小説 渋沢栄一(上) の商品レビュー
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平穏無事になれた幕使は、弱い立場にあるものには、方にかかって威嚇する。残酷と思えるほどの処分も平気で行うが、相手が武力を備え、反抗するかもしれないと予想される時は、武士の面白も忘れ、怯えて尻込みをするばかりである 日本では士農工商の階級制度が牢固として根を張っている。役人はどのような愚昧で知識のないものでも威張っていて、自分の無能に気づかない
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年代を追うのではなく、事柄を追うので、読み易く、頭に落ちる。流石。流転の人生。流れるに任せるうちに時流に乗った。面白き人生。
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血洗島、武蔵国榛沢群、現在の埼玉県深谷市の資産家の農家に生まれた渋沢栄一。生家は藍の事業に力を注いでおり、事業、商売の才は持っていたようである。 維新について色々とみてきたが、日本が近代化を進めていく中での、真の英雄とは、渋沢栄一のことであろう。 攘夷運動から、一橋家への士官、フ...
血洗島、武蔵国榛沢群、現在の埼玉県深谷市の資産家の農家に生まれた渋沢栄一。生家は藍の事業に力を注いでおり、事業、商売の才は持っていたようである。 維新について色々とみてきたが、日本が近代化を進めていく中での、真の英雄とは、渋沢栄一のことであろう。 攘夷運動から、一橋家への士官、フランス留学など、波乱万丈であり、渋沢の人生に引き込まれてしまいます。
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特に最初の場面で、人名(松浦と松井)、語句(藩主と藩庄)、事象の年月日等の相違が多々見受けられ、確認するのに時間を取られ、スムーズに読み進められなかった。 「鳶口髷」とはどういう髷であるのか、どうしてもわからない。
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こんな生き方もあるのか〜と、面白く読めました。なにが向いているかというより、今を一生懸命生きるという態度が様々な功績に繋がっているのかな。 渋沢さんの賢さ、努力は言うまでもなく素晴らしいけど、なにより度胸や思い切りが良いなぁと見習いたい
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