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「猫ふんじゃった」はフランスでは「カツレツ」と呼ばれている の商品レビュー

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2013/02/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

 本のタイトルを読んで思わず「ホンマでっか」とつぶやいてしまった。日本では、「猫ふんじゃった」が題名だが、国が違えばタイトルが変わる。たとえば、著書で言及されている「ノミのワルツ」。これは、ドイツやベルギーではこのタイトルで親しまれている。  音楽に関する驚きの事実を次から次へと紹介して一気に読みたくなるそんな本が今回の本だ。  エレベータ―で流れることの多いBGM。今では、共同通信のニュースを流したり、アメリカの経済ニュースBloombergを流しているところもある。音楽を流し始めた理由は、不安を紛らわせるためだったとあり、納得した。載っている間の暇つぶしにもなってちょうどいいかな。  読んでいて面白いと思ったエピソードがいくつかある。最初は、クイーンで有名はあのフレディ・マーキュリーが和紙好きという話だ。日本が大好きでしかも和紙に興味があり、来日した時には日本橋の老舗和紙店に来ていたというから相当なものだ。あのウクレレの意味はなんだろうと思ったらなんとハワイ語で「ノミ」を意味するとありびっくりした。「アーあ、やんなっちゃうな、驚いた」で有名なあの人が聞いたらどう思うのかな。京都の有名はお菓子の一つに「八ッ橋」がある。その菓子の形は、箏(そう)という琴に似ている日本の伝統楽器をかたどったもの。  音楽を巡る話題というのもいろいろあって面白いなあ。まだまだ紹介していないが興味深いエピソードが満載。 ねこふんじゃった資料室のサイトについて http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2623/html/prof.html 偶然ネットで検索していたら出てきました。いろいろなことを発信している人がいるなあと改めて思いました。 八ッ橋に関するサイト http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E3%83%84%E6%A9%8B

Posted byブクログ