誘う展開になっているけれど、そこに絶望だとか諦めだとか、慰めみたいなものは消し去られていて、ただ温かなものが心地よく流れていて。逆にページを捲っていくたびに柔らかな優しさが溢れてくる。読み終えた頃には自分の乾ききった部分が潤っていった。

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2009/10/04

瀬尾さんが描かれる「家族」というものには本当にいろんな形があっていつも考えさせられます。お父さんがお父さんを辞めるなんて思いもよらないですよね…ラストの試練は…辛すぎます…

Posted byブクログ

2009/10/07

読んでいて私が遠くに置いて来てしまったものを取り戻してくれるようでした。客観的に見ているから、描かれた家族のことがじんわりと伝わってきます。本当はそういうことなんだ、と教えてくれるものもいくつかありました。

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