シェイプ・ゲーム の商品レビュー
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家族で美術館へ。はじめはつまらなかったもののお母さんがある絵からいろいろ推理してみせたことをきっかに楽しくなってきます。 こんなふうな楽しみかたもいいなっておもいました。
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自分のことに置き換えて、絵を見つめる目を養う。 最初は、「家族が美術館に行くのね」と読み進めていたのですが、その彼らの鑑賞法に「おっ!」と前のめりになりました。ユーモアのある発想と絵が合体すると、こんな素敵な描写ができるんだなぁとワクワクしました。 1枚の絵画に対面して、ただ単に描かれている世界を「光景」として処理するのではなく、登場するアイテム1つ1つを分析しているところが興味深かったです。 オーガスタス・エッグの「過去と現在、その1」には、比喩と暗喩が飛び交っていたのだなぁ。今後、絵を鑑賞する時は、「これにはどういう意味があるのかな? 意味はなくても、なんでこれが描かれたか想像するのは楽しそう」と思えました。 そして、最後に出てくるのは、タイトルにもなっている「シェイプ・ゲーム」でした。これは、最初の1人が好きな形を描き、別の人がその形に何かを描き込むことで完成! というものです。 打ち合わせも何もしていない、突発的に描かれた1人目の線。そこへ、感覚的に描き足していく別の人。この絵本は、自由な発想で芸術に寄り添ってくれている……そんな気がしました。
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アンソニーブラウン展を観に行って、同じように美術館へ来た家族のこの絵本原画があった。 しかも「どうぶつえん」のあの家族。相変わらずパパのオヤジギャグにうんざりな空気だったのに、それもなんだか楽しくなっちゃう家族流の美術鑑賞がいい。本物の名画とパパが絡んだパロディとかが並んでて、絵...
アンソニーブラウン展を観に行って、同じように美術館へ来た家族のこの絵本原画があった。 しかも「どうぶつえん」のあの家族。相変わらずパパのオヤジギャグにうんざりな空気だったのに、それもなんだか楽しくなっちゃう家族流の美術鑑賞がいい。本物の名画とパパが絡んだパロディとかが並んでて、絵を楽しむってこういう事なのかもって思っちゃった。 一つの絵に30秒、それ以上の時間かけてキャプション読む…ってアンソニーブラウンの言葉を読んだ時、まさにその状態だったことに気付かされちゃった。
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誰かが描いた形に次のひとが書き足していくゲーム>シェイプ・ゲーム 退屈な美術館も、見方を変えればこんなに面白い! っていう話 描かれてる絵となじみがあれば、 楽しもうという気持ちがあれば 楽しいかな~どうかなー
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